彼のプライドがズタボロになるNG行動!?「同調」と「同情」の違いに注意
という信頼感を持って相手と向き合っているのが「同調」です。
一方「同情」はというと、実はする側とされる側は対等ではありません。それどころか、「支配」と「依存」が生まれやすい関係といえるのです。
自分よりも不遇な環境にいる相手に対して、「かわいそう」と感情移入するのが「同情」ですから、「哀れみ」を向けていることになります。
そうすると、同情された側は「自分は不幸な人間なのだ」という想いが強くなり、自尊心が低くなってしまうんですね。
反対に同情する側は、悲しい状況にいる相手を見て、自分のほうが恵まれているという安心感を得られます。
同情する側はこういった自己満足により、優位な立場で相手に「同情」し、それを受ける側は自立心が低くなっていきます。これが行きすぎると、「支配」と「依存」の関係へとつながっていくのです。
■男女ですれ違いが生まれる理由
一般的に女性は、傾聴し共感することで「私はあなたを心から受け入れていますよ」という肯定的受容を示そうとする傾向があります。その一環で「悲しみの共有」を行うため、「同調」と「同情」の境目がわかりにくいんですね。
一方、男性は日頃から「共感的理解」