2018年7月13日 11:00
タイプの男がダメ男なのにどうすれば幸せになれるの【トイアンナのしくじり恋愛】
けれど私が好きなタイプはヒョロガリ系の文学青年。生物の本能よどこへ行った。世間体、動物の本能、友達からの信頼・・・・・・すべてを投げ捨てて、ダメ男を好きになってしまうのです。
そうしてアラサーへ突入すると、唐突に「居心地のいい男と結婚しよう」「年収より相性」といった正論が巷へ溢れます。何を隠そう、私だってそんな恋愛コラムを書いています。
けれどもし、好きになる男が真逆のタイプだったら?どう考えても「いい父親」「いい夫」にはなれそうもなく、何なら「いい彼氏」ですらなさそうな男ばかり選んでしまう自分がいたら。それを無視してでも自分を愛し、尽くしてくれる彼を選べますか?
私は選ぶ自信、ありません。きっと「いい年こいて、こんなクズ男を掴むんかい!」と叫ぶ冷静な心の声と、「しゅきしゅき!クズ男しゅき!」と暴走する声のはざまで反復横跳びをするでしょう。
■クズを好きになってもいい。相応の覚悟を背負え
だから私は、不倫をやめろだとか、クズはやめておけとは言いません。それを超える好みがあるのはもはや仕方ないのです。けれどクズを自分で選んでおきながら「なぜクズなのかしら」とため息をつくのはアラサー前までにしておきましょうよ。