飼い主の管理下を離れることで、人に対し危害を加える可能性も否定できません。
まずは飼い主自身が災害から身を守りつつ、ペットと一緒に避難することを心がけてください。
●避難に備えた準備
避難所では動物が苦手な人やアレルギーを持つ人にも配慮が必要になります。
日頃から飼い主の言うことを聞くことができるよう、ペットをしつけておくことが大切です。
被災というただでさえストレスがかかる状況では、ペットの鳴き声などがトラブルのもとになることも少なくありません。
また、いざペットが迷子になってしまったときに飼い主の元へ戻れる確率を上げるために、首輪に飼い主の情報を明記しておくなどの対応も必要です。
近年では、確実に識別できるようペットの 体内に埋め込むマイクロチップ を活用する人も増えています。
●ペット用の備蓄品の用意
緊急時には人への援助が優先されることもあり、避難先でペットの飼育に必要になるものは飼い主があらかじめ準備しておく必要があります。
ペットフードや水については、少なくとも5日分 ほどを用意しておくことが望ましいでしょう。排泄物の処理用具も一緒に備えておくようにしてください。