2018年7月13日 21:00
「あの子よりも素敵な彼氏がほしい」そうやって比較し合う女の行く末とは?
しかし他人と比較して優劣を感じるのは、幸せや喜びの基準が自分自身ではなく、他人が軸になってしまっているから。
ある友達には優越感を抱くのに、別の友達には劣等感を抱いて自分のレベルを決めているうちは、本当の意味で幸せな気持ちに浸ることはできません。他人と比較しているうちは、自分自身の問題や現状を見ていない、わかっていないから、幸せを実感できないのです。他人がどうなのかということよりも、今の自分がなぜ「なりたい自分」になれないのかを考える方が、幸せの近道です。
「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本の中にこんな言葉があります。
健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、理想の自分との比較から生まれるものです。(中略)我々は、誰もが違っています。性別、年齢、知識、経験、外見、まったく同じ人間など、どこにもいません。
他者との間に違いがあることは積極的に認めましょう。しかし、われわれは、「同じではないけれど対等」なのです。
■「友達よりも素敵な彼氏が欲しい」は間違っているのか
優越感に浸るために、友達の彼氏よりも少しだけステイタスの上の男性が欲しいという女性は少なくありません。