「誰にも相談できない…」美人局被害に遭ったらどうすればいい?
■被害に遭わないためにはどうすればいい?
被害に遭わないようにするためには出会い系サイトを使わないのが一番でしょうが、そうは言っても現代において、異性と出会う場の1つとして受け入れられ始めていますし、便利なサイトであることは否定できません。
どうしても出会い系サイトを使いたい、ということであれば、せめて「割り切り」といった援助交際やすぐに性的関係に持ち込めそうないわゆる「おいしい」相手を避けるということが挙げられるかと思います。
そもそも援助交際は売春防止法に抵触する違法行為ですし、相手の年齢によっては各都道府県の条例や児童福祉法などに抵触する可能性すらあります。
また、出会い系サイトで知り合った相手と会う場合には、人が多くいる場所で会う、まずはお茶だけにして話をする、連絡先をしっかり交換するといった、相手の素性を可能な限り把握するという方法が挙げられます。リスクは分かるが、どうしても好奇心に負けてしまう……という人は、ご自分の氏名や住所、勤務先などが分かるものは一切携帯しないで行くという方法になるでしょうか。
実際に、恋人や配偶者を名乗る人物がアクセスしてきた時には、すぐに警察を呼ぶ、スマホで調べた法律事務所にとにかく電話をかけるなどして助けを求める、という方法のほか、そのような暇のない時には、意地でもその場では合意書を書かない、身分証明書を渡さない、お金を渡さないという方法になるかと思います。