2017年4月28日 12:00
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第五十二目。
マンチェスターで私が通っている学校は私立の語学学校です。
世界各国から英語を勉強するために老若男女…、いや「老」はほとんどいない。
今のところ、私が上から3番目にご長寿です。
しかしそんなこと気にもせず、毎日調子にのってデニムのミニスカートにリュックを背負ってハイスクールガールを気取って登校しております。
生徒たちはそれぞれ入学時期も就学期間も違いますが、月曜入学の金曜卒業というのが通例です。
そのため金曜日は常に誰かが学校を去って行くというわけで、毎週金曜日はフェアウェル・パーティー、つまりお別れ会が開催されます。
まず21時ぐらいに寮のキッチンにちらほらと人が集まり始めます。
普段は6人で使っているキッチンに20人ほどが集まり安いビールで乾杯。
おばさんは、美味しいシャンパンにオードブルを楽しみたいところですが、ここは若者に合わせて安いビールでピザを流し込みます。
そして0時近くになると「そろそろクラブに行こう!」となるのです。
普通だったら完全に寝ている時間。
しかしここは踏ん張って、プライマーク(イギリスの激安服屋)で購入したワンピースに着替え、おばさんもクラブへGO!
このクラブがまたすごいのなんの!
ぎゅうぎゅうのフロアでみんなが踊りまくっている中、そこかしこで若い男女がチュッチュしているのですが、もうそのチュッチュのレベルが、それは、ほぼセックスですよね?というディープキスなのです。