マジレスすると“魔性の女”と言えど不倫はやめたほうがいい…【カレー沢薫 アクマの辞典 第7回】
OL兼漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!
第7回アクマの辞典マ行
【マ】
▶「魔性」(ましょう)
容姿に優れない女が「個性」と同じぐらい欲しがるもの
今回のテーマはマ行から「魔性の女」だ。
人間的に良くない意味なのはわかる、しかし女として生まれたからには一度は言われてみたい、男だったら「エクスカリバー」に匹敵する「一度は授けられてみたい称号」であることは否定できない。
では魔性の女と呼ばれるにはどういう要素が必要なのか。
まず、容姿である。妖艶な美女にこしたことはないかもしれないが「特別容姿が優れているわけではないが、不思議な魅力に抗うことが出来ない」みたいな、群馬県人がデフォルトで持っている力を持っている女、というのも中二心的に魅かれる。
つまり魔性の女たるもの、男にはモテなくてはいけない。
まずこの時点でハードルが高い気がするが、尺が足りないので、3分クッキング方式で「もうモテている」