2017年7月27日 11:30
【女子のばんそうこう】いつかは彼の本命に…私が「チームいばら」だった頃。(後篇)
前篇では、複数の女性と関係をキープする男を「いばら男」、そんな男にずるずると引きずられつつも希望を捨てない女たちを「チームいばら」と呼ぶ話をしました。すっかり乾いたとはいえ古傷をさらすと情けなさでちくちく痛むね…。
当時は「こんなひどい男たちが!」という感じで女同士盛り上がってたけど、その後いばら男と手を切って一歩離れたところから眺めてみると、ぱらぱらと色恋フィルターがマナコからはがれ落ちて、気づくことがある。
変わってしまったのは、いばら男の方ではなく私だったな、と。
「甘い言葉で口説いたくせにセックスすればするほど女を雑に扱う悪い男」…確かにそうかもしれない。でも私自身も「さみしさの余り甘言を鵜呑みにしてイージーに身体を差し出し、そのつながりだけで彼に寄りかかろうとした女」だったんだよな。
別に男を擁護するわけじゃないし女の自己責任って言いたいわけじゃない。ただ「アタシの考えが安易すぎたわ…」と思ったのだ。
思い返せば最初から最後まで、A君は「お前とは身体の関係だけだよ」という明快なサインを出していた。優しく話を聞いてくれるのはする前だけだし、やることやったら即帰る。それ以上でも以下でもない、正しいヤリチン君だ(笑)