2015年6月1日 19:30
一ノ瀬文香が教える! 初心者のための“二丁目”レズビアンあるある3選
店子に、「1杯どうぞ」と言うとより楽しめる
“店子”とは、二丁目のバーで働く従業員のことをさして言います。昔から二丁目では、店子に対して、「1杯どうぞ」というのをよく聞きます。今でも、少なからず店子たちの間では暗黙のルールなので、店子が他店で飲んでいる際に、他店の店子に対して、「1杯どうぞ」と言っているのが聞けることでしょう。お客さんは一見さんも増えているので、「1杯どうぞ」と言う人の割合が昔よりは減っています。
なぜ、「1杯どうぞ」の暗黙ルールがあるのか。最大の理由は、二丁目の家賃がとても高いからです。しかし、ウーマンオンリーバーやイベント内でのドリンク代は1杯500円~1,000円以内で、1人で何杯も飲みまくるコは少ないですから、普通に飲んでもらうだけではなかなか採算が合わないのです。そういうことから、チャージ料をもらっている店も多いのですが、様々な懐事情のお客さんに来てもらいたいと思うと、チャージもさほどつけられず、近年はチャージ料をなくして頑張っている店も増えています。
お客さんのことを考えれば、そりゃなるべく安くしてあげたい。でも、商売なので店も大変なのです。
だから、そういう気持ちをくんで、店子に対して「1杯どうぞ」