女が元カレに走る理由3つ!新しい男がクソすぎて、あとは…【カレー沢薫 アクマの辞典 第8回】
OL兼漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!
■第8回アクマの辞典ヤ行
【ヤ】
▶「やけぼっくい」
木の燃えカス、お前らのモトサヤ恋愛はそんなに美しいものではないと教えてくれる
今回のテーマはヤ行から「やけぼっくい」だ。
今まで「松ぼっくり」のようなものをイメージしていたが正しくは「木杭」と書き、文字通り木の杭や切り株などを指す。だからと言って、延々と木の燃えカスについて話せ、という意味ではないはずだ。むしろそれで1000文字書ける奴の方が怖い。
おそらく「やけぼっくいに火がついた」の方について書け、ということだろう。逆にこの慣用句以外でやけぼっくいという言葉を聞いたことがない。
「やけぼっくいに火がついた」とは「過去に関係があった者同士は、一度縁が切れても元の関係に戻りやすい」というたとえだ、特に男女に使われることが多く、簡単に言えば、よりを戻す、モトサヤだ。
だが、元に戻りやすい、と言うが「男の恋愛はフォルダ別保存で女は上書き保存」