2017年8月26日 14:45
日本で最初に離婚したのは誰?その理由は?知られざる神々の恋愛事情
8月も後半になり、各地で夏まつりが催されていますね。
実は「まつり」には、「祀り」と「祭り」の2種類あります。
「祀り」は、神々に感謝の祈りを捧げ、舞や神楽などを催す儀式のこと。一方「祭り」は、御霊を鎮めるための、いわば慰霊の儀式なんです。
みなさんは、昔から祀られてきた日本の神々が、実は結構、波乱に満ちた恋愛をしているってご存知でしょうか?
今日は、あまり知られてない神々の恋愛秘話をご紹介しちゃいます!
◆日本で最初に離婚した夫婦神
日本で最初に離婚した夫婦は誰でしょう。
それは、伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)です。
この2柱(神様は1柱、2柱と数えます)が最初の夫婦神だと思われがちですが、実はその前に4組カップルが生まれていて、伊邪那岐命と伊邪那美命は5組目です。
ただ、夫婦の契りを交わして子どもを成したという意味で最初の夫婦神といえます。
◎離婚の理由は…
伊邪那美命は、火の神を生んだことで大火傷を負います。それが原因で、命を落としてしまうんですね。
夫である伊邪那岐命は嘆き哀しんで、黄泉の国まで行き、愛しい妻を取り戻そうとします。
2柱は黄泉の国で再会を果たしますが、伊邪那美命はたいそう恐ろしい姿に変わっていました。