2017年9月9日 11:45
嫉妬心は相手の〇〇を破壊する?「二人だけの世界」に潜む危険性を解説!
束縛男の恐怖を描いた、ジュリア・ロバーツ主演の映画『愛がこわれるとき』をご存知でしょうか。
ローラとマーティンは結婚して3年半。裕福な暮らしを送るこの夫婦を、誰もが幸せなカップルだと思っていました。
でも実際には、マーティンはタオルの端が揃っていないだけで暴力をふるい、ローラは他人はおろか、実の母にすら会わせてもらえない日々を過ごしていたのです。
■嫉妬心が持つ破壊性
ローラはある日、事故をよそおって逃げ出します。
遺体がないまま葬儀を行ったマーティンですが、家のトイレに流し損ねたローラの結婚指輪を見つけ、彼女がまだ生きていることを知ります。
名前を変え、第二の人生を歩むローラ。
マーティンは探偵を雇ってローラの母親を探し、母親を通して遂にローラを見つけ出し…。
映画の中でマーティンは、ローラが神経科医と世間話をしているだけで嫉妬し、彼女を殴ります。
このようなマーティンの行動は、愛情から生まれたものだといえるのでしょうか。
少なくともローラは「愛されて幸せ」とは思いませんでした。それどころか身の危険を感じて、必死で逃げ出そうとしたのです。
行き過ぎた嫉妬心は、関係を歪んだものに変えます。