恋愛情報『【夏目かをる 恋愛小説】眠れない夜 第二章~今日子の場合(3)』

2018年3月25日 19:00

【夏目かをる 恋愛小説】眠れない夜 第二章~今日子の場合(3)

▶この記事をWOMeのアプリでサクサク読もう♡コスメから大人の恋愛事情まで…

02


…第一話を読む…第二話を読む「こんばんは。あら、今日子、いたの」香川真由美がコートのまま、今日子の隣に座った。「泣いているの?」と心配する真由美に「私の毒舌に、笑いこけてしまったのよ」と、ノブミツが真由美におしぼりを出した。「外は寒いわ。今夜も雪になるかしら」息を吐きながら、手袋をしたまま手をこすり合わせる2歳年下の真由美はホットワインを頼んだ。普段はロングヘアをアップしているが、寒さのせいか今夜の真由美は背中まであるロングヘアだった。ほつれた髪を無操作に手で整えるしぐさが色っぽい。「そうだ、今日子、ネットに出ていたよね」スマホを取り出した真由美が今日子のインタビューが掲載されている画面を差し出した。先月受けたビジネスサイトの取材インタビューを真由美が目ざとく見つけたのだ。「写真も素敵よ」真由美がノブミツに画面を見せていると、鈴の音と共に扉が開き楠本百合が「ご無沙汰しています」と二人に声をかけた。離婚調停中の百合を『カフェソサエティ』で見かけたのは、久しぶりだった。連絡を控えていたが、百合の明るい表情にほっとした。

関連記事
新着まとめ
もっと見る
ピックアップ
記事配信社一覧
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2018 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.