歌手のレディー・ガガが、ディオンヌ・ワーウィックの人生を描く自伝映画の中でシラ・ブラック役を演じることが決まったようだ。ディオンヌとシラがライバル同士であった1962年から1968年にかけての活動初期を描く本作で、昨年72歳で脳梗塞によりこの世を去ったシラをガガが演じるという。13日にカンヌ国際映画祭で同作品の製作を発表したディオンヌは、シラのことを自身のために作られた曲を盗んだ女性だったと語った。もともとはディオンヌのために執筆された『エニワン・フー・ハド・ア・ハート』を含む2曲でヒットチャート1位に輝いた経歴を持つシラについて、ディオンヌは「彼女は私の音楽を盗んだの。私はそのことについてよく思っていなかったわ。それから年月が経ち、私たちは大人になって、お互いのことを理解し合ったわ。すべて解決したのよ」と話した。実際にディオンヌとシラはライバル同士ではあったものの、『ディオンヌ』というタイトルの同映画作品の中でシラを悪者として描いているわけではないそうで、ディオンヌの自伝本『マイ・ライフ、アズ・アイ・シー・イット:アン・オートバイオグラフィー』に基づいた同作のシラ役にガガを起用することをは難しい選択ではなかったと続けている。ちなみに、ディオンヌ役にはデスティニーズ・チャイルドの元メンバーであるラトーヤ・ラケットが決定しており、「リーサル・ウエポン」シリーズのダニー・グローヴァーがディオンヌの父親役を演じる。さらに、ディオンヌの愛する師匠であったマレーネ・ディートリヒにはアカデミー賞受賞経験を持つオリンピア・デュカキスがキャスティングされている。(C)BANG Media International
2016年05月17日自伝を執筆していた俳優のイアン・マッケランは、過去を思い出すのがつらいという理由から、事前に受け取っていた100万ポンド(約1億5,600万円)を出版社へ返金したそうだ。『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフ役で知られるイアンは、出版社ホッダー&スタウトンと自伝出版の契約を結んでいたものの、執筆を断念したことをオックスフォード文学フェスティバルの会場で明かした。「執筆活動に9カ月を取っておいたんだ。事前にしっかりとお金も受け取っていたよ。でもそのお金を返しちゃったんだ」「ちょっとつらかったんだよ。過去の人生を振り返ったり、今まで理解できなかったことをイメージするのが嫌だったんだ。自分の人生の中で起きていることを自分自身でもちゃんと理解していないんだ。それは役者人生には関係ないことだしね。だから、悪いけど断念したんだ」その一方でイアンは以前、あるインタビューの中でもともとシャイな性格のため、有名人であることは自分自身を勇気づけてくれるといい「シャイな性格で生まれて、今もシャイだとすると、有名人であることは自分自身に勇気を与えてくれるんだよ」「部屋に入ると、いろんな人が僕のところにやってきて挨拶してくれたり、演劇や映画が好きな人や僕のことを知っている人たちがなんで挨拶したかったのか説明したりしてくれるからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年04月07日いつも日常のなかに非日常が紛れ込む荒唐無稽な世界観で読者を楽しませてくれる万城目学さん。作家生活10周年の記念的作品となる新作『バベル九朔』は、自伝的要素と新しい試みが盛り込まれ、万城目節大炸裂の長編だ。主人公の九朔満大は小説家を目指すため会社を辞め、母親が祖父から受け継いだ雑居ビル<バベル九朔>の最上階である5階に移り住み、管理人業務をこなしながら執筆&投稿生活をスタートさせる。実はこの設定、万城目さん本人とほぼ同じ。「僕も会社を辞めて親戚が持っていた東京の雑居ビルの管理人になって、廊下を掃除したりしながら新人賞に応募していました。前に一度その体験をもとに短編を書いています」その短編はほぼそのまま本作の第一章に使われており、九朔とテナントの人たちとの交流などを描いたものだ。ある日、その続きを考えた時、万城目さんの頭の中で壮大な異世界が広がっていった。「主人公の名前はたまたま九朔にしたんですが、2階の居酒屋の店長は双見さん、4階の探偵事務所の探偵は四条さんなどと階数とテナントの人の名前を連動させたのに、5階の管理人の名前が九朔くんというのはおかしいな、と思って。彼は本当はもっと高いところにいるんじゃないかと想像していったんです」九朔が小説家になる夢を諦めかけていた頃、ビルに謎めいた女が出現するように。その女から逃げた九朔は建物内に秘密の扉を見つけ、気づけば巨大な塔がそびえる異世界<バベル>にいたのだった…。京都、奈良、大阪などを舞台にしてきた万城目さんには珍しく、東京らしき街が舞台。また、日常と地続きの非日常ではなく、完全な異世界に迷い込む展開ははじめてだ。「僕が東京を書くとしたら、こんなふうに主人公がビルから一歩も出ない話になります(笑)。ただ、ビルの内側から異世界に行く設定にしたことで、意図せず小説家になりたいのになれない主人公の内面を掘り下げていく話にもなりました。こんなに夢や希望というものを扱った話になるとは思っていませんでした」そう、本作は夢を追いかけること、何かを作ることが大きなテーマとなっている。小説家になりたい九朔、<バベル九朔>を建てた祖父、成功を夢見て事業を始めるテナントの人々、そして謎めいた異世界<バベル>の創造主などなど――。「僕も管理人時代は小説家になれずに焦っていたし、夢破れて去っていくテナントの人もたくさん見ました。でも、うまくいかなくてもいいと思うんです。むしろ、湯水のように無駄な時間を使う姿は美しいと思う。だからこれまでにも『鴨川ホルモー』で何の見返りもないのに変な競技に臨む学生を書いたように、はたから見れば無駄なことをする人たちを一生懸命書いてきました。僕はそういう人たちのほうが好きなんです」やがて混乱をおさめるために九朔は重大な決断を迫られるが、それもまた、夢や創作に絡む内容だ。「最後の屋上のシーンだけは最初から頭にあって、そこにどう接続するかを考えていきました。結果、予想していたものとは全然違う話になりましたが、そうして自分でも持て余すものが書けるのって、嬉しいんです。そっちのほうが大きな話になるし、絶対面白いですから」◇まきめ・まなぶ1976年、大阪生まれ。’06年に『鴨川ホルモー』でボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。著作に『鹿男あをによし』『偉大なる、しゅららぼん』『とっぴんぱらりの風太郎』等。◇小さな雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す<俺>は、ある日ビル内の階段で黒ずくめの女を見かけて…。テナントビルの中で広がる奇妙奇天烈な世界。KADOKAWA1600円※ 『anan』2016年4月6日号より。写真・土佐麻理子(万城目さん)インタビュー文・瀧井朝世
2016年04月03日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の初となる自叙伝『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』が発売される。イギリスで勇敢な女性の象徴として国民的人気を誇るヴィヴィアン・ウエストウッド。政治的活動でも有名であり、自由と人権保護団体のリーダーや、環境保護団体グリーンピースのスポークスマンなども努めている。また、収入のほとんどを熱帯雨林と北極圏の保護ために寄付しており、現在は25歳年下の夫、アンドレアスと質素な暮らしを楽しんでいる。74歳にしてリタイアする意思や社会活動を制限しようという考えは全くないという。今回発売される自叙伝では、ヴィヴィアン・ウエストウッド本人によって初めて語られるストーリーを収録。パメラ・アンダーソン、チャールズ皇太子、シャミ・チャクラバティ、ナオミ・キャンベル、ジェリー・ホール、ボブ・ゲルドフ、ジュリアン・アサンジなどの活動家仲間や友人などが寄せたユニークなメッセージも掲載されている。そのうち人権運動家のシャミ・チャクラバティは、「ヴィヴィアンに関してまず知っておくべきことは、彼女の並外れた誠実さと献身です。彼女は知恵のある長老のような一面を持ちながら、もっとたくさんのことを理解するために、未だにハングリー精神を持って社会に問題提議を続け、奮闘しています。ヴィヴィアンはまさにアイコンであり、私が知る限り一番影響力を持つフェミニストです。彼女はひとつの帝国を築き上げました。彼女は愛に満ち溢れていて罪に対しても寛大です。そのうえ素晴らしいルックスを持ちあわせています」と語っている。【書籍情報】『VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン・ウエストウッド自伝』著者:ヴィヴィアン・ウエストウッド、イアン・ケリー出版社:DU BOOKS624ページ/B5変型/ハードカバー価格:4,000円
2016年02月19日ユニバーサル・ピクチャーズが製作準備を進めているスティーブ・ジョブズの自伝映画に、ジェフ・ダニエルズが出演することになるかもしれない。役柄は、元アップルのCEOジョン・スカリー。ダニエルズは、アーロン・ソーキンがクリエータ-を務めるテレビドラマ『ニュースルーム』でエミー賞に輝いた。この映画は、ウォルター・アイザクソンのベストセラーノンフィクション本をソーキンが脚色したもので、ふたりはビッグスクリーンで再びコンビを組むことになる。まだ正式なオファーは出されていないが、ダニエルズはダニー・ボイル監督の第一候補だそうだ。ジョブズ役にはマイケル・ファスベンダーが正式に決まり、スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲンで進んでいる。ジョアンナ・ホフマン役にはナタリー・ポートマンが興味を示していたが実現には至らなかった。文:猿渡由紀
2014年12月10日アーノルド・シュワルツェネッガーが自伝本『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』を執筆した。本の中では、メイドの子どもが自分の子どもだったと、妻マリア・シュライバーに告白した状況など、私生活の破綻についても語られている。その他の情報シュワルツェネッガーの本によると、長年の秘密が暴露されたのは、夫婦で受けているカップル・セラピーの最中だったようだ。いつものように夫婦がセラピストの前の席に着くと、セラピストが「メイドの子どもの父親はあなたなのですか? あなたの妻が知りたがっています」といきなり切り出したという。シュライバーは以前から疑っていたようで、シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事の任期を終えるまで、この件に触れるのを待っていたらしい。このセラピーのセッションが行われたのは、2011年1月4日。同年5月9日に夫婦は別居を発表し、5月17日に、シュワルツェネッガーが、15年前に生まれたメイドの子どもの父親は自分であると公に認めている。シュワルツェネッガーは、15年前、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』の撮影時に、家族がバケーションに出かけているとき、メイドと関係を持ったとのことだ。「(メイドの妊娠を知った時)正しい行動を取るかわりに、考えないようにしてしまった」と、後悔の気持ちも本に書かれている。シュワルツェネッガーはシュライバーに許してほしいと必死で頼んだが、シュライバーは聞く耳を持たず、昨年7月に離婚申請をしている。自伝本の中で、シュワルツェネッガーは、まだ妻との復縁に望みをかけていると語っている。文:猿渡由紀
2012年09月25日マークスタイラーが新たに発信する、26歳~36歳のファッションアディクトに向けたレディースブランド「The Dayz Tokyo」のウェブサイトとオンラインショップが2月10日にOPEN。本日2月3日よりカウントダウンページを見ることができる。「The Dayz Tokyo」のコンセプトは、ディレクター・大塚良子が手がける、モード/ヴィンテージ/ロックをキーワードに、ファッションを楽しむ大人に愛されるもらえるようなハイセンスなセレクトショップ。オリジナルブランド「The Dayz Tokyo」のほか、大塚自身でセレクトしたアメリカ、パリ、ロンドン、カナダ、オーストラリアといったさまざまな国のブランドのアイテムが販売される。また、カウントダウンページでは2月10日のOPENに向けてのキャンペーンを現在展開中。2月7日までにメルマガ登録したユーザーは、2月8日と2月9日のプレオープンに招待され、今回展開される商品やThe Dayz Tokyoの世界をいち早く体験することができ、さらにオンラインショッピングも可能。そのほか、¥15,000以上買い物をしたメルマガ会員のみ・次回の買い物で使用できる1,000ポイントプレゼント・トラベルセット(ノベルティ)抽選で50名にプレゼント・ヴィンテージなどの一点物を先行販売といった特典がつく。今までのマークスタイラーとは一味違う、オリジナルブランド+セレクトならではの「The Dayz Tokyo」は、目の肥えたファッション好きの女性の心も飽きさせることなく、常に違った表情を見せてくれると期待される大注目のブランド。今から是非チェックしてみよう。詳細は The Dayz Tokyo公式サイト へ■大塚 良子 プロフィール17歳より女優/タレントとして活動。カタランの歴史と文化に惹かれ、スペイン留学を経験。その後の人生観やファッションに多大な影響を受けることになる。2005年独自のファッションセンスを活かしアパレルの世界へ。アタッシュ・ドゥ・プレス、レディースブランドMD、セレクトショップバイヤーなどを経て、2012SSシーズンより、オリジナル商品とインポートセレクトを扱う【The Dayz tokyo】のディレクターに就任。 大塚良子オフィシャルブログ
2012年02月03日ストリート・ファッション・ブランド、DEVILOCKのプロデューサーである遠藤憲昭の、2月25日(土)に発売される初の自伝『THE STORY 遠藤憲昭 自伝~ストリートから伝説へ~』の初回限定版の内容が明らかになった。「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」公演情報本作はファッション・シーンのカリスマとして確固たる地位を築いた著者による自伝の形をとりつつも、野心と野望に満ちたすべての若者へのエールともなっている。2012年度版『成りあがり』とも言うべき灼熱のメッセージが詰まった1冊だ。昨年11月に40歳という節目を迎え、15年に渡る「DEVILOCK」の歴史に終止符を打った遠藤憲昭。本作では、単身のアメリカ生活、アルバイトから会社社長へ、大切な仲間との出会い・別れ、セレブ生活、結婚から離婚、世間を騒がせたあの事件、そして解散まで今まで語ることのなかった赤裸々な思いを綴っている。そんな本作の初回版では、オリジナル・ケースに本書とトートバッグがパッケージされたスペシャル・セットが限定販売される。デザインは、ファッション・デザイナーであり遠藤氏とは盟友であるJUN WATANABE氏によるもの。こちらは、2月25日(土)・26日(日)の「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」の会場での販売と、ぴあBOOK SHOP、ZOZOTOWNにて予約のみの販売となっている。なお、幕張メッセで開催される「DEVILOCK NIGHT THE FINAL」のチケットは現在発売中。オフィシャルホームページで事前販売されたオリジナルグッズは、いずれも完売するなど、開催前から熱い盛り上がりを見せている。また、スカパー!の複数チャンネルでは独占同時生中継も実施され、BSスカパーでは全ステージのライブ、バッグステージの模様やアーティストコメントなども生中継で放送される。■『THE STORY 遠藤憲昭 自伝~DEVILOCK ストリートから伝説へ~』遠藤憲昭:著2月25日(土)発売定価1500円【書籍のみ】 /定価3000円【オリジナルトートバッグ付限定2000セット】四六判224ページぴあ刊
2012年01月31日ジュード・ロウが元妻のサディ・フロストが書いた自伝の出版を差し止めようと、法的手段も辞さない構えを見せている。ジュードとサディは1997年に結婚、2003年に離婚したが、現在14歳と8歳になる息子と10歳になる娘がおり、サディが出版を計画している自伝「Crazy Days」(原題)で6年間の結婚生活について100ページ近くも割いているのが、ジュードは気になるらしい。ジュードはサディの自宅で本についての話し合いをもち、その際に原稿の一部を読んだが、何事もなかったように帰った直後に出版をやめるか、結婚生活についての記述部分を削除するかを迫ったのだという。「サディは一所懸命に執筆した。だからジュードのとった行動に傷ついている。別にジュードとの関係を暴露するつもりもなかったのに」と彼女の友人は語っている。一方、ジュードは現在、2日から10日まで開催の第45回チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に招かれ、同地に滞在中。これまでのキャリアを讚えて、映画祭ディレクター賞を贈られる予定だ。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:レポゼッション・メン 2010年7月2日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ジュード・ロウ 人工臓器体験を語る?『レポゼッション・メン』動画インタビュー到着きっかけは子供のヘアカット…ジュード・ロウの元妻と婚約者シエナがバトル続行中!ジュード・ロウ本人そっくり!『レポゼッション・メン』アニメ仕立ての特別映像が到着ジュード・ロウとシエナ・ミラー、ついに今夏結婚を決意?ジュード・ロウ&シエナ・ミラーがガラ・イベントに復縁ツーショットで登場
2010年07月06日