寒い冬はやっぱり鍋! 特に、プリッとした食感と濃厚な旨みが広がるもつ鍋は、大勢が集まる年末年始にもぴったりです。もつ鍋はお店ではよく食べるけれど、家庭で作るのは“ちょっとハードルが高い”と考えている方もいるでしょう。そこで今回は、自宅で簡単に作れる絶品もつ鍋の作り方をご紹介。また、定番のもつ煮込みやもつ炒め、もつを使ったカレーのほか、焼酎レシピも登場しますよ。■もつ鍋の作り方下茹で済みのもつを買えば、手軽にもつ鍋を作れます。もつの旨みがしみ出た味噌味のスープが絶品で、お店で食べるもつ鍋のようです。〆に中華麺を入れて、余すことなく楽しみましょう。■煮込みや炒め物も<もつ>が美味しいレシピ7選・もつの炒め物たっぷりの野菜ともつを一緒に炒める、定番のもつ炒め。甘辛い濃いめの味付けで、ごはんもお酒も進みます。調味料は先に合わせておき、豚もつをしっかり炒めてから、野菜を加えてサッと炒め合わせるのがポイント。野菜のシャキッとした食感が堪能できます。 ・もつと大根のカレー炒めこちらはカレー粉のスパイシーな香りが食欲をそそる、カレー風味のモツ炒め。もつの旨みがしみ込んだ大根が、とっても美味しいですよ。もつは独特の臭みがありますが、ササッと茹でて水洗いしてから使うと気にならなくなります。・炊飯器でもつ煮込みじっくりと長時間煮込む必要があるもつ煮込みですが、炊飯器を使用すれば簡単に作れます。材料を切って炊飯器に入れるだけでOK。長時間煮込んだもつと変わらず、やわらかく味のしみ込んだもつ煮込みが完成します。・もつの白みそ煮込みもつ煮込みと言えば赤みそが定番ですが、白みそを使っても美味しく仕上がります。赤みそよりもやさしく甘めの風味が、ごはんとベストマッチ。野菜も絶品で、子どもにもおすすめです。・もつの赤ワイン煮込み赤みそに赤ワインを加える、洋風のもつ煮込み。セロリの香りも効いていて、ワインにもぴったりです。いつもと違う雰囲気を味わいたいときに作ってみてくださいね。・鶏もつのショウガ甘煮鶏レバーと砂肝を甘辛く煮る鶏もつ煮。ショウガの香りがアクセントになり、臭みが気になりません。照りが出るまでしっかりと煮詰めるのがポイント。こってりした甘辛い味わいで、お酒のおつまみに最高です。・牛もつカレーライス(九州)しっかり下茹でした牛もつをカレーライスに入れるレシピ。クミンシードを油で炒めると、スパイシーな香りが引き立ち、一気に本格的な味わいに。麺つゆとウスターソースが味に深みを持たせ、プルプルの牛もつと相性抜群です。■もつ料理と好相性な<焼酎>レシピ3選・焼酎のお湯割り寒い季節は、温かいお湯割りが恋しくなりますね。先に器にお湯を入れることで、適度にお湯の温度を下げ、器も温まります。焼酎を注いだ後は自然に混ざり合うので、かき混ぜなくても大丈夫。お好みでレモンや梅干しを添えてどうぞ。・サワードリンクフルーツをお酢と砂糖に漬け込むサワードリンク。ほど良い酸味と甘みが絶妙で、焼酎のお湯割りにしてもさっぱりしていて飲みやすいです。漬けたフルーツをジャムにするのも◎。お好みのフルーツで作ってみてください。・トマト・ショウチュウ焼酎が苦手な方におすすめなのがこちら。二層に分かれた見た目もかわいいカクテルです。甘いフルーツトマトと乳酸菌飲料は相性が良く、ジュース感覚で飲めます。焼酎が好きな方は、乳酸菌飲料を加えず、フルーツトマト果汁と焼酎だけで作っても良さそうですね。意外と簡単に作れるもつ鍋は、健康や美容に欠かせないコラーゲンやビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれます。乾燥が気になる冬の時期にはぴったりの鍋料理ですね。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、家族でもつ鍋を囲んでくださいね。▼禁断の味を楽しめる! 話題の「痛風鍋」レシピはこちら
2023年12月15日人気輸入食料品店「カルディ」で大ブレイクした辛味調味料「ハリッサ」に続くネクストブレイク候補ナンバー1として、先日テレビ朝日系列のバラエティ番組「家事ヤロウ」で紹介された大注目の辛味調味料。それがインドネシアの辛味調味料「サンバル」です。今回は話題のサンバルがどんな調味料なのかのご紹介とサンバルをちょい足しすると美味しさがアップするレシピをご紹介したいと思います。■「サンバル」ってどんな調味料?「サンバル」はインドネシアの代表的な辛味調味料で、インドネシア風チャーハンのナシゴレンや焼きそば風のミーゴレン、また鶏肉を焼いたサテなどに添えられる辛味調味料です。トマトピューレにパプリカ、玉ねぎ、ニンニク、唐辛子などに魚醤やエビミソなどの海産物のエキスが入っているのが特徴です。「サンバル」の辛味はガツンとした攻撃的な辛さではなく、トマトベースの酸味の後に、唐辛子の辛味とエビや魚醤の旨味が口の中に広がります。パッケージに「お店で食べる手作りサンバルをほどよい辛さに仕上げました」と記載されている通り、日本人向けに食べやすい辛さに調整されています。■「ハリッサ」とどう違うの?大ブームになった「ハリッサ」はモロッコなど地中海地方の辛味調味料。「ハリッサ」はパプリカと唐辛子にクミンなどの香辛料を効かせた調味料で、一方「サンバル」はトマトベースで酸味がありより魚醤を感じるアジアンエスニック香辛料。似ているようで異なる辛味調味料です。トマトベースのサンバルはタバスコに合う料理にマッチします。■「サンバル」ちょい足しオススメレシピ9選・ナシゴレンインドネシアの炒めご飯「ナシゴレン」。カルディの「サンバル」を加えるとエビの香りやトマトの酸味と唐辛子の辛味がプラスされ本場の味になります!目玉焼きを崩しつつサンバルを絡めてご飯と一緒に食べてみてください!インドネシアにトリップした気分が味わえます。・ミーゴレンミー=麺。ゴレン=炒める。という意味のインドネシアの焼きそば。炒める際に「サンバル」を入れても良いですし、横に添えて麺につけて辛さを調整しつつ味変しながら食べても美味しいですよ。・ナポリタン洋食屋さんの懐かしい味わいのナポリタン。トマトベースの「サンバル」はナポリタンに入れるとタバスコの代わりになり、そこにエビの風味も加わって奥深い味に。ナポリタンだけでなくボンゴレロッソなど他のパスタにも合います。・牛すじカレー牛肉の中では低カロリーの牛すじで作る本格的なカレー。圧力鍋を使って短時間に牛すじをとろとろに煮込みます。煮込んだスープを加えて絶品に。「サンバル」を添えて味変して食べると益々美味!トマトの酸味とカレーの辛味がマッチします。・焼き餃子酢とコショウを使った食べ方も注目されている餃子。肉汁たっぷりの餃子に「サンバル」をつけて食べると一気にエスニック気分が味わえます!香菜と一緒に食べても良いですね。水餃子や揚げ餃子にもぴったり。・ピザトーストパンに塗るピザソースにを少し加えるとピリ辛とエビのコクがプラスされます。またとろけるチーズの上にタバスコ代わりに使っても◎。量はお好みで調節してくださいね。・炊飯器で!絶品カオマンガイ炊飯器で作れる絶品のカオマンガイ。鶏肉から出る旨味がご飯に染み込みとっても美味。ナンプラー、みそ、お酢、砂糖などで作るみそダレに「サンバル」を添えて、旨辛ダレにして召し上がれ!辛党さんはサンバルをそのまま使っても良いですよ。・たくあん納豆納豆に「サンバル」!?意外な組み合わせですがこれが合うんです!「サンバル」を入れてごま油を少し垂らしてご飯に乗せたり、海苔で巻いたりして食べてくださいね。意外な組み合わせに驚きます!・焼き鳥パリパリに焼いた皮が美味しい焼き鳥に、七味をつける感覚で「サンバル」をつけると、鶏の旨味が引き立ちます。お好みで香菜を一緒に食べるとエスニック気分が味わえます。2022年後半ブレイク間違いなしの辛味調味料「サンバル」。カルディだけでなく業務スーパーなどでも購入できます!食卓に新しい風を吹き込む魅惑の調味料を楽しんで下さいね。
2022年09月02日パックで買ったヨーグルトが余ってしまいそうなとき、ぜひ試して頂きたいレシピがこちら。鶏肉をヨーグルトに漬け込んで、半日~1日寝かしておきます。ヨーグルトのなかの乳酸がお肉の繊維をほぐし、細胞やコラーゲンの成分を含んで膨らむことで、肉質を柔らかくジューシーにしてくれるのです。実際に試してみると、ふだんは多少歯ごたえが気になる鶏もも肉も、全体にふっくらソフトに! 香ばしくパリッと焼いた皮との食感も絶妙です。■ヨーグルトグリルチキン調理時間 30分+漬ける時間 1人分 570Kcalレシピ制作:料理家 森岡恵<材料 2人分>鶏もも肉 2枚 塩 少々<調味料> プレーンヨーグルト 100g 塩 小さじ1 ニンニク(すりおろし) 1/4片分粒マスタード 小さじ2EVオリーブ油 適量レモン(くし切り) 2切れクレソン 2本<作り方>1、鶏もも肉は太い筋と脂を切り取り、厚い部分は包丁を入れて厚さを均一にし、半分に切り、塩を振って約10分置く。2、ビニール袋に(1)、<調味料>の材料を加えてよくもみ込み、半日~1日漬けておく。3、(オーブンシートをしいた天板に、(2)を<調味料>ごと皮が上になるように並べ、粒マスタードをのせる。4、250℃に予熱しておいたオーブンで15~20分焼く。5、鶏もも肉の皮面が色よく焼けたら取り出し、器に盛り、EVオリーブ油をかけ、レモンとクレソンを添える。コツ・ポイント ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。 お肉の旨みが引き出されるので、特にソースを用意しなくても、仕上げはオイルとレモンだけで十分。下準備だけしておけばあとは焼くだけなので、忙しい日の夜にも、おもてなしのレシピとしても活躍してくれますよ!
2017年09月22日忙しいママの間では、既に知られた存在のワンポットレシピ。ワンポットメニューのメリットは、手間が省けて、洗い物も少ないのに、手抜き感のないおしゃれな見た目と確かなおいしさです。今回は、そんないいところだらけのワンポットレシピをご紹介します。南フランスを代表する料理「ラタトゥイユ」とペンネを組み合わせたこちらは、色々な野菜の旨みが絶妙に溶け出た味わいを楽しめます。色鮮やかでカラフルな見た目は、一皿で食卓を華やかにしてくれるのも嬉しいですよね。■ラタトゥイユペンネのワンポットパスタ調理時間 15分レシピ制作:フードコーディネーター 鎌倉 裕子<材料 2人分>ペンネ 150gナス 1本玉ネギ 1/2個トマト 1個パプリカ 1/2個ピーマン 1個ズッキーニ 1/2個水 200mlトマトジュース(無塩) 200ml固形スープの素 1個オリーブ油 大さじ2ニンニク 1片塩 適量ドライハーブ(オレガノ、タイムなど) 適量 <作り方>1、ナスは1cm角程度の大きさに切り、水に放ってアク抜きをする。パプリカ、ピーマンは種を取り、他の野菜も全て1cm角ぐらいの大きさに切りそろえておく。2、フライパンにオリーブ油、薄切りにしたニンニクを入れ弱火で香りが出るまで熱し、切った野菜を入れて炒める。油が回ったら蓋をして弱火にし、5分ほど蒸し煮にする。3、野菜がくったりとしたら水、トマトジュース、固形スープの素を入れる。火を中火にし、煮たってきたら、ペンネ、ドライハーブを入れ、かき混ぜてから弱火にして蓋をし、袋の表記の時間煮る。→ペンネやマカロニなどは鍋肌に張り付きやすいので時々かき混ぜてください。4、蓋を開けて、煮汁が残っているようなら1~2分ほど煮て塩で味を調える。→煮ている途中で水分がなくなってきたら、少し水を足してみてください。コツ・ポイント 今回は直径26cmのフライパンを使用しています。 このパスタは冷めても味が変わらないので冷製パスタでもいただけますし、お弁当のおかずにもなる万能レシピです。作り置きしておけば、忙しい時にも大助かりしそう。ぜひ作ってみてくださいね。
2017年06月24日カッテージチーズと聞いてすぐに思いつくレシピにはどんなものがありますか?スーパーではよく見かけるけれどもあまり食卓に並ぶことがない。そんなご家庭もあると思います。味にクセがなく、程よい酸味とさわやかな口当たりが特徴のカッテージチーズ。低カロリーで塩分控えめなチーズでもあるので、その万能な活用法を知ったらきっと冷蔵庫に常備させたくなるはず。いろいろとレシピをご紹介したいところですが、今回はさっぱりとしたスイーツのレシピです。■カッテージチーズのデザート調理時間 10分 1人分 63kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>カッテージチーズ(裏ごし) 200gグレープフルーツ 1個ミントの葉 適量ハチミツ 適量ミルびき岩塩 適量 <下準備>・グレープフルーツは皮を包丁でむき、薄皮もむいて果肉を取り出す。<作り方>1、器にグレープフルーツ、カッテージチーズを盛り合わせ、ハチミツ、ミルびき岩塩をかける。あればミントの葉を添える。カッテージチーズは他のチーズと比べると酸味が控えめなので、グレープフルーツとも味がぶつかりません。濃厚なハチミツの甘さと優しく舌を刺激する岩塩の塩味とが絶妙なバランスで口いっぱいに広がります。
2017年06月09日テレビなどでも紹介され、新調味料として話題の「トマ味噌」。トマ味噌には健康や美肌に役立つ働きが満載。レシピや活用法についてもご紹介します。■新調味料のトマ味噌は美容にも最適「トマ味噌」はその名の通り、トマト+味噌を組み合わせた調味料。意外な組み合わせだと感じる人も多いと思いますが、洋風だけでなく、汁物などにも応用できる万能調味料なのです。食欲のない暑い日でも酸味があって食べやすく、今の時期にもおすすめです。トマトには抗酸化物質であるリコピンが含まれています。紫外線などから肌を守り、美肌へ導いてくれます。発酵食品である味噌には、整腸作用があり、腸内環境を整えてくれるため、こちらも美肌に役立ちます。健康的にきれいになりたい人こそ、毎日取り入れたいのがこのトマ味噌なのです。トマ味噌は市販品もありますが、自宅にトマトケチャップと味噌があれば簡単に作ることができます。■トマ味噌の作り方<材料>トマトケチャップ 大さじ2味噌 大さじ2作り方は、それぞれの材料をまぜるだけ。味はお好みで調整してください。次に、トマ味噌の簡単な活用方法をご紹介しましょう。 ■トマ味噌そうめん<材料 2人分>そうめん 3束トマみそ 大さじ2めんつゆ(市販のもの) 適量ねぎ お好みで<作り方>1、そうめんをゆでて、ざるにあけておく。2、めんつゆをお椀に入れて、トマ味噌を溶かす。3、ねぎを散らして、つけながらいただく。<ポイント>大きなお皿にそうめんを入れて、ぶっかけ風にしてもおいしいです。そのほか、麻婆豆腐に入れたり、パスタソースに使ったり、スティックサラダのディップにしたり、とアレンジしだいで幅広い料理に使えます。常備しておくと、忙しい日の一品に役立ちそうですね。高城あすか(OFFICE-SANGA)
2016年09月03日