2018年2月18日 18:00
ネガティブな自分を悪にすると、ネガティブな自分に傷つけられる
太陽の光が強い時には、星や月が発する光は見えません。星や月が美しく輝くには、そこに闇がある必要があります。
東洋哲学的に言うと、この世の全てのありとあらゆるものは「陰陽」の二つのエネルギーがあって初めて形成されているのであって、どちらか欠けるだけで存在すらできなくなります、
つまり誰かがポジティブであるとき、その裏には必ずネガティブなエネルギーが存在しているのです。
そう考えるとポジティブが善でありネガティブが悪である、と考えてしまう二元論は非常に危険な発想と言えるのです。
■ポジティブとネガティブは常に同居している
あなたがポジティブなあなたでいるためにはネガティブなあなたが必要であり、あなたがネガティブになる時には必ずポジティブなあなたが隠れているのです。
もう少し噛み砕いてみましょうか。
例えば、恋人に振られてしまった時、あなたはとても悲しい気持ちになるでしょう。それはその恋人と一緒に共有した時間・思い出などがポジティブなものであったために、その光の照り返しで「振られた」という事実にネガティブな影を落としているわけです。
ところが同じことが起きても、そもそも恋人に対してポジティブな感情(光)