2018年10月19日 11:00
本当は怖い彼のホンネ。最後に選ばれるのはこういう子【トイアンナのしくじり恋愛】
とツッコミたい気持ちはわかります。男性だってこんな文章を読まされたら「俺、母親と同じになんてなって欲しくねえし!」と怒りを抱くでしょう。私もこんなことを書くのはいやです。けれど、あと1分耐えて読んでみて。
■彼のお母さんは、彼の「家庭観」を定義する
たとえば彼のお母さんが料理上手だったとしましょう。そうすると彼は料理上手な母親を「当たり前」として育ちます。生活レベルを下げるのが苦痛なように、彼はお母さんレベル以下の手料理を苦痛に感じざるをえないのです。
「んなもん、自分で料理しろよ」というのはごもっともです。
彼だってできればそうしたいでしょう。けれどもし、「男の子なんだから、料理なんてやってないで外で遊んでらっしゃい」というおうちだったら?お母さんの存在は良くも悪くも、彼の「家庭とはこういうものだ」を定義してしまうのです。
■たとえ彼が母親を嫌いでも、影響される
そして残念なことに、たとえ彼が母親を嫌っていても影響からは逃れられません。たとえば私の元カレは、母親を憎んでいました。彼を道具のように扱い、成績がよいときだけ評価してきたお母さんだったからです。それでも彼は、ケーキからパテ・ド・カンパーニュまで自宅で作り、外でもバリバリ働く母親像から逃れられませんでした。