2021年8月23日 20:10
【結婚意識調査】年収より性格の良さ重視? 20~30代女性が相手に求めるもの
そして“どんな婚活をしたか?”の1位はマッチングアプリ。かつて出会いの主軸だった合コンが3位なのは、さらにコロナが追い打ちをかけたか。
識者に聞く、今の“結婚”
今の“結婚”事情について、経済誌『週刊東洋経済』編集者・長瀧菜摘さんに伺いました。
結婚市場自体は縮小。マッチングアプリは活況。
昨年から今年にかけて、コロナによって変化が起きた経済市場をいろいろ取材する中で、結婚市場といえば、会食や旅行などコロナの影響を受けた業種と同様に打撃があったのでは?と気が付き、現状を知ろうと、調査や取材を始めました。前提として結婚市場規模は、人口が減り結婚する人数が減っている中で、年間1~2%程度減少し、緩やかに縮小している状況でした。生き方が多様化する中で、結婚はするけれど式は挙げない、さらには結婚そのものを選択しない人も徐々に増加。
そこにコロナ。取材させていただいた専門誌の方は、「東日本大震災やリーマンショックでも、ハレのイベントである結婚式はここまで影響はなかった」とおっしゃっていて、でも’19年から’20年では、結婚にまつわる経済は1兆円くらい蒸発している。それが結婚市場のコロナ禍での現状です。