2019年2月22日 18:00
子供に自ら進んで宿題をさせるには?宿題を習慣化させるコツ
小学校に入学して1ヶ月程すると、宿題が出されるようになります。宿題の量は学校によりまちまちですが、毎日のこととなるとやる本人もやらせる親も大変になることがあります。「宿題やったの?」「早くやりなさい!」と親が言わずに子ども自らやってくれるのが理想ですが、そのためにはどうすれば良いのでしょうか?
宿題を自らやってくれる子になるには?更に宿題の意義について考えてみましょう。
宿題はいつから始まったのか?
そもそも「宿題」というのは、いつ頃どのような背景で始まったのでしょうか。
子どもが学校に行くようになったのは、1872年(明治5年)です。学制という制度により、2万校以上の小学校が建ちました。
1881年(明治14年)には文部省が「夏季休業日」を定め夏休みが始まります。これは欧米が夏季に長期休暇を設けたことをモデルにしています。
欧米では9月に学年が切り替わるため夏季休暇に宿題を出す必要はありませんでしたが、4月に年度が変わる日本でこの夏季休暇制度のみを取り入れた為、勉強に慣れてきた頃に勉強が中断すること、年度途中の長期休暇により勉強が遅れることを危惧し、宿題が誕生したと言われています。