2018年12月11日(火)にオープン東京都港区の珈琲館株式会社は、セルフ形態の新しいカフェ「VELUDO(ヴェルード) COFFEE-KAN」を、渋谷に開店します。一杯のコーヒーに心をこめて珈琲館は1970年4月に神保町からスタートしました。国産備長炭で焙煎したコーヒー豆からオーダーごとに丁寧に淹れるスタイルは、開業当初から変わっていません。豊かな香りを誇る「炭火珈琲」は、多くの人に愛され続ける逸品です。ニュースタイルカフェへセルフ形態となる新店舗は、伝統的な品質を保ちながら、若い世代を意識した造りとなっています。コーヒーの他にも、専用の銅板により手焼きで仕上げるトラディショナル・ホットケーキや、出来立てクロワッサンサンドなど、こだわりのメニューも充実。また、居心地の良さを意識して設置されたシートは、目的に合わせて利用できます。(画像はプレスリリースより)【参考】※珈琲館 公式サイト※プレスリリース
2018年12月01日世は依然としてカフェブーム。そのなかで『サードウェーブコーヒー』という言葉をよく耳にしますよね。でもそれって何のことかご存知ですか? そして今、さらなる『フォースウェーブ』もきているそうなんです。そこで今回は、コーヒー好きで元バリスタの雨宮がブームの流れを探ってきました。おすすめのコーヒーやそれに合うお菓子などもご紹介します。今までのコーヒー文化には波があった今回はKEY COFFEE主催の発表会に参加し、ジャパンブリュワーズカップ2014優勝者で、『ISSEI OGOMORI珈琲研究所』の代表である、尾籠一誠(おごもり いっせい)さんから、コーヒー業界のトレンドについてお話をうかがいました。正直、『サードウェーブコーヒー』と耳にすれど、オシャレなカフェか何かと思っていたのですが……。実は私たちの生活にこうやってコーヒーやカフェが定着するまでに次のような『波』があったそうです。第1の波『ファーストウェーブ』19世紀後半から、1960年代、流通の発達によってコーヒーが手に入りやすく安くなったことで大量生産・大量消費されるようになりました。これによりコーヒーが私たちの生活に定着したのです。第2の波『セカンドウェーブ』スターバックスなど、スペシャルティコーヒーが流行。高品質の豆を使ったコーヒーが普及し、オシャレなロゴつきのカップを片手に持つことがファッションとしてもクールに思われるようになった時代。カフェラテやアレンジコーヒーが一般的になったのもこの時です。第3の波『サードウェーブ』ブルーボトルコーヒーなど、豆や産地、農園にこだわるコーヒーが提供される時代を指します。コーヒーをしっかりと学んだ一流のバリスタがこだわりの豆を使ってエスプレッソドリンクなどを提供。ハンドドリップで丁寧に一杯、一杯入れるスタイルもトレンドです。これを聞いて、わたしもこの波にまんまとのせられているな〜と驚きました。しかもファーストウェーブから考えるとコーヒーの波の歴史は意外にも古いものだったんですね。今、そしてこれからの時代はフォースウェーブ!そのなかで現在、豆や淹れ方にこだわった本格的なコーヒーをお家で楽しむという『第4の波(フォースウェーブ)』が新たにきているそうです。そのため、企業も高級な焙煎機やコーヒーマシーン、器具など家でコーヒーを楽しむ消費者のためにさまざまな商品、サービスを展開しています。これにより豆や産地にこだわった高品質なコーヒーを手軽に自宅で楽しめるようになっているんです。最近では「お家カフェ」という言葉も聞きますが、こういったところからもきているのかもしれませんね!さっそくブームにのって高級豆で「お家カフェ」をしてみよう今回KEY COFFEEから、4年もかけて商品化された世界初の新加工技術を活用した高級なコーヒー豆『トアルコトラジャ KEY Post-Harvest Processing』(100g豆 税込み¥4,968)が9月26日より限定発売されました。良質なコーヒーづくりに必要な理想的条件を満たした赤道直下のインドネシア・スラウェシ島でのみ生産されるKEY COFFEEでしか扱っていないトラジャコーヒーだそうです。そこで採れたコーヒーチェリーを0℃以下なのに凍らない特別な環境で貯蔵する氷温熟成を行うことで、パイナップルのような特徴的な香味を持つ全く新しいコーヒー豆が誕生したそうです。ご自宅でちょっと贅沢したい時に飲みたいコーヒーです。味はパイナップルのような風味とベリー系の風味が複雑に絡み合って、後味は黒蜜のように甘いコーヒーです。インドネシアのどっしりとしたコーヒー豆とはまた違った印象を持ちました。さっぱりとした酸味がブラウニーなどにも合うので、食後にスイーツと一緒にいただくのも良さそうです。ソルティチョコやオレンジチョコ、ガナッシュなどいろいろなタイプのチョコレートと一緒に味の変化を楽しむのもおすすめです。いかがでしたでしょうか? 今では当たり前に飲んでいるコーヒーですが、ここまでくるのにいくつか波があったとは驚きですよね。第4の波『フォースウェーブ』にのり遅れないよう、いつもよりいいお豆とおいしいお菓子を用意してお家カフェを楽しんでみてはいかがでしょうか? カフェよりも居心地がよくなり、コーヒー器具に加えて食器やカップ&ソーサーを集めるのも楽しみのひとつになるかもしれません。©PeopleImages/Gettyimages
2018年09月29日美味しいパンとコーヒーのお店を探している方へ朝はパンとコーヒーで始まる、という方も多いかと思います。お気に入りのお店はありますか?毎日何となくコンビニやスーパーのパンで済ませていませんか?もちろんそれらも美味しいのですが、たまにはこだわりのパンとコーヒーで1日を始めることをご提案します。今回ご紹介する「Cawaii Bread & Coffee」は、八丁堀の亀島川沿いにあるパンとコーヒーのお店です。都会の中の静かな路地裏にあるこじんまりとしたお店は、自家製の焼き立てパンの香りが広がり、朝から幸せな気分になれること間違いなし。きっとお気に入りのお店になる、そんなCawaii Bread & Coffeeを詳しくご紹介します。リノベーションで新たなお店へ「Cawaii Bread & Coffee」は、元々印刷工場だった建物がリノベーションされて生まれ変わったお店です。地元で編集や執筆などを手がける「カワイイカンパニー」が運営しているので、外観や内装にも細かいこだわりが感じられます。通りに面した部分がガラス張りになっているので、外からでも店内を覗くことが出来ます。カフェや雑貨店のような雰囲気です。突き当りにも大きな窓があるので、光が店内を通り抜けて、非常に明るい空間です。内装は、瀬戸内海の人気エリア「ベネッセアートサイト直島」内の豊島(てしま)美術館の設計も手掛けた西沢立衛さんによるもの。壁一面に広がるオリジナルの可愛い壁紙が店内を更に明るく演出し、お客さんに元気をくれますよ。駅から歩いてすぐの立地です「Cawaii Bread & Coffee」は八丁堀にあります。■電車の場合最寄り駅はJR京葉線、東京メトロ日比谷線の「八丁堀駅」です。駅を出たら「コンパートメント東京中央」というマンションの方へ向けて歩き、亀島川を目指しましょう。川沿いにある「T&Yビル」の1階です、隣には「DE ICHIBA」というレストランがあります。駅からは徒歩2分程度の道のりですが、細い路地を歩いて行きますので、事前に道順を確認しておいてくださいね。■車の場合店舗周辺が一方通行になっていますので、車でお店の近くまで行く場合は「新川二丁目」の交差点を通り過ぎてから、亀島川を渡ってすぐの信号で右折しましょう。そのまま川沿いの道を進めば到着です。駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングを利用してください。路上駐車は迷惑になりますのでやめましょう。朝は7時から営業中「Cawaii Bread & Coffee」の営業日時は、下記の通りです。“第2・4火、水〜土曜日: 7am - 6pm日曜日: 7am - 4pm定休日: 月曜日、第1・3火曜日(夏期・冬期ほかの休業はFacebookにて都度告知します)”出典:平日の定休日もありますが、日曜日は開店しているので、休日の朝食を求めて家族で川沿いを散歩…という朝も楽しいと思います。もちろん、平日の仕事前に立ち寄って一日の気力を充填するという利用法もオススメです。自慢のパンはお早めに国産小麦や天然酵母、岡山にある吉田牧場から取り寄せているバターやミルクなどのこだわり素材で作られたパンは、ガス式輻射窯オーブンでじっくり焼き上げられます。このオーブンを使っているパン屋さんは、中央区ではココだけですよ。朝10時には、約20種類のパンが並んでいます。このオーブンで焼いたパン達の食べごろは翌日ですので、買ったら翌日の朝に食べるのがオススメです。豆から挽き方までこだわったコーヒーと一緒に味わいたいですね。■サンドイッチ吉田牧場自慢のフレッシュチーズを使ったサンドイッチは、人気の高いパンの1つです。手軽に食べられるので、朝が苦手な人、時間がない人にオススメです。■ノアカレンツカレンツとは、干しぶどうのこと。カレンツとくるみがふんだんに盛り込まれており、しっかり焼き上げられています。翌日に美味しいパンとしてオススメですので、朝食やオヤツ用に購入してみてはいかがでしょうか。■クリームパン木・金・日曜日限定というレアなパンです。出会えたら確実にゲットしてくださいね。■コーヒー京都の山奥で焙煎されたコーヒーは、月替りで変化します。トロリとした舌触りとコクのある味わいで、今までにないコーヒー体験が出来ますよ。街の中に溶け込む「Cawaii Bread & Coffee」は、忙しない私達を立ち止まらせ、ホッと一息つく時間をくれるお店です。皆さんも実際にお店を探して、お気に入りにパン屋さんに加えてくださいね。店舗情報店名:Cawaii Bread & CoffeeTEL・予約:03-3523-5040住所:東京都中央区八丁堀2-30-16 T&Yビル1階アクセス: 日比谷線八丁堀駅A4出口より徒歩30秒営業時間:第2・4火、水〜土曜日/7:00〜18:00日曜日/7:00〜16:00定休日:月曜日、第1・3火曜日(夏期・冬期ほかの休業はFacebookにて都度告知)
2016年12月26日「connel coffee(コーネル コーヒー)」は、青山一丁目・4番出口から赤坂方面へ徒歩5分、草月会館の2階にあり、隣は高橋是清翁記念公園、向かいは赤坂御所と、緑豊かな静かな環境です。1977年に建築家・丹下健三が設計した草月会館は、総ガラスの壁で、空や赤坂御所や高橋是清翁記念公園の景色が映るモダンな建物です。ロビーには彫刻家イサム・ノグチが手がけた“天国”と名付けられた石庭があり、自由に見ることができます。■世界的デザインオフィスが手がける、緑とインテリアが一体化した内装 カフェ入口から圧倒されるのは、大きなガラス越しに見える高橋是清翁記念公園の生い茂る緑。グレーペンミラー仕上げの天井や黒いテーブルに木々が映り込んで、まるで万華鏡を覗いているように光り輝き、幻想的で息を呑むほどの美しさです。コーネル コーヒーの運営と内装を手がけるのは、世界で活躍するデザインオフィス「nendo」。セブン&アイ・ホールディングス、スターバックス、ロッテなどのクライアントを持ち、建築からファッション、インテリア、食品と広く活躍。代表の佐藤オオキ氏は、2006年にNewsweek誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されています。 ■ここが東京だということを忘れる静けさコーヒーは目黒のスイッチコーヒートーキョーの豆を使用。世界各地から選び抜いたコーヒー豆を生産者から直接買い受け、それぞれの豆に適したやり方で丁寧に焙煎したものを使用したスペシャルティコーヒーです。カフェからワンフロア上がると、黒くマット加工されたエーロ・サーリネンデザインのチューリップ・チェアがずらりと並んだ談話室が。通常は草月会館の関係者が使用するためのスペースですが、コーネル コーヒーでドリンクをオーダーすれば使用可能。左正面には赤坂御所の緑が見え、こちらもカフェ同様に、天井とテーブルを加工しているので、さまざまなものが映り込むおもしろい空間で、とても落ち着きます。メニューは、コーヒー300円、カフェラテ350円、カプチーノ350円、アイスコーヒー350円、アイスラテ400円、みかんジュース450円などドリンクのみの展開ですが、リーズナブルな価格設定はとてもうれしいですね。今後、軽い食べ物を提供する計画もあるそうです。 建築家・丹下健三さんの設計した、国立代々木競技場、赤坂プリンスホテル、表参道ハナヱ・モリ ビルが姿を消した今、彫刻家イサム・ノグチのアートを鑑賞ができるこのビルを見るだけでも、建築に興味がある方には価値がありそう。美しい空間でいただくコーヒーは特別で、ここが東京だということを忘れてしまいそうです。 connel coffee 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館2階tel: 03-6434-01928:00~19:00土・日・祝日定休(草月会館でイベントがあるときは営業)
2016年06月07日