2017年2月27日 18:00
産みたいけど産めない…結婚している夫婦が中絶する3つの理由から学ぶこと
不妊治療に励む夫婦もいる中、自然に妊娠したにも関わらず中絶という選択をする夫婦もいます。今回は、既婚者が中絶する理由についてのお話です。
お金と時間がない
ある看護師の話によると、中絶の件数は圧倒的に既婚者の方が多いそうです。
その理由でいちばん多いのが「経済的にも時間的にも子育てをする余裕がない」というもの。
育児と家事に専念できる環境にいる、つまり専業主婦なら違うでしょう。
でも、今は皆さんもご存じの通り“共働きが当たり前”の時代。
妊娠中と出産後の少なくとも数ヶ月~1年程度は収入が減ってしまうことや、働きながら子育てをするハードな環境を想像したら、無理という判断に至ってしまうようです。
これ以上は増やせない
もう1つの理由は家庭によって様々ですが、大きくまとめると「これ以上は増やせないから」というもの。
子どもは1人と決めていた、もう3人もいる、子どもが思春期で理解を得られない、上の子との年が離れすぎる…etc.
なら避妊すれば良いのに!と思う人もいると思いますが、実は避妊していたのに出来たという人は多いようです。
コンドームの避妊率は90%とも言われていて、これは言い換えると“10人に1人は避妊に失敗する可能性がある”ということ。