恋愛情報『女が元カレに走る理由3つ!新しい男がクソすぎて、あとは…【カレー沢薫 アクマの辞典 第8回】』

女が元カレに走る理由3つ!新しい男がクソすぎて、あとは…【カレー沢薫 アクマの辞典 第8回】

2018年3月6日 11:45
 

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女が元カレに走る理由3つ!新しい男がクソすぎて、あとは…【カレー沢薫 アクマの辞典 第8回】

OL兼漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!

■第8回アクマの辞典ヤ行

女が元カレに走る理由3つ!新しい男がクソすぎて、あとは…【カレー沢薫 アクマの辞典 第8回】


【ヤ】
▶「やけぼっくい」
木の燃えカス、お前らのモトサヤ恋愛はそんなに美しいものではないと教えてくれる

今回のテーマはヤ行から「やけぼっくい」だ。

今まで「松ぼっくり」のようなものをイメージしていたが正しくは「木杭」と書き、文字通り木の杭や切り株などを指す。だからと言って、延々と木の燃えカスについて話せ、という意味ではないはずだ。むしろそれで1000文字書ける奴の方が怖い。

おそらく「やけぼっくいに火がついた」の方について書け、ということだろう。逆にこの慣用句以外でやけぼっくいという言葉を聞いたことがない。

「やけぼっくいに火がついた」とは「過去に関係があった者同士は、一度縁が切れても元の関係に戻りやすい」というたとえだ、特に男女に使われることが多く、簡単に言えば、よりを戻す、モトサヤだ。

だが、元に戻りやすい、と言うが「男の恋愛はフォルダ別保存で女は上書き保存」と言われるように、男は昔の女をいつまでも覚えているが、女は次の男ができたら前の男のことはさっさと忘れる、とも言われている。

つまり、女は一度好きでなくなった男を、もう一度好きになることはあんまりない、ということだ。しかし、現にモトサヤカップルは存在する、では一体どういう時に「やけぼっくいに火がつく」のか。

一番美しいのは「別れて初めてお互いの大切さに気づいた」だろうが、それはTim Tamぐらいソースイートだ、確かに口ではそう言うかもしれないが、実際はもっと打算があるはずである。

まず、別れた相手がアップグレードしていた場合だ。わかりやすく言うと「別れたヒモバンドマンがミュージックステーションに出てた」時である。同じデータをもう一回保存する気にはなれなくても、新しいデータになっているなら話は別ということだ。

しかしこの段階で「あなたの大切さに気づいた」などと言っても、相手も馬鹿ではない、型落ち機に再インストールされてくれることは希で、すでに別のハイスペック機のものになっている場合がほとんどだ。次は「上書きしたデータの方がクソだった」
バージョンアップが全て「改善」とは限らない、「改悪」の場合もままある。あとでじっくり鑑賞しようと「ファボ」しておいた破廉恥画像が、何故かフォロー先のタイムラインに表示されてしまう機能等、ツイッターがよくやるやつである。
そんな時、誰しも思うだろう「前の方が良かった」と。

つまり「別れて大切さに気づいた」のではなく「新しい男がクソすぎて前の男のマシさがわかった」パターンである。

最後に「衰え」だ。
年を取ってから、新しいゲームより、昔のゲームのリバイバルの方に魅力を感じることが多くなった。懐かしさもあるが、そういうゲームの一番の利点は「もう大体知っている」ことだ。

つまり、もう新しい相手と一から関係を築いていく元気も時間的猶予もなく、それよりは性感帯の位置まで把握している相手ともう1回付き合うほうが手っ取り早いし楽、という時だ。

以上のことから、例えに「木の燃えカス」が使われているのはこれ以上なく正しい、昔の人は偉大である。

【ヤ】
▶「やけぼっくい」
木の燃えカス、お前らのモトサヤ恋愛はそんなに美しいものではないと教えてくれる

【ヰ】
▶「ヰキペヂア」
何かと思ったらウィキペディアのこと、私のコラムはこれの知識のみで書かれている

【ユ】
▶「ゆるふわ」
頭、もしくは股につけられる形容詞

【ヱ】
▶「ヱヴァ」
かつて彼らと同年代が今35歳

【ヨ】
▶「欲求不満」
金で解決するのが一番安全

プロフィール
カレー沢薫
OLであり漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。

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