2017年4月14日 12:00
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第五十一目。
西山繭子39歳、ただいまイギリスはマンチェスターで20年ぶりの学生生活を送っております。
とはいえ仕事もありますので、短期の語学留学。
しかしながら中高大と女子校で過ごしていた私にとって男子がいる学生生活、しかも世界各国からの可愛い男子たちとの学生生活、これはもう日々パラダイスであります。
先ほども授業中に先生の目を盗んで、隣の席のノエミ(20歳のパリジェンヌ)が「マユコは男子の中で誰が好きなの?」とこそこそと訊いてきました。
「誰が好き?みんな、いい子だと思うよ。それに私はおばさんだから」と答えると「NO!」と言い「カルロスもオスカルもギリェルミも、みんなマユコのこと狙ってるんだから!スイス人、フランス人、ブラジル人、選び放題よ!」とウィンク。
そうなのです!
何が一番パラスダイスかといえば、驚くほど私の年齢にみな無関心なのです。
もちろん最初はみな驚いていました。
欧米人からすると私は22、3歳に見えるそうで「何を食べたらそうなるんだ!」と目を丸くしていました。
しかし結局は、マユコは見た目も考え方も若いから私たちと一緒、となりました。
「はい、そこお喋りしな~い」