「どうしておじさんはうっとうしくなってしまうのか」
数ヶ月、ずっとそれを考えている。
問題は「アップデートのなさ」
初めに断っておくと、まず「おじさん=うっとうしい」とは思っていない。そもそも「若くない男はダメ、キモい」と思っている女子なんてほとんどいない。女はそんなにバカじゃない。大抵のおじさん(と呼ばれる年恰好の男性)は、無害だったり可愛らしかったりカッコよかったりいい人だったりする。そんなことは承知だ。だけど「何なのこの人の言動…イヤだなあ」と思うとなぜかおじさんであることが多いので、指摘されやすく、ひとくくりにされやすいのだと思う。
次に、私は若い女ではない。
「ウチらに絡んでくるおじさんウザいよね〜」って言う年齢ではない。世のおじさんと同じ世代の、40をとうに越した、何なら「おばさん」と呼ばれる年齢である。だからおじさんについて言及するとその半分以上は自分にブーメランとして返ってくる。おじさんは私から見たら同世代の男子だ。かつて若者だった頃をとてもよく知っている。だからむやみに批判などしたくないし、その心中も、比較的分かる。
それでも残念ながら「おじさんはうっとうしい…」