よく聞きます。30代未婚女性の人生は終わっていると。
確かにその主張には頷ける部分があります。適正な結婚年齢を過ぎれば出産も高齢でのものとなってしまい、リスクが増加。さらに35歳で第一子を出産すれば、第一子が成人する頃には55歳。その第一子が同じような人生を辿れば、孫を抱く頃には70歳となるのです。これは35歳での出産を軸にしたモデルケースですから、結婚がもう少し先になれば、その分ズレていくことになります。
そのように考えていくと、確かにそうかもしれないと頷けるところはあります。
しかし本当にそうなのでしょうか。一つ一つ、現実と向き合ってみましょう。
人間関係の問題は結婚後も付きまとう
結婚には様々な人間関係が絡まってきます。仕事ももちろんそうですし、プライベートや家庭内の事情も含まれます。それらを解決しないままに強行すれば、その問題が結婚後にも響いてしまい、破滅を引き起こしてしまう可能性があります。そうしたことを考慮すれば育児が、孫が、なんてことはただの絵空事となります。上手くいけばいいでしょう。しかし、それは無責任な考えです。
なぜなら、結婚する男性もその問題に巻き込んでしまうのですから。