「自分にふさわしい恋愛」をするために必要な一歩とは?心理学的に解説
月9ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)がスタートしましたね。
主人公の倉下月海はクラゲオタク。「オシャレ人間は天敵」「人生に男を必要としない」といったモットーを掲げる女性たち、通称「尼~ず」と共に昭和レトロなアパート天水館に住んでいます。
ある日、ひょんなことから絶世の美女と知り合う月海。しかしこの美女は、実は鯉淵蔵之介という女装好きの男性だったのです。彼はお洒落に無縁だった月海を美しく変身させ…。
■尼~ずが人と距離を置いてしまう理由は?
尼~ずたちは、各々自分の好きな世界を持っていて、そこにどっぷり浸って生活していました。
このような姿は一見、一人で生きているように見えますが、実は同じ方向性を持った同士の集まり。
尼~ず自体が、立派なコミュニティを形成しているといえます。
基本、誰もが何らかのコミュニティに属しており、苦手なコミュニティと距離を置いているにすぎません。
では、コミュニティごとに居心地がいい、あるいは苦手といった心情が生まれるのはなぜでしょうか?
もちろん、人間同士の付き合いですから相性の要素は大きいのです。
でもそれだけではなく、そのコミュニティ内における「自己価値」