2018年11月24日 16:55
パートナーの浮気が発覚…男女の嫉妬の違いとは?嫉妬の心理学をお届け
例えば嫌いな人と対面した、あるいは職場などでパワハラやモラハラを受けたときには、緊張感や恐怖感を起こす「アドレナリン」が大量に分泌されるのです。
他にも、不快な相手や状況に対して打って出ていくようなとき、戦闘的心理状態へと移行させる「ノルアドレナリン」が分泌されます。
心理学者David M. Buss(デイビッド・M・バス)が行った実験によると、男性の多くが「(パートナーが)浮気したかもしれない」という話を耳にしただけでアドレナリン・ノルアドレナリンが大量に分泌される、との結果が出ました。
これは、男性が抱く独占欲がどちらかというと、所有欲に近いことに起因しています。
そのため事実はどうあれ「浮気したかもしれない」と疑いが生じた時点で別離の不安を感じ、さらには「自尊心を傷つけられた」という怒りに変換されるのです。
女性のように浮気相手を遠ざけようとするのではなく、浮気した女性に対して攻撃性を発揮するのが男性の嫉妬の特質になります。
また、女性より男性のほうが未練を断ち切れないのも、このような脳構造の違いが影響していると思われます。
■まとめ
「男女の嫉妬の違い」による心理学、ご理解いただけましたでしょうか。