恋愛情報『離婚にまつわる「調停」の種類とやってはいけない3つのこと【弁護士が教えるかしこい離婚相談所#03】』

離婚にまつわる「調停」の種類とやってはいけない3つのこと【弁護士が教えるかしこい離婚相談所#03】

2018年2月13日 12:00
 

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離婚に関係する「調停」の種類

離婚したい、復縁したい「家族関係調整調停」

「離婚調停」と言われることが多いですが、正式には、「家族関係調整調停」といいます。離婚を望む場合だけではなく、現在別居しているが円満に戻るため話し合いをしたい場合にも利用できます。いわゆる「円満調停」です。「調停」は、離婚訴訟をするために経ておかなければならない手続きなので、利用する人は多いです。同居しているのに調停なんて・・・と思われるかもしれませんが、公平な第三者に話を聞いてもらえば、納得できない点を明確にして気持ちが整理されるメリットもあります。双方離婚に合意することになれば、子どもの親権者や養育費、財産分与などについても話し合うことになります。

生活費をもらえない「婚姻費用分担調停」

本日もこんなご相談がありました。「別居している夫から、離婚してくれなかったら生活費を止めたいと言われました。どうしたらいいでしょうか?」扶養義務を負う夫の場合、生活費を支払う責任があります。もし生活費をもらえなくなった場合にはすぐに「婚姻費用分担調停」を起こしましょう。生活費を止めると言われても、望まないのに離婚届に判子を押す必要はありません。婚姻費用分担の調停は、離婚調停と合わせて申し立てることができます。生活費を止められ生活できない時や、調停や審判に時間がかかりそうな場合は、仮払いを受けるための「仮処分」を申立てることもできます。

子どもに会いたい「面会交流調停」

夫が子どもを連れて家を出たり、妻が家を出る時に子どもを置いてきた場合、別居期間中に子どもに会えない時があります。子どもに会えない時間が長くなることは、親にとっても子どもにとっても良くありません。夫婦間の話合いで子どもに会えない場合は、「子の監護に関する処分調停」(いわゆる「面会交流調停」)を申立てることになります。子どもを連れて家を出た、あるいは夫が一人で家をでた場合の妻としては、子どもを夫に合わせたくないと思いがちですが、無理の無い範囲で会わせることが子どもにとっても良い場合があります。この調停は、離婚後、子どもに会えない場合でも申立てることができます。

子どもと一緒に暮らす親を決める「子の監護者の指定調停」

子どもを連れて別居したけれど、夫が子どもを返せとうるさく言ってくる。夫やその両親にも私が監護者だと認めて欲しい・・・このような場合、裁判所に離婚までの間の監護者を決めてもらう調停があります。「子の監護者の指定調停」です。離婚までの間は、子どもの親権は父親と母親の両方にあります。いわゆる共同親権です。そのため別居期間中は、子どもと一緒に暮らして面倒をみていく「監護者」を決めることになります。このように、調停は離婚の話し合いをするだけではなく、婚姻生活や子ども、生活費など困っている事があればそれぞれに調停が可能なことを知っておきましょう。

離婚を決めたら「別居」したほうが有利な場合も

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離婚したい場合は、早めに別居することが有利になる場合があります。婚姻生活が破綻していると考えやすいからです。しかし、別居するには家を借りたり引越しなどで費用がかかります。子どもの住環境が変わるのも不安ですし、生活費も心配です。なので、経済面が不安な人は、同居中から離婚に向けて準備をしていきましょう。いままでご相談いただいた女性の中には、離婚の話合いをするのは3年後と決めてパート勤務をはじめ3年で正社員になり収入を確保した人や、夫が家を出てから婚姻費用をもらい続けて奨学金を受けて看護師の免許を取得した人、服飾の専門学校に行って手に職をつけた人などがいます。離婚に至るまでの期間を有効に使って自立を果たした人たちです。相手方でしたが、離婚調停前から合わせると3年以上、一度も口を聞かず、必要なことは簡単な筆談のみ、食事や洗濯もすべて別々だけれど同居を続けたツワモノもいました。これも自立できるまでの抵抗だったのでしょう。夫と顔を合わせたくないから家を出る・・・のもすっきりして良いですが、自分に必要なインフラ(活動の基盤)を確保しながらしたたかに生きるのも一つの選択です。

離婚をしたい時やってはいけないことベスト3

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やってはいけないことの第1位は「不貞行為」です。不貞行為をしていると負い目があるために十分な権利主張ができなかったり、子どもとの関係が悪化するからです。ですが、ダメだと言われると余計に興味が湧くでしょうからこれは置いておきます(笑)。第2位は、あと先考えずに「一時の感情で行動してしまう」こと。たとえば、子育てに協力しない夫を困らせようと思って子どもを置いて家を出るなどです。夫も妻に不満がある場合、これが別居のきっかけになってしまいます。別居する時は十分な準備(経済的な準備や夫の不貞が理由であればその証拠準備など)をし、必ず子どもは連れて出ましょう。また、弁護士に相談してみるのも有効です。夫の財産について何も知らないまま別居すると、離婚の財産分与の協議中に開示されない財産が出てくる恐れがあります。やってはいけないこと第3位は、「自分に不利な証拠を残す」ことです。別居直前直後に大きなお金を移動し、それが通帳などに残ることで財産分与の際に不利に精算されてしまうことがあります。また、夫に対する非難を文面で残したり、電話等で相手を罵倒することです。いまは電話の会話内容は簡単に録音されてしまうので要注意です。必ずしも相手への非難をしてはいけないということではありませんが、離婚の理由はどっちもどっちと思われるのもシャクですよね。離婚の手順が少しはイメージできたでしょうか?今すぐ離婚や離婚をまったく考えていない人も、いつ何があるか分かりません。ぜひ知識としてこういったことを頭に入れておいてくださいね。弁護士中川 みち子

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