2017年5月13日 10:15
男の浮気は直らない?彼の「唯一無二の存在」になりたい人必見の恋愛心理学
光軌は特に、最初から美都を「遊び相手」としか認識していないようです。美都が自分をどう思っているか、気にする素振りすらありません。
同時に、婚姻契約で誠実義務を誓っているにも関わらず、それを果たす気がない…。
美都だけじゃなく妻への愛情も「その程度」で、「欲望を満たしたい自分」しか愛していないのです。
■ロマンティック・ラブ・イデオロギーは幻想か
理想の異性たった一人をただひたむきに愛するという思想を「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」といいます。
浮気や不倫をする人は、このような考えを持つことはできないのでしょうか。
浮気や不倫をする人の中には、一生そのままという人もいるでしょう。
ただ、一夫一婦制の国では、多くの人が性的に奔放であり続けることより、いずれ「信頼できる一人」と長期的な関係を築くことを求めるようになるものです。
この「信頼できる一人」とは、お互いを深く理解し受容し合える存在であり、人生における価値をわかち合える相手を指します。そんな人はなかなかいません。
だからこそ特定の異性を「信頼できる一人」だと確信したとき、この人を失いたくないという想いが働きます。
そういう想いが裏切りを退け、相手に対して真摯に向き合う姿勢や、思いやりにつながっていきます。