になっていきます。
お付き合い初期はセックスをすること自体がお互いにとって新しいことであり刺激的だったのに、その行為自体が「日常」になるとその希少価値が薄れ、「疲れ切った体にムチ打ってするほどのことでもない」と思うようになる可能性があるわけです。
■「セックスする気にならない」は理由にならない
セックスレスに悩む人の多くが、その理由に「自分はしたいと思っているけど、パートナーがその気にならない」ことをあげています。
セックスレスにおいて一番の害は「その気にならないからという理由で何もしない」ことです。
めんどくさいを理由にやらなくなると、「したいと思っているのにやれないのは、この人との相性が良くないからだ」という、「認知的不協和を解消しようとする心理」が働き、しない理由がどんどん正当化されレスを加速させることになりかねません。
仕事でもそう、めんどくさいの大敵は「それを理由にしてやらないこと」なのです。
問題は「いかにしてやるのか?」にある訳ですが、それらの施策を試す前に知っておいたほうがいいことは、性欲が出るからやりたくなるのではなく、やるから性欲が出てくるということだと僕は考えます。