2018年9月20日 13:20
「出会いがない」っていつまで言うの？毎日たった１分で幸せな恋を掴んだ人の話
とか、スマホの電池が切れたふりして「すみません今何時ですか？」とか、そういう“言い訳"を作って頑張っていたそうです。だけどやがて、「これおいしいですね」、「冷房効きすぎじゃないですか？」、「このお店よく来てませんか？」みたいな、軽～い世間話程度なら、一応はできるくらいの根性が身についてきました。しかも、「女子から声をかける」というのを嬉しく思う男性も一定数いて、ときおり相手から「今度二人で飲もうよ」と連絡先交換を頼まれることもたまにあったようです。
＊＊
そして、これを３か月ほど続けた頃・・・・・・。ついに「私はこの人に出会うためにこの習慣を始めたに違いない！」と確信できるほどの超タイプの男子に出会ったA子。場所は雨の日のカフェ。見た目からはサラリーマン、スーツがとてもよく似合うさわやかイケメン（後に商社マンと判明）。その人が傘を忘れて雨宿りをしているらしいことに気が付いたA子は、「傘忘れちゃった感じですか？」と話しかけました。
結果的に、駅まで相合傘をしてあげたお礼に「今度ご飯でも」と彼のほうから連絡先交換をオファー。その後ふたりでデートをする仲にはなりました（すごい！）。が、結果から言うと残念ながら、お付き合いには至らずじまいでした（おそらく彼が、A子を恋愛対象としては見てくれなかった模様）。
