恋愛情報『愛の言葉は「殺す」か「死ぬ」か。破壊衝動がスパークするラブソング』

2020年5月5日 11:00

愛の言葉は「殺す」か「死ぬ」か。破壊衝動がスパークするラブソング

思い出をフラッシュバックさせるラブソングには、歌詞への共感や陶酔、憧れなど、自分の気持ちの投影先としての機能が必要です。

感情に寄り添う歌詞、思いを具現化したような旋律。アーティストが紡ぐ音と調べに、我々一般ピープルは自分の心の鏡の役割を期待します。

愛の言葉は「殺す」か「死ぬ」か。破壊衝動がスパークするラブソング


しかし、です。

中学〜高校時代に私が熱狂した音楽は、椎名林檎、Cocco、鬼塚ちひろ、柳美里プロデュースの奥田美和子という「THE・黒歴史養成学校(特進クラス)」といったラインナップでした。

曲の中で彼ら・彼女らが描く人々は、愛しい相手を食して同化したがったり、恋した相手の屍を抱いて眠りたがったり、グレッチで殴られたいと望んでいました。ハードルが高い。高すぎる。

■全身全霊で飛び込む恋愛は「いのち すてます」になる

当時、私が大好きだった歌の歌詞を見ると「戦場に生きているのか?」「平成の東京はどれだけ修羅の国なのだ?」と疑問が沸く、死にたがりっぷりが満載だった。

私の腕はどうしてあの日あなたを抱いて殺めなかった(Cocco『晴れすぎた空』)

新宿のカメラ屋さんの階段を降りた茶店はジッポの油とクリーム あんたの台詞が香った

云ったでしょ?「俺を殺して」

関連記事
新着まとめ
もっと見る
ピックアップ
記事配信社一覧
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.