やんちゃ男子が落語と“運命の出会い”!~「真っ直ぐな男」落語家・瀧川鯉斗【木曜インタビュー ただし、イケメンに限る】vol.2
だと思ったんですよ。
「鯉鯉」のほうがいいかなと思って指さして「師匠、こっちでお願いします」って言ったら、それが「鯉茂」のほうでした。
師匠はずっと「鯉茂」って名前を付けたかったらしくて、「お前、鯉茂か~」って笑顔になったんですけど、僕は「こいもですか?どういうことですか?」って言って「すみません。こっちでお願いします」と「鯉斗」にしてもらいました。
師匠が「まだ間に合う」って言うんで「鯉斗(こいと)」になったわけですが、あと少しで「鯉茂(こいも)」になるところでした。危なかった!
Q.7 尊敬している落語家さんはどなたですか?
◎鯉昇師匠は落語界の親父
尊敬してるのは、やっぱりうちの鯉昇師匠ですね。それから三遊亭小遊三師匠。
うちの師匠の場合は、もう尊敬とか通り越して“お父さん”って感じです。
“落語界の親父”みたいな。師匠がいなかったら今の僕も存在しないわけで…。ずっと見守ってくれる人ってイメージ。本当に困ったら助言をくれる頼もしい親父です。
前座の頃はほとんど毎日家に行ってて、今は会うのは月に1~2回ですかね。稽古が終わった後は、師匠がご飯を作ってくれて、それを一緒に食べながら、あーでもない、こーでもないって話をします。