尽くす派&尽くされる派の恋は成立しない?対等な関係を築く「無条件の愛」とは!?
が、そんな人は一握りでしかなく、大概は「特権的な扱いを受けて当然だ」と勘違いしているタイプばかりでしょう。
なぜこんな勘違いをするかというと、やはり幼少期の親子関係や成長過程において過剰に甘やかされてきたり、自分のわがままを一貫して押し通してきたり、といった経験によって自己評価が異常に高くなってしまっているからなんですね。
大概は社会に出て「自分の力などたいしたことない」という現実に直面し、謙虚になるものなんです。
しかし中には、そういった謙虚さを恋愛にも適用することができず、恋人に過度な「甘やかし」を要求してしまう人もいます。
そういった「精神的な幼さ」が背後にあって、対等な関係を築けないのです。
■「無条件の愛」とは
どちらのケースにも共通していえるのは、「対等な関係を築けていない」という点です。
なんでもしてあげたい女性となんでもしてほしい男性は、一見すると割れ鍋に綴じ蓋で、需要と供給のバランスがとれているように見えます。でも実際には、お互いの意思疎通ができず、自己愛の押し付け合いばかりになってしまいがち。
結果、不満や憤り、空虚感、面白みのなさなどが蓄積しやすい関係になります。