多忙な精神科医はどんな恋をするの?心の専門家が綴る「恋愛エッセイ」3冊
特におすすめなのは「ほどほどの恋」という章。「恋愛はほどほどのほうがよい、そう思うほうが恋愛自体もうまくいくし、幸せになれる」といったことが書かれています。
「ほどほどの恋」で幸せになった知人のエピソードもあり、身につまされる女性は多そうなので、ぜひ一読を。
■男性にも更年期がある!?
香山さんの著作から、もう一冊ご紹介しましょう。『女は男のどこを見抜くべきか』(集英社)。これは男性について分析したエッセイです。
内容は「男のプライドと嫉妬の本質」「まじめな人、謙虚な人はトクかソンか?」「『男は女に立てられるもの』はどこからきているのか」など、知っておきたいことばかり。
特に興味深かったのは「いつまでも『性的機能』にこだわる男たち」です。
男性にも更年期がある、など医師ならではの情報も書かれていたり。彼の気持ちがわからない!と嘆く人にオススメしたいですね。
■嫉妬して苦しいならこちらの一冊を
もうひとり、女性の精神科医・水島広子さんのエッセイも魅力的です。『女子の人間関係』は、人間関係の難しさに悩む人に推奨したい一冊。
その水島さんの著書の中でも、恋愛をするうえで参考になりそうなのが『「ドロドロした嫉妬」