恋愛情報『二股男が決断できない理由は?アドラー心理学の観点から「悩む」を徹底解析』

2017年3月18日 10:15

二股男が決断できない理由は?アドラー心理学の観点から「悩む」を徹底解析

と決断しない限り。
ではなぜ「決断することはない」といえるのでしょうか。

■「悩む」ことが目的になる

アドラー心理学では、人の行動には必ず何らかの目的がある、と説いています。
物事には達成ポイントがあって、人はそれに向かって進んでいくわけです。

この達成ポイントが「目的」であり、そこに上手くたどり着けないときに悩むという行動(過程)が発生します。
通常であれば悩むことで突破口を見つけるのですが、稀にこの悩むことそのものが「目的」となるのです。

先の二股する恋人の例でいえば、本来決断することを目的として悩むという行為になるはずが、悩むことが目的で悩んでいるわけですね。
だから、いつまでたっても決断ポイントにたどり着かない。


まあそもそも、本当に大切にしたい関係ならばどんな障害があろうとケジメをつけるもの。
ケジメをつけない時点で結論が出ているのですが、それを認めるより「悩んでいる」という状態でいたいわけです。そうやって悩んでいる間は、自分や他人に対して「問題に向き合っている」というアピールになるから。
このような「アピール」の根底にあるのは、自分以外の何か(他人や時間)が代わりに決めてくれるまで問題を先送りにしようとする「甘え」

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