■ 3.歴史から考える「当たる理由」
さてそれでは、どうして当たるのかを考えていきましょう。タロットの起源は15世紀あたりと言われています。また、タロット占い師として知られる最も古い人物の名は18世紀あたりに広がっていたりもします。現在は21世紀。タロットカードという道具が、もしも占いの道具として不適切だったり、結果が出ないものだったりしたら、これほど長い年月使用されてこなかったはずです。いろいろなカード占いが生まれては消えていく中、タロットカードはその淘汰の波に巻き込まれることなく伝わっています。これは「当たる」から使われている、ということにほかなりません。
■4.任意で引かれたカードという「当たる理由」
例えば、くじ引きをするとして、当たりくじを引いた人に「あなたは運がいい」と言うのは別に不思議でも何でもありません。
逆に言えば、運のいい人は当たりくじを引きます。同じように、恋愛運がいい人が「恋愛運がいいタロットカード」を引くのも不思議ではないはずですし、出会いが待ち受けている人が「出会いがありそうなタロットカード」を引くのも当たり前の話です。運がいい人が任意で引けば当たりくじを引く。