ヒューマンバラエティー番組というジャンルではありましたが、同番組には、常識に欠けた行動や粗暴な態度などが見られる出演者もいたことから、そのような人たちを指す蔑称(べっしょう)として、番組名に含まれる「ドキュン」が「DQN」となり、広く使われるようになっていきました。
当初は2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)などの電子掲示板サイトを中心に広がり、現在ではSNSなどでも頻繁に見かけるネットスラングとなっています。
■「DQN」の使い方(例文付き)
前述した通り「DQN」は、常識のない人、品位に欠ける人、粗暴な人、知性に欠ける人、厄介者やならず者を指す場合や、「DQN返し」など、行為そのものを指す場合にも使われています。
一般的な使われ方の例を見てみましょう。
・「あそこのコンビニはDQNのたまり場になっているから気を付けた方がいいよ」(あそこのコンビニは不良やヤンキーなどのたまり場になっているから気を付けた方がいいよ)
・「今朝、電車の中でたばこを吸っているDQNを見かけたよ」(今朝、電車の中でたばこを吸っている非常識なやつを見かけたよ)
・「お隣さんがあまりにも非常識だから、DQN返ししてやったよ」
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