2015年8月2日 11:10
「恋は盲目」のメカニズムを脳科学で解明!恋愛依存克服のコツも【恋占ニュース】
カレが好きすぎて、他のことが何も手につかない…そんなときってありませんか?
付き合いたての頃ならばそれも楽しいけど、交際が始まってから結構経つのに…、もしくはずっと片思いしていて、付き合える見込みは限りなくゼロに近いのに…四六時中、頭の中がカレで埋め尽くされているのはつらいですよね。
人はなぜ「恋は盲目」状態になってしまうのか。モバイルサイト『男子脳×女子脳』が人気の脳科学者・塩田久嗣先生から伺ったメカニズムをご紹介します。
≪カレしか見えないのは脳内麻薬のせい≫◆「快楽ホルモン」ドーパミン
好きな人のことばかり考えてしまうのは、ドーパミンの影響なのだそう。ドーパミンは「快楽ホルモン」と呼ばれ、恋愛中のドキドキや、多幸感を生み出す物質です。
「好き」な気持ちは快感につながるので、脳は快感に浸り続けたいためにドーパミンの分泌をやめず、その結果、人は恋から抜け出せなくなってしまうと言います。
◆「脳内麻薬」βエンドルフィン
また、麻薬様物質(麻薬のように多幸感をもたらす物質)である神経伝達物質βエンドルフィンも分泌されます。
「脳内麻薬」とも呼ばれ、不安やストレスを軽減させるβエンドルフィンは、いわゆる「ランナーズ・ハイ」