2017年6月16日 10:15
私と話すのつまらない?その不安を拭い去る「共感・傾聴」のテクニック
大ベストセラー『話を聞かない男、地図が読めない女』(著者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ)を覚えていますか?
男女のコミュニケーションの違いを脳構造の観点から読み解いた1998刊行のこの本には、多くの人が共感しましたよね。
また、2014年に出た心理カウンセラー・五百田達成さんの『察しない男、説明しない女』も話題を呼びました。
■性質の違いがコミュニケーションの差を生む
いずれの書籍も、男性は狩猟的な性質を反映したコミュニケーションスタイル、女性は家庭を営む特性を活かしたコミュニケーションスタイルを持っている、という違いを挙げています。
徒党を組んで獲物を追い込み捕らえるためには、何をどのようにすればいいのか、わかりやすく手短かに、且つ論理的に仲間に伝える必要があります。
それゆえ男性は空間認識能力が高く、物事の説明を得意とします。
一方、他人と足並みを揃えながら和を築いていくには、感情を読み解き察しながら行動する必要があるので、女性は感受性が豊かで行間を読む能力に長けています。
もちろん男性・女性がすべからくこうだ、と言っているのではなく、一説にこのような傾向があると言っているに過ぎません。