2018年11月22日 21:30
ネガティブ思考を克服する方法は「奇跡性を知ること」【ひとみしょうの余談ですみません】
ネガティブ思考の人は、感謝する気持ちが足りていない
ここで言う奇跡とか偶然って、たとえばハワイで見る壮大な夕焼けみたいなものです。偶然にも雨があがって、こんなに素晴らしい夕焼けを見れるなんて、ちょっと奇跡としか思えないよね、みたいなことです。
その、本当に、心底素晴らしい奇跡性と偶然性を、わたしたちひとりひとりの生は持っているのです。公にされないだけで、今でも、生後すぐに人によって天国に送られる嬰児がいます。日本の平均寿命が高齢なのは、もちろん医療の発達のおかげでもあるのだけれど、データに入れられなかった嬰児がいるからでもあるのです。
うまくこの世に生まれても、たとえば子育てを放棄する親がいます。交通事故で亡くなる人もいます。その数、年間3000人超です。
大きな高校まるごと3つ分くらいの人が毎年この世を去っているのです。自殺する人もいます(年間2万5千人も!)
でもおそらく、今これを読んでいるあなたは、それなりにスクスクと育てられ、文字が読め、スマホやPCを所持できるお金に恵まれていますよね。
それって奇跡的なことなんですよ。泣けてくるくらい奇跡的なことなですよ。
だから、ネガティブ思考の人は、感謝する気持ちが足りていない――こう結論づけることもできるのです。
(ひとみしょう/作家)
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