「何で長生きなんてするの!?」親の介護疲れで暴言を吐く娘に母は?
身内を介護することって心身ともにものすごい負担がかかります......。大好きだったお母
さんなのに、憎しみの感情を抱いてしまうこともあるようで?
今回は、親の介護疲れで暴言を吐いてしまった女性のエピソードをご紹介します。
お母さん、ごめんね…
「仕事をしながら母の介護をしていた頃。福祉のサービスを使いながらなんとかやっていたけれど、認知症の症状が出てきた母の世話をするのは本当に大変で……。長年勤めていた会社も辞めないといけないかもしれないと、思いつめていました……。
ある日、限界がきて母に『何で長生きなんてするの!?』『本当に迷惑!』『お母さんのせいで私の人生めちゃくちゃ!』と怒鳴ってしまいました……。認知症の症状で、私のこともわからなくなってきていた母だったけれど、そのときは正気に戻っていて。悲しそうな顔で『ごめんね』と私に謝ってきました……。それから数日後、母は亡くなりました。
介護していた頃は母のことが憎くて仕方なかったけれど、葬儀が終わってから、昔の元気だった頃の母の姿ばかり思い出してしまいます。
風邪を引いた私を看病してくれたこと。反抗期のときも毎日お弁当を作ってくれたこと。