(通信/23才)
付き合いはじめの頃のケンカはとても怖いです。まだふたりの関係性が十分に強固じゃなくて、ケンカという嵐で倒壊してしまいそうな木がするから。
だけど、ケンカと仲直りを繰り返していくことで、「ケンカしてもちゃんと仲直りできる。別れたりしないぞ」という成功体験を積み上げる中で、ケンカの嵐じゃびくともしない頑丈な関係性がだんだんと出来上がっていく。
ケンカって筋肉痛と同じで、「仲悪くなるため」のものじゃなくて、破壊と修復を通じて、「何があっても大丈夫なふたり」を作っていく活動なんですよね。
■4.恋愛が他人事になる
「友達の恋バナとかを聞いてると微笑んでしまうというか、なんかいい意味で『俺にもそういう時代があったな』みたいな気分になる」(SE/25才)
もちろん自分も彼女という存在がいるわけですが、かといって、「恋してる?」みたいに聞かれると、なんかそういうアチュラチュな意味での恋とは少し違う気がする。
恋人との関係がある程度進んでくると、そういう心境になることがあります。
それってまさしく、「恋」→「愛」に移行しつつあることを自分の本音が敏感に感じ取っているサインだと思うんです。