「人妻だから愛していたのに」と言われ… 不倫相手のために離婚した「30代女性の末路」【後編】
絢子さん(仮名)は、安易な気持ちで「割り切った関係」の不倫を始めたそう。いつしか不倫相手の高橋さん(仮名)に本気になってしまい、夫に不倫を知られる前に離婚を切り出しました。無事に離婚が成立し、絢子さんの計画通りに物事が進んでいると安堵していたのもつかの間、予想もしなかった出来事に見舞われます。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、独身として不倫相手と付き合うために夫と離婚した30代妻の末路をご紹介します。
離婚成立を不倫相手に伝えると予想外の展開に
絢子さんの不倫相手である高橋さん(仮名)は、もともと結婚願望がなく、人妻との交際歴が豊富な男性。そのため絢子さんは高橋さんに精神的負担をかけたくないという思いから、離婚が成立するまでは夫と離婚協議を進めていることを伏せていました。離婚が成立し、はじめて高橋さんに状況を伝えたところ、思いもしなかった展開に見舞われたと言います。
「私が離婚を報告した途端に、高橋さんの顔がサッと曇ったんです。
私はその表情を見て、とても違和感を覚えました。
そして、高橋さんはしばらく黙ったあとに『そうか…。じゃあ俺たちもこれで終わりだね』と悲しそうな顔で私に告げてきたのです…」