独身だと聞いていた恋人が、実は既婚者であることを妊娠中に知ったフミカさん(仮名・当時34歳)。お腹の子どもがどんどん育っていくなかで焦ったフミカさんは、恋人であるユウイチさん(仮名・当時39歳)を妻と別れさせるために躍起になっていたそう。しかし、最終的にはとんでもないドロ沼な展開を迎えることに…。今回は、そのときの話を教えてもらいました。
シングルマザーとして生きる決意
「海外で暮らしていたユウイチの妻と子どもが帰国することにより、彼は住んでいたアパートを引き払い、家族で暮らすためのマンションを借りたんです。その頃に私は妊娠5か月。赤ちゃんを諦めようとは思わず、とにかく“産む”と決めていました。
また、子どもが生まれる前にユウイチが離婚してくれることを望んでいましたが、状況的にもう間に合わないだろうという諦めもあったので、とにかく産んだ子どもの認知だけはお願いしたいというスタンスに切り替え、ユウイチと連絡を取り続けていましたね」
この頃になると、ユウイチさんに対しては、恋人というよりも“生まれてくる子どものために父親として最低限の責任をとってもらう存在”という思いしか抱けなかったというフミカさん。