と思っていたので、私も余裕シャクシャクで、あわよくば彼の家に泊まってやろうと思っていたのですが……。
油断していたら有楽町のビジネスホテルに、私だけがぶち込まれていました。
そんな時も「最後まで諦めない性格だけは、誰にも負けない!」と豪語していた私なので、ホテルの廊下でコアラのように抱きついて引き止めようとし、「マジで!本当に!!明日朝仕事で早いから帰らせて!」という茶番を5回くらい繰り広げました。
結果、彼は走り去るように帰っていってしまい、私はひとりホテルで朝を迎えることとなったのです……。
その当時の私は「仕事に間に合えばええやん〜なんで〜〜」と思っていたのですが、社会人になった今思えば、次の日仕事で朝早いのにコアラホールドされて終電逃させられるなんて……。しんどすぎ事案ですよね……。
その時の彼、ご愁傷サマです。
まぁ結局その彼とは3年ぐらい定期的に飲みに行く仲にはなっていたのですが、私の恋心も虚しく、何もなく終わってしまい……付き合うことは叶わなかったのです。■イタい恋から得た教訓「いくら好きでも相手の事情を考えよう」
「好き!もっと一緒にいたい!」「付き合いたい!」
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