2021年10月21日 20:30
少しだけ意識して…意中の男性に「本命彼女になってほしい」と思わせる意外な方法
サラサラの黒髪に切れ長で意志の強そうな目。「かっこいいい」と見とれながら歩いていると。
「きゃあっ」
目の前の植え込みに突っ込んでしまった。
「痛い」
膝に擦り傷。足首ズキズキ。思わず涙目。
「大丈夫ですか?」
駆け寄ってきたのは、まさかの推しに似たあの男性。
「うわあ、捻挫してるっぽいですね。
家、近くですか?送りましょうか」
緑のゼッケンを脱いで、肩につかまるように腕を差し出してくる。えっ、こんなこと、ある??徹夜明けで汗臭くないか心配になりつつも手を伸ばす。筋肉のついたあたたかい肩にキュン。
彼の名は尚彦。動物好きで獣医を目指していて、大好きな動物を守るためNPOでの清掃活動にも参加しているそうだ。真面目な一面に、さらにキュン。アパートに着くと、「簡単なテーピングならできるから」と、手当てまでしてくれた。
椅子に座る咲子の足元にひざまずき、サポータを巻く尚彦。
ちょっとエッチだな…。
さっそくLINE交換してもらう。そして、何度か会う関係に。環境問題をやさしい言葉で教えてくれる。6回目のデートで、お泊りに持ち込む。ペットのかわいい動画を観ていると、尚彦の手が伸びて太ももに。