不倫で夢を失いました… 20代アパレル店員が絶望した「職場不倫の末路」【後編】
アパレルショップで働く20代の夏美さん(仮名)は、いずれ本社で広報の仕事を手掛けることを目標に、仕事を頑張っていたそう。そんななか、仕事の相談に乗ってくれた既婚者の店長と不倫関係に堕ちてしまいます。仕事も恋愛も、万事が順調に見えていましたが、あるとき本社から呼び出されて…。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫によって人生を大きく踏み外した20代女性のエピソードをお届けします。
本社での面談で予想もしなかった展開に…
夏美さんが本社からの呼び出しに応じて人事と面談をすると、良い評価を受け、昇進もチラつかされたそうです。内心喜びながら部屋を出ようとすると、担当者から「帰る前に寄ってほしいところがある」と言われます。
人事担当者いわく、広報の山口さん(仮名)が夏美さんに用があるとのこと。夏美さんは山口さんとの面識はなかったものの「昇進後は広報に引き抜かれるのかもしれない!」と期待に胸を膨らませながら、山口さんのもとへ向かいました。
「私の期待は大きく外れ、広報の山口さんに会ってすぐに、店長との不倫を指摘されました。なんと山口さんは店長の妻だったんです…。仕事は旧姓のまま続けているとのことで、“山口”という姓を聞いてもまさか店長の妻だとは思っていなかった私は、顔から血の気がひきました。