A24最新作『アイアンクロー』より特別映像が解禁された。“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とした実在のプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。父フリッツのもとでプロレスの高みにまで登りつめたフォン・エリック兄弟を、身近な視点から壮大に描き出した本作。この度解禁されたのは、物静かで優しい性格で愛情深い主人公ケビン役を務めたザック・エフロンが、自身の役どころや撮影エピソードを語る特別映像。プロレス映画でありながら、その枠にとどまらない人間ドラマとして本作の魅力を支えているのは、ケビン・フォン・エリックであることは言うまでもない。年長者として兄弟を支え、優しく思いやりのあるケビン役を、ザック・エフロンが繊細な演技で描写し、作品をまとめ上げている。ザックは、「フォン・エリック兄弟の実話を描く作品だ。ケビンには兄弟との絆がすべてだ。兄弟の中心的存在だった」と、ケビンの心の中心にあるのは、家族や愛、そして弟たちであったとふり返る。ショーン・ダーキン監督は、「ザックには身体能力に加え、ケビンの持つ愛らしさもあった」と話し、ケビン・フォン・エリック本人もザックについて「まさにハマり役」と大絶賛している。三男デビッド役のハリス・ディキンソンは、「周囲の力を引き出す。誰にとってもザックは最高の共演者さ」と賛辞を送り、四男ケリー役のジェレミー・アレン・ホワイトは「常に準備が完璧な彼に刺激を受け、みんな競い合うようにトレーニングをしたよ」と、撮影裏でも皆を引っ張るお兄さん的存在だったようだ。最後にザックは、「家族を襲った悲しみの連鎖を断ち切り、愛を力にして生きた男の実話だ。力強い物語だよ」と、作品の本質を熱く語った。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2024年04月05日ザック・エフロン主演『アイアンクロー』よりインタビュー映像が解禁された。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、物語の中心となる、もの静かで優しい性格で愛情深い次男ケビンを務めたザック・エフロン、三男デビッド役のハリス・ディキンソン、四男ケリー役のジェレミー・アレン・ホワイト、五男マイク役のスタンリー・シモンズら、フォン・エリック兄弟を演じた主要キャスト4名によるインタビュー映像。役作りにおける撮影秘話や本作の見どころなどを語り尽くしている。本作での注目ポイントの一つでもある肉体改造について、ザックは「僕にとってはフォン・エリック兄弟といえばあのたくましい体格が何よりも印象的だった。会場を盛り上げるショーマンシップとリングでの超人的な身体能力を持つ彼らのような肉体になることは俳優にとってものすごく大変なことだ。だから本作の役作りは僕にとって大きな挑戦だった」と、『ベイウォッチ』(17)で見事な肉体美を披露したザックにとっても、今回のトレーニングはかなり辛かった様子。だが、そうした中でも彼らがどんな生活を送り、何を感じて生きていたのかなどを理解することができたようで尊敬の念も述べている。ジェレミーは、ストーリーの要ともなる彼らの人間性や内面部分を表現するにあたり、「私生活を映したものはほとんどなくて映像の彼らはいつもパフォーマンス・モードだった。だから素顔を知るために彼らを取り巻く人間関係を理解しようとしたんだ。兄弟同士の関係や父親との関係についてね」と、想像を絶するほどの喪失を体験した兄弟を演じるには彼らの人間性や当時の生活を十分に理解する必要があったことをふり返る。最後にハリスは、「これは人の心の強さを力強く訴える物語だ。様々な不幸を乗り越えていくケビンの姿を通じて描かれる。いかに彼がすばらしい人間かよく分かるよ。それに本作ではメンタルヘルスや男らしさについて議論するシーンも多い。本作を見た人がある種の共感を得て、その共感が他の分野にも広がることを願うよ」と、本作の見どころを熱くコメントした。プロレスラー役を演じるために努力を惜しまず作り上げた圧巻の肉体、そしてプロレスシーンも勿論見どころだが、家父長制の家庭で育った兄弟たちの絆や葛藤する姿は現代にも通ずるものがあり、観客もそのドラマティックなストーリーに心揺さぶられるはずだ。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2024年03月26日ザック・エフロン主演、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とした伝説的プロレスラーを演じるA24最新作『アイアンクロー』。本作のみならず、この春に公開を控える最新映画にはネクストブレイクの呼び声高い、すでにアカデミー賞、エミー賞などでも話題沸騰中の注目俳優6人が登場している。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』4月5日公開ジェレミー・アレン・ホワイトは、ブラックコメディドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」シリーズに出演したアメリカ・ニューヨーク出身の俳優。18歳だった2011年から10年間もの間出演した。業界内では演技力に定評があった彼が大きな注目を集めるきっかけとなったのが、大ヒットドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.主人公の悩めるシェフ、カーミー役を演じ、第74回エミー賞(コメディシリーズ部門)主演男優賞、第80回・第81回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)を2年連続受賞、一躍トップ俳優の仲間入りを果たした。最近では、世界的アパレルブランド「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の新アイコンに起用されるなどキャリアの幅を広げている。最新作『アイアンクロー』では、実在したプロレスラー兄弟の四男役を演じ、本格的なプロレスシーンと鍛えられた肉体を披露した。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』4月5日公開若い頃より俳優・映画製作を志していたイギリス出身のハリス・ディキンソンは、2017年に初主演作『ブルックリンの片隅で』でフランキー役を演じ、インディペンデント・スピリット・アワードの主演男優賞とゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー・アクター賞にノミネート、ロンドン映画批評家協会賞でヤングブリティッシュ/アイルランド・パフォーマー賞を受賞。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.さらにアンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント2』でのフィリップ王子役や、グザヴィエ・ドラン監督作『マティアス&マキシム』、大人気シリーズの前日譚『キングスマン:ファースト・エージェント』、第75回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『逆転のトライアングル』、リース・ヴィザースプーン製作の『ザリガニの鳴くところ』など注目作に次々と出演。最新作『アイアンクロー』では、プロレスラー兄弟の三男役を演じ、カリスマ的な人気を誇った実在のプロレスラーを見事に表現した。ユ・テオ『パスト ライブス/再会』4月5日公開ユ・テオはドイツ出身の俳優で、高校卒業後にアメリカ・ニューヨークへ渡り、リーストラスバーグ演劇学校にて演技を学んだ。以降、インディペンデント系作品や舞台を中心に活動し、2009年からはソウルに拠点を移すも、長い下積みを過ごす。2020年、ロシアに実在した伝説のバンドのボーカルを描いた青春映画で第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『LETO レト』で主演を務め、話題を集める。韓国でもドラマ「その恋、断固お断りします」などに出演、CIAの新人弁護士が主人公の大ヒットスリラードラマ「ザ・リクルート」続編の新レギュラーに抜擢されているほか、本年度のアカデミー賞作品賞・脚本賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では自身が主演俳優賞にノミネートされた最新作『パスト ライブス/再会』では24年振りに再会した主人公の初恋の相手を演じるなど、今後もグローバルな活躍に期待が高まっている。ケイリー・スピーニー『プリシラ』4月12日公開アメリカ出身のケイリー・スピーニーは、15歳の頃よりスプリングフィールド・リトル・シアターで演技を学びながら、歌手としても活動。2016年の短編犯罪映画『Counting to 1000』でデビューを果たすと、その2年後、スティーブン・S・デナイト監督のSFアクション超大作『パシフィック・リム:アップライジング』に起用された。また、ケイト・ウィンスレット主演のドラマ「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」に出演するなど活躍の場を広げるなかで、ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』の主演に大抜擢。“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーの妻・プリシラ役を務め、華やかな恋に隠された孤独を繊細に体現。ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を手にした。一躍時の人となったスピ―ニーは、現在、SFホラー大作「エイリアン」シリーズの最新作『エイリアン・ロミュラス』(原題)への出演も決定しており、今後の活躍から目が離せない。ジェイコブ・エロルディ『プリシラ』4月12日公開オーストラリア出身のジェイコブ・エロルディは、2018年より配信されたNetflix映画『キスから始まるものがたり』に抜擢され、大ブレイク。実生活でも恋人だったジョーイ・キングとの共演でも注目を浴びた。さらに、2019年からはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などの制作で知られるHBOと気鋭の映画スタジオA24がタッグを組み、製作総指揮にラッパーのドレイクが名を連ねたドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演。ゼンデイヤを主演に様々な問題を抱えて生きるZ世代の葛藤を描いたドラマシリーズで、スクールカーストの頂点に君臨するネイト役を務めた。エメラルド・フェネル監督の最新作『Saltburn』でも主人公を上流階級の世界へ誘う魅惑的な大学生・フェリックス役を演じ、その存在感を示した。最新作『プリシラ』では、“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーを演じる。ポール・メスカル『異人たち』4月19日公開10代の頃はサッカー選手として活躍していたアイルランド出身のポール・メスカルは、怪我によって引退したのち、ダブリン大学トリニティ・カレッジで演技を学び、以降は舞台俳優としてキャリアを積む。2020年には傑作青春ドラマ「ふつうの人々/ノーマル・ピープル」でTVドラマ初出演にして主演を務める。さらに、11歳の少女と父親がふたりきりで過ごす、ある夏休みの思い出を描いた『aftersun/アフターサン』に出演し、アカデミー賞主演男優賞に最年少で初ノミネート、2023年には名匠リドリー・スコットの超大作『グラディエーター』の続編で主役の座を射止めたことが話題に。山田太一の長編小説を基にした最新作『異人たち』では、アンドリュー・スコット演じる主人公と恋仲になる謎めいた青年ハリーを演じている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reservedアイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロープリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年03月18日ザック・エフロン主演のA24最新作『アイアンクロー』より俳優たちによる驚異の“再現度”を確認できる比較写真が解禁された。プロレス界伝説の一家に起こった衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁となったのは、フォン・エリック一家を演じたキャストたちが実際の彼らの姿を再現した特別写真。試合着でポーズをきめる兄弟たちや、亡きデビッドの異名“テキサスの黄色いバラ”にちなんだ黄色いバラを捧げるケビンの様子を収めたものなど、当時の貴重な写真と比較することで、本作の圧倒的な“再現度”を楽しむことができる。また、特別写真解禁にあわせて、劇中に登場する往年のプロレスラーたちを捉えた特別映像も到着。劇中ではフォン・エリック家のみならず、リック・フレアーやハリー・レイス、ブルーザー・ブロディなど、当時大活躍した名プロレスラーの容姿や着こなし、言動を完全再現している。彼らによる本格的なプロレスシーンは、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンコーディネーターを務めたことによるもので、それぞれがレスラー役として劇中にも出演している。さらに、本作ではダラスの名物プロレス会場スポルタトリアムを忠実に再現したセットが使用された。観客を前にしたプロレスシーンの撮影では、実際に当時の試合を子どもの頃に見て育ったプロレスファンたちがエキストラとして参加している。コーディネーターのチャボ・ゲレロ・ジュニアは、「多くのエキストラがワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)を思い出した。昔見たシーンだったんだ。撮影が終わったあと、みんな俺にこう言った『子どものころ見たのと同じだった』ってね」と撮影をふり返っている。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年03月10日ザック・エフロン主演、A24最新作『アイアンクロー』より特別映像が解禁された。プロレス界伝説一家の絆と兄弟に起こった悲劇を描く衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、キャストと監督、そしてザック・エフロンが演じたケビン・フォン・エリック本人が作品に込めたメッセージと思いを明かす特別映像【True Story 編】。幼少期からプロレスに夢中になり、9歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は、自ら「プロレス狂」であると公言する。本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」と話すように、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。こうしたアプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かしている。ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」とふり返っており、随所に散りばめられた本編シーンからも、驚異的な肉体改造の成果を垣間見ることができる。ケビン本人も「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛するほどの迫真の試合シーンにも注目だ。兄弟の中でのまとめ役を演じたザックは、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(17)で見せた甘いフェイスではなく、これまで目にしたことのない哀愁帯びた静かで繊細な演技を見せているが、いまは亡き兄弟を演じたキャストを見て、ケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せる。ケビン・エリック・フォン、ザック・エフロン(プレミアにて)本作では本格的なプロレスシーンにも注目だが、四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作が単なる悲劇で終わらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていると絶賛。愛する兄弟たちに先立たれ、ひとり生き残るという想像を絶する経験をしながらも、妻と子どもを守ろうとするケビンの姿に、観客は心を揺さぶられるはずだ。現在66歳となったケビンが口にする「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」と語るその想いからは、彼の人生の重みを感じ取ることができるだろう。『アイアンクロー』は4月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年02月21日4月5日(金) より上映されるA24最新作『アイアンクロー』より、特別映像【True Story 編】が公開された。本作は、スタジオA24が『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン監督と組み、プロレス界の伝説にして“呪われた一家”と呼ばれたフォン・エリック・ファミリーの実話を映画化した作品。ザック・エフロンが主演を務め、共演に『逆転のトライアングル』のハリス・ディキンソン、人気ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイトらが名を連ねている。公開されたのは、キャストと監督、そしてザック・エフロンが演じたケビン・フォン・エリック本人が作品に込めた思いを明かす特別映像。幼少期からプロレスに夢中になり、9歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は、自ら「プロレス狂」であると公言する。『アイアンクロー』 (C)2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」と話すように、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。アプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かしている。ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」と振り返っており、随所に散りばめられた本編シーンからも、驚異的な肉体改造の成果を垣間見ることができる。ケビン本人も「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛。また、今は亡き兄弟を演じたキャストを見て、ケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せていた。本格的なプロレスシーンにも注目だが、四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作が単なる悲劇で終わらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっているとコメント。さらに、現在66歳となったケビンが口にする「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」という想いからは、彼の人生の重みを感じ取ることができる。『アイアンクロー』True Story編<作品情報>『アイアンクロー』4月5日(金) 公開公式サイト: House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2024年02月21日ザック・エフロン主演ピーター・ファレリー監督作『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』が3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始されることが決定。キーアート、場面写真、US予告編が公開された。仲良し3人組の男の子がちょっとしたいたずらをするはずが、大失敗して警察も駆けつける事件を引き起こしてしまい、彼らはトラブルから逃れるためにとっさに“リッキー・スタニッキー”という架空の人物をでっちあげて罪をなすりつける。ディーン、JT、ウェス(ザック・エフロン、アンドリュー・サンティーノ、ジャーメイン・ファウラー)の幼なじみの親友3人組は、20年経ったいまでも、自分たちが何かやらかした時の便利なアリバイとして、架空の人物リッキー・スタニッキーを使って難を逃れている。だがある日、不審に思った彼らの妻やパートナーに、とうとう“伝説のリッキー・スタニッキーに会わせろ”と要求され、これまでさんざん罪を犯してきた3人組は思案の末、有名人の物まねをする落ちぶれたいかがわしい俳優ロック・ハード・ロッド(ジョン・シナ)を雇い、彼にリッキー・スタニッキーになりすましてもらうことにした。しかし、予想を超えてロッドが一世一代の大役を果たしすぎ、彼らのコントロールが効かなくなった時、彼らはリッキーを最初から発明しなければよかったと思い始めるのだった…。本作の監督・脚本は感動ヒューマンドラマ『グリーンブック』でアカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞したピーター・ファレリー。元々『メリーに首ったけ』や『Mr.ダマー』シリーズといったコメディ作品で定評があったピーター・ファレリー監督は、本作では笑いと感動を見事に融合。プロデューサーは、『マネーボール』などで3度アカデミー賞作品賞にノミネートされている名プロデューサー、マイケル・デ・ルカが務める。幼なじみの仲良し3人組のリーダー、ディーン役にザック・エフロン、JT役にドラマ「デイブ」のアンドリュー・サンティーノ、ウェス役に『星の王子 ニューヨークへ行く2』のジャーメイン・ファウラー、そして架空の人物リッキー・スタニッキーを演じるはずが暴走する雇われ俳優ロック・ハード・ロッド役には元プロレスラーで『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のピースメイカー役などでもお馴染みのジョン・シナが演じる。ほかにもディーンが勤める会社の社長役を『ファーゴ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたベテラン俳優ウィリアム・H・メイシーが演じ、作品に深みを与えている。『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』は3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日ザック・エフロン主演、A24最新作『アイアンクロー』より日本版予告とポスタービジュアル、場面写真が解禁された。カルト教団による洗脳とトラウマを描いたデビュー作『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で絶賛を浴びた42歳のショーン・ダーキン監督による本作は、「呪われた一家」と呼ばれたプロレス一家の実話を映画化した衝撃作。子どもの頃からプロレスに夢中で、フォン・エリック・ファミリーの悲劇に衝撃を受けた一人だったというダーキン監督は、長年取り憑かれていた驚きの実話を、家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築。プロレスにまつわる栄光と挫折を掘り下げ、植え付けられた価値観からの解放という今日的なテーマに踏み込んだ、胸の奥深くに刺さる人間ドラマに仕上げた。昨年末にアメリカで公開されると、現在行われているアカデミー賞レースを傍目に、密かに快進撃を続けている。公開以降、口コミを中心に広がりを見せ、現在まで好成績をキープ。とりわけ、観客からの評判が高く、批評サイト「ロッテントマト」ではフレッシュ認定され、観客スコアは94%の支持(1月19日時点)、さらに出口調査「シネマスコア」は「A-」を記録し、この結果はA24タイトルのなかで歴代最高評価となった。このたび解禁された日本版予告編は、ザック・エフロン演じる主人公ケビンの「子供の頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングを行う兄弟たち。ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にするが、弟たちは「父さんの厳しさは異常だ」、「もう耐えられない」と静かに呟く。それに対して、父は「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、兄弟たちは重圧に押しつぶされていく。そして、悲惨な事故が起きてしまう…。衝撃的な物語以外にも、プロレスラー役を演じるために驚異的な肉体改造を行ったザック・エフロンの姿や、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアが指導を行った迫真のプロレスシーンなど見どころが満載。また、予告編では1970年代を代表するヘヴィメタルバンド「ブルー・オイスター・カルト」の「(Don't Fear) The Reaper」とカナダのプログレッシブ・ロックバンド「ラッシュ」の「Tom Sawyer」が一部使用されている。さらに劇中の映画音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきた、「アーケイドファイア」のリチャード・リード・パリーが担当した。併せて解禁されたポスタービジュアルは、栄光のチャンピオンベルトを掲げるケビンを中心に、アイアンクローのポーズを決めるデビッド(ハリス・ディキンソン)と物憂げな表情を浮かべるケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が横に並び、「人生をかけて闘え」というコピーが添えられている。プロレスに一生を捧げた兄弟たちの栄光と挫折を暗示させるデザイン。さらに、場面写真8点も追加で解禁。TVインタビューに応える兄弟や教会で祈りを捧げるフォン・エリック・ファミリーの姿をはじめ、ケビンとデートするパム(リリー・ジェームズ)、バイクにまたがるケリー、アイアンクローを披露するデビッド、音楽好きの末弟マイク(スタンリー・シモンズ)など、1970~80年代のアメリカで彼らが過ごした青春とプロレスの日々が切り取られている。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年01月24日12月22日よりザック・スナイダー監督のSF超大作『REBEL MOONーパート1:炎の子』の世界配信がスタートした。これまで『バットマン vsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』などを手掛け、スーパーヒーロー映画やSF映画に定評のあるスナイダー監督に、盟友クリストファー・ノーラン監督が称賛を送った。「今日公開されるスーパーヒーロー映画やSF映画で、ザックの影響を受けていないと思われるものはありません。ザック・スナイダーの映画を観ると、映画が持つ可能性に対する彼の愛情を理解し、感じることができるでしょう。その可能性というのは、ファンタジー的にもでき、現実感を高めることもでき、それでいて観客を感動させワクワクさせるというものです」と「The Atlantic」誌の記者に語ったという。ノーラン監督は2013年にスナイダー監督がメガホンを取った『マン・オブ・スティール』でプロデューサーを務め、以降2人は親交を深めていった。同じくスナイダー監督の『バットマン vsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』では、ノーラン監督は製作総指揮を務め、スナイダー監督の仕事ぶりに触れる機会も多々あった。(賀来比呂美)■関連作品:ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット 2021年5月26日よりデジタル配信開始©2021 Warner Media Direct, LLC All rights reserved. HBO MAX(R) is used under license.
2023年12月27日Netflixで配信中の注目作『REBEL MOON』のザック・スナイダーと「幽☆遊☆白書」主演の北村匠海の対談映像が到着。それぞれの作品の魅力、さらには演技やアクションの考え方などについて語り合っている。Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)初登場1位となった「幽☆遊☆白書」と世界各国で首位獲得・日本で3日連続“今日のTOP10”入りとなった『REBEL MOON ー パート1:炎の子』。この度解禁されたのは、そんな、世界が注目する話題作のキャストと監督が日本で対面した〈スペシャル対談映像〉。約10年ぶりの来日を果たしたスナイダー監督といえば、圧倒的映像センスで知られ、スピーディーかつダイナミックなアクションに定評がある。あらゆる惑星、衛星、都市、宇宙船を舞台にした『REBEL MOON ー パート1:炎の子』は、リアルなセットの建造と、数千にも及ぶVFXシーンを駆使して生み出され、それによりリアリティとスケールの両面でクオリティの高さを実現させている。そして、和の香りが随所で薫る増上寺で彼を迎えるのは、日本の若き俳優陣の中でも最前線をひた走る北村さん。“表現”の幅を常に広げ続けている北村さんが主演する「幽☆遊☆白書」は先日配信を迎え、日本発のシリーズ作品として歴代最高となる快挙を達成。世界中を興奮の渦に巻き込んでいる。映像は12月某日、冬空の下まだ紅葉の面影も残る東京・増上寺で、2人が初対面の挨拶を交わす貴重な瞬間から収められている。この対談に先駆け両名は互いの作品を鑑賞しており、スナイダー監督と出会う直前、北村さんは「REBEL MOON、細部まで凄かったです。惑星や宇宙の描き方が本当に美しかったし、ザック・スナイダー監督の作品は日本に本当に届いているからこそ、今日は色々なことを聞いてみたいと思っています」と少し緊張した面持ちで意気込みを語っていた。いよいよ対談がスタートすると、スナイダー監督から「"消極的なヒーロー”を演じることはすごく難しいことだと思うが、あなた(北村)の演技は素晴らしかった!ハートがある」と称賛。真っすぐな眼差しで耳を傾けていた北村さんは「すごく嬉しいです…!(幽助は)所謂ダークヒーローと呼ばれるもので、自らなろうとしている訳ではない。REBEL MOONを観ていても、正義感というものがヒーロー側にも敵側にもそれぞれに存在するから戦いは成立すると思うし、そこは今回幽助を通してすごく考えて演じていました」と大いに感激。スナイダー監督も「それはすごく伝わってきました。幽☆遊☆白書は素晴らしいアクションだけではなく、それを後押しするドラマがある」と大絶賛した。さらにそれぞれの作品においても重要なアクションシーンを描く難しさにおいて、スナイダー監督と北村さんが共感し合う場面も。「REBEL MOONの宇宙の描き方だったり、1シーン毎の美しさがずっと根底にある中で、主人公・コラ(ソフィア・ブテラ)のアクションの心の乗り方、パワーの流れ方だったりは、幽☆遊☆白書と通ずるものがあるなとものすごく感じました」と北村さんが話す。対するスナイダー監督も「俳優の中には戦うことになると演技を忘れてしまう人がいるが、稀な才能だが、あなた(北村)はそれを持っている。ソフィアもそれがあるんだ」と語り、2人が役者・監督それぞれの立場から自身の作品を通じ確かに共鳴しあう瞬間となった。また本映像では、スナイダー監督が『REBEL MOON』構想20年の歴史に対する熱い想いを余すことなく語っており、さらには自身が今後の展望に言及する貴重な場面も。そして2人が互いの作品のヒットを祈願するシーンも盛り込まれており、Netflix注目の2作品だからこそ実現したスペシャル対談となっている。Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」、Netflix映画『REBEL MOON ー パート1:炎の子』はNetflixにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年12月26日Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』で主演を務めた北村匠海と、Netflixで配信中の映画『REBEL MOON — パート1: 炎の子』ザック・スナイダー監督の対談映像が公開された。構想20年の最新作『REBEL MOON』を携え、約10年ぶりの来日を果たしたスナイダーは、スピーディーかつダイナミックなアクションに定評のある人物。あらゆる惑星、衛星、都市、宇宙船を舞台にした本作は、リアルなセットの建造と、数千にもおよぶVFXシーンを駆使して生み出され、リアリティとスケールの両面でクオリティの高さを実現させている。一方、北村が主演の『幽☆遊☆白書』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された冨樫義博による同名マンガが原作。先日配信を迎え、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場1位を獲得したほか、英語を含めた全言語シリーズで“全世界2位”を記録し、日本発のシリーズ作品として歴代最高となる快挙を達成した。公開された映像は、12月某日、冬空の下まだ紅葉の面影も残る東京・増上寺に現れたスナイダーと北村が、初対面を交わす貴重な瞬間から収められている。この対談に先駆け両名は互いの作品を鑑賞しており、北村はスナイダーと出会う直前「『REBEL MOON』、細部まで凄かったです。惑星や宇宙の描き方が本当に美しかったし、ザック・スナイダー監督の作品は日本に本当に届いているからこそ、今日は色々なことを聞いてみたいと思っています」と少し緊張した面持ちで意気込みを語っていた。いよいよ対談がスタートすると、スナイダーから「“消極的なヒーロー”を演じることはすごく難しいことだと思うが、あなた(北村)の演技は素晴らしかった!ハートがある」と称賛されると、真っすぐな眼差しで耳を傾けていた北村は「すごく嬉しいです……!(幽助は)所謂ダークヒーローと呼ばれるもので、自らなろうとしている訳ではない。『REBEL MOON』を観ていても、正義感というものがヒーロー側にも敵側にもそれぞれに存在するから戦いは成立すると思うし、そこは今回幽助を通してすごく考えて演じていました」と大いに感激。スナイダーも「それはすごく伝わってきました。『幽☆遊☆白書』は素晴らしいアクションだけではなく、それを後押しするドラマがある」と絶賛した。さらにそれぞれの作品においても、重要なアクションシーンを描く難しさについてスナイダーと北村が共感し合う場面も。「『REBEL MOON』の宇宙の描き方だったり、1シーン毎の美しさがずっと根底にある中で、主人公・コラ(ソフィア・ブテラ)のアクションの心の乗り方、パワーの流れ方だったりは、『幽☆遊☆白書』と通ずるものがあるなとものすごく感じました」と北村が話すと、対するスナイダーも「俳優の中には戦うことになると演技を忘れてしまう人がいるが、稀な才能だが、あなた(北村)はそれを持っている。ソフィアもそれがあるんだ」と語り、ふたりが役者・監督それぞれの立場から自身の作品を通じ共鳴しあう瞬間となった。また映像では、スナイダーが『REBEL MOON』構想20年の歴史に対する熱い想いを余すことなく語っており、さらには自身が今後の展望に言及する場面も。そしてふたりが互いの作品のヒットを祈願するシーンも盛り込まれている。北村匠海×ザック・スナイダー 対談映像<配信情報>Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』配信中Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』キーアート (C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年作品情報:映画『REBEL MOON — パート1: 炎の子』配信中Netflix映画『REBEL MOON — パート1: 炎の子』キーアート作品情報:
2023年12月26日『300<スリーハンドレッド>』や『マン・オブ・スティール』で知られる監督ザック・スナイダーが、Netflixで配信が開始された最新作『REBEL MOON』のプロモーションで久々の来日を果たした。彼自身のオリジナル脚本による『REBEL MOON』は銀河宇宙を舞台にしたSFアクション映画。マザームーンと呼ばれる巨大帝国に支配された銀河の辺境の星で農業を営む村に帝国の邪悪な使者が訪れ、無理難題を突きつける。もし、それができなかったから村を殲滅すると宣言され、ひとりの農民が立ち上がる。その女性こそ、かつてマザームーンの最強の戦士だったコラ。彼女は、戦いとは無縁の農夫を連れ、村のために戦ってくれる仲間を探す旅に出る。このストーリーからも分かるように『スター・ウォーズ』×『七人の侍』の物語&世界観。『スター・ウォーズ』と黒澤明を愛するザックにとっては「構想20年」という念願の作品だ。『REBEL MOON — パート1: 炎の子』予告編 - Netflixザック・スナイダー監督『REBEL MOON — パート1: 炎の子』予告編を解説 #7――本作のアイデアが生まれた経緯を教えてください。ザックきっかけは1977年にまで遡る。11歳だったオレは『スター・ウォーズ』を観て「こういう素晴らしい作品、オレにも作れるかもしれない」と思ったんだ。そして大学生のときある授業で、映画を1本選び、それを別の舞台に置き換えて新しい企画として売り込むという課題を出された。そのときオレが選んだのはロバート・アルドリッチの『特攻大作戦』だった。それを宇宙舞台で翻案したら面白いんじゃないかと思ったんだ。担当の教授には「いいね。でも、どうやって形にするんだい?」と言われたのを覚えている。確かにコンセプトとしては野心的すぎるし、学生が実現するには壮大すぎるアイデアだった。でも、手ごたえは感じた。オレなら、こういう作品も作れるし、実際に実現できるはずだって。『REBEL MOON』――『スター・ウォーズ』の影響が大きい作品ですが、もっとも感銘を受けたのはどの部分ですか?ザック野心的な作風とビジョンだね。それは神話性の強い題材を映画へと昇華させる上で欠かせない要素だとオレは思っている。『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』という神話性にあふれた作品がどうやって映画に落とし込まれるのか、その手腕にオレはいつも刺激を受けてきた。自分だけの神話を作り出すというアイデアがある一方で、先達が生み出した壮大な物語がある。このふたつがあったからこそオレは『REBEL MOON』の世界を生み出し、構築できたんだと思っている。『REBEL MOON』――『スター・ウォーズ』を創造したジョージ・ルーカスは黒澤明から多大な影響を受けています。あなたは本作を、その『スター・ウォーズ』と黒澤の影響を受けて作ったというのは面白いと思うんですが。ザッククリエーターとしてのオレの土台を作ってくれたのは『スター・ウォーズ』と、『七人の侍』や『蜘蛛巣城』といったクロサワ作品だから、それを融合させるのはオレの中で必然でもあるんだ。で、壮大な哲学的な観点から言えば、『スター・ウォーズ』を解体している作品が『REBEL MOON』になると思う。オリジナルのソースに戻って解体しているという感覚がオレにはある。今回、ストリーミングされるバージョンとは別にR指定バージョン(日本では配信未定)もあるんだけど、こっちはもっと解体が進んでいて、トーンもテーマもより大人向けになっている。ある意味、『スター・ウォーズ』じゃ絶対できないことをやっている『スター・ウォーズ』、といえるんじゃないかな。もちろん、今回のバージョンは気に入っているし誇らしくも思っているけれど、R指定の方は商業的ニーズを一切無視して作った。マーケットなんてどうでもいい、自分の好きなように作ったイカレちゃった作品なんだ(笑)。『REBEL MOON』――それはぜひ、観たいですね!ところで、本編の売春宿のシーンは『スター・ウォーズ』のカンティーナ(酒場)のシークェンスっぽかったですが、もしかしてそのシーンが好き?ザックそうそう。オレは『スター・ウォーズ』のカンティーナシーンが好きで本作にも入れたんだけれど、オレの場合はそれがバーじゃなく売春宿になる(笑)。ルークだってカンティーナに行ったとき、誰かを見て「コイツと寝てみたい」なんて思ったはずなんだよ。もしかしたら、そういうことに気づいて「ルーク、大丈夫か!?」なんて思った人だっていたかもしれないだろ?(笑)つまり、そういう絶対に本家本元ではできないことを、R指定の『REBEL MOON』ではやっているということだ。『REBEL MOON』撮影中のザック・スナイダー――あなたはDCコミックでずっとヒーローを描いてきました。その経験が本作で活かされた部分はありますか?反対にDCでは断念していたけれど本作ではできた部分は?ザックDCではできないことが今回はできたのは確かだよ。当然だけれどDCにはカノン(正史)があって、そこから離れることはできない。でも、今回はできるから、ヒロインのコラは暗くてちょっと気難しいキャラクターにしたかった。「こんなこともやんなきゃダメ?」という感じを出しているつもりだ。そういうのは絶対DCではできないから。コラのそういう性格は『パート2』でより鮮明になるし、R指定バージョンだと際立っている。オレがコラというキャラクターをギリギリまで追い詰めているからだ。2023年12月にプロモーションで来日した『REBEL MOON』一行。左から、エド・スクレイン、ペ・ドゥナ、ソフィア・ブテラ、プロデューサーのデボラ・スナイダー、ザック・スナイダー、ゲスト登壇したINIの池﨑理人――監督としてストリーミングと劇場映画の違いについてどういうふうに考えていますか。ザックオレは配信と劇場映画は共存できると考えている。どちらかがなくなるなんてことはないよ、たぶん。オレの場合は、Netflixとオレが信頼し合って作っているんだ。『REBEL MOON』は劇場用には作ってないが、米国では70ミリバージョンがあって、それは劇場で公開される。そのバージョンで楽しいのは、よりレトロ感が出ているところかな。とにかく『パート2』を楽しみにしてほしい。劇場映画のように1年、2年待たなきゃいけないということはなくて、来年(2024年)の4月に配信予定だから。その頃にはみなさんにキャラクターを理解してもらっていて、より受け入れられるんじゃないかと思っているよ!取材・文:渡辺麻紀Netflix映画『REBEL MOON:パート1 炎の子』配信中『REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者』2024年4月19日(金) 世界独占配信公式サイト:
2023年12月22日A24製作の映画『アイアンクロー』が、2024年4月5日(金)より公開される。主演はザック・エフロン。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の実話映画『アイアンクロー』は、『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など革新的な作品を世に送り出してきた映画会社A24が手掛ける作品。かつて「呪われた一家」と呼ばれた、伝説のプロレス一家の衝撃の実話をもとに、知られざる真実を描き出す。モデルとなるのは、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの家族。フォン・エリック家は、人気レスラーたちとの激闘の中、プロレス界で栄光を築き上げつつも、相次ぐ悲劇によって家族間を引き裂かれそうになり、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになる。映画『アイアンクロー』は、そんな壮絶な状況に立たされた家族の道のりを、主人公の長男、ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となっている。絶対的な権力者である父、フリッツの教えに従い、プロレスの世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話が、家族の喪失の物語として描かれる。主演はザック・エフロン主人公・ケビン…ザック・エフロンフリッツ・フォン・エリックの息子で長男。演じるのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や『炎の少女チャーリー』などに出演したザック・エフロン。『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などにも出演し、美しい歌声やダンスでも有名なザックが、本作では筋骨隆々な肉体が魅力のプロレスラーを演じる。なお撮影にあたって、過酷なトレーニングと食事制限を行い、その肉体を手に入れた。フリッツ・フォン・エリック…ホルト・マッキャラニー元AWA世界ヘビー級王者のアメリカの伝説的プロレスラー。演じるのは、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニー。デビッド…ハリス・ディキンソンフォン・エリック家の次男。世界ヘビー級王座戦へ使命を受けた直後、日本でのプレレスツアー中に急死する。『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』のハリス・ディキンソンが演じる。ケリー…ジェレミー・アレン・ホワイトフォン・エリック家の三男。ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で、第80回ゴールデン・グローブ賞のテレビ部門ミュージカル・コメディシリーズで主演男優賞を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが務める。パム…リリー・ジェームズケビンの妻。実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズが演じる。また、アメリカのプロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンが、エグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを担当。それぞれレスラー役で劇中にも登場するのもポイントだ。監督はショーン・ダーキン監督を務めるのは、カナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』などを手掛けた実力派作家だ。自身を“プロレス狂”と呼ぶほど大のプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ思いがあったという。映画『アイアンクロー』は、そんなフォン・エリック兄弟への熱い思いを抱いているショーンならではの視点で、単なる悲劇では終わらない、エモーショナルな人間ドラマに仕上げられている。父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。映画『アイアンクロー』あらすじ1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。元AWA世界ヘビー級王者の父、フリッツに厳しく育てられた長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイクら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、“プロレス界の頂点”を目指す。しかし、デビッドが急死すると、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――。【作品詳細】映画『アイアンクロー』公開日:2024年4月5日(金)監督・脚本:ショーン・ダーキン出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ字幕翻訳:稲田嵯裕里原題:THE IRON CLAW
2023年12月22日映画『アイアンクロー』が、2024年4月5日(金) に日本公開されることが決定した。『アイアンクロー』は、『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ザ・ホエール』などを手がけてきた映画会社A24が製作・配給を務める最新作で、“呪われた一家”と呼ばれたプロレス一家の衝撃の実話を映画化。1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツは元AWA世界ヘビー級王者で、そんな父親に育てられた息子の長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイクら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、“プロレス界の頂点”を目指す。しかし、デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われ、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになる――。長男ケビン役を演じるのは、先日ハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロン。彼は本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露しており、今回の肉体改造について「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。また、次男デビッド役でハリス・ディキンソン、三男ケリー役でジェレミー・アレン・ホワイト、ケビンの妻パム役でリリー・ジェームズ、信心深い母ドリス役でモーラ・ティアニーが出演。さらに、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブプロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場する。監督を務めるのはカナダ出身のショーン・ダーキン。監督は自身を「プロレス狂」と呼ぶほど子どもの頃からのプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ想いがあったという。本作についてダーキン監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」とコメントしている。<作品情報>『アイアンクロー』2024年4月5日(金) 公開公式サイト: House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2023年12月19日A24最新作『アイアンクロー』(原題:THE IRON CLAW)が2024年4月5日(金)より公開されることが決定。場面写真、主演のザック・エフロンとショーン・ダーキン監督のコメントが到着した。1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは…?“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。本作は、そんな絶対的な権力者である父の教えに従ってプロレスの道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話を基にした知られざる衝撃のドラマ。いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになったフォン・エリック家は、リック・フレアー、ハリー・レイス、ファビュラス・フリーバーズといった人気レスラーたちとの激闘のなかで、プロレス界で栄光を築き上げながらも相次ぐ悲劇によって引き裂かれそうになっていく。そのなかで彼らが辿った壮絶な道のりを、長男ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となった。長男ケビン役は、先日ハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロン。本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露しており、公開前からSNSで話題となっている。ザック・エフロンは今回の肉体改造について、「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。また、次男デビッド役を『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』などで近年活躍がめざましいハリス・ディキンソンが演じ、三男ケリー役をDisney+で配信中の人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で第80回ゴールデングローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが演じた。いまもっともホットな人気俳優たちが惜しげもなく披露する、その鍛え上げた肉体と迫力満点のアクションも本作の見どころだ。そのほか、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニーが厳格な父フリッツ、実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズがケビンの妻パム、「ER 緊急救命室」のモーラ・ティアニーが信心深い母ドリスをそれぞれ演じている。また、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場する。監督はカナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』など、これまでインディペンデント映画で高い評価を得てきた実力派作家が監督に抜擢された。ダーキン監督は自身を「プロレス狂」と呼ぶほど、子どもの頃からのプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ想いがあったという。まさに「事実は小説より奇なり」とも言うべきこの物語について、監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」とコメントしている。本作は『ミッドサマー』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『ザ・ホエール』などを手掛けてきた映画会社A24が製作・配給を務め、12月22日より北米公開が予定されている。先日、発表された「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」では、ザック・エフロンをはじめとするキャストたちが「アンサンブル演技賞」に輝き、同賞が発表した2023年トップ10に、作品賞の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』をはじめ、『バービー』、『オッペンハイマー』、『哀れなるものたち』、『マエストロ:その音楽と愛と』、『君たちはどう生きるか』などとともに選出された。また、「圧倒的に打ちのめされる」(IndieWire)、「脳裏にずっと焼き付いて離れない!」(Deadline)など、北米公開を前に批評家たちから高評価を得ている注目作だ。『アイアンクロー』は2024年4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日映画『REBEL MOON』より、ザック・スナイダー監督、出演者のソフィア・ブテラ、ぺ・ドゥナ、エド・スクラインら豪華ゲストが来日し、日本&アジア合同記者会見が開催された。本作は、Netflixによる2部構成のビッグプロジェクト映画で、『REBEL MOON — パート 1:炎の子』が12月22日(金)、『REBEL MOON — パート 2:傷跡を刻む者』が2024年4月19日(金) より独占配信。監督・脚本・製作・原案を務めるスナイダー監督が、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造したSFスペクタクル巨編だ。舞台は、巨大帝国マザーワールドが支配する銀河。暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた、心優しい熱き戦士コラ(ソフィア・ブテラ)。しかしある日、帝国の刺客が村に現れ侵略を開始。コラは蹂躙された村人の敵討ちのために立ち上がり、惑星を巡りながら共に戦う戦士〈レベルズ〉を探す仲間集めの旅へ出る。本作を手掛けたスナイダー監督は、作品を手掛ける上で日本の作品からも影響を受けているそうで、約10年ぶりの来日に「皆さんこんにちは。当たり前のことですが、私は日本が大好きなので再び来ることができて嬉しいですし、とても光栄です!」と感慨深く挨拶。スナイダー監督は好きなアニメに『AKIRA』を挙げていたり『鬼滅の刃』も鑑賞していたりと日本のアニメやコミックが大好きだそうで、本作で影響を受けた作品について聞かれると「この作品が始まる前は『ワンパンマン』を見ました(笑)。色んな作品の影響を受けていて具体的な作品名は言えませんが、剣術だったりアクションだったり日本の文化も本作に散りばめています。黒澤明監督の『七人の侍』『蜘蛛巣城』にも影響を受けました」と告白した。ザック・スナイダー監督本作の構想期間は20年以上。作品が完成するまでの道のりを振り返り、「アイデアの発端は1977年まで遡ります。11歳の時に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を観たからでした。僕は“自分の手でもこのような素晴らしい作品を作ることができるかもしれない”と思いました。私のクリエイターとしての土台を作ったのは『スター・ウォーズ』に始まり、黒澤明監督の作品でしたね」と感無量な面持ちで心境を語るスナイダー監督。監督と共に作品を創り上げたプロデューサーのデボラ・スナイダーは「この作品はオリジナルなので他にはない作品です。完成形はザックの頭の中にしかないのでとてもチャレンジングでした。ザックは色んな作品を参考にしていて、ディティールなどリアリティさを持たせることを大事にしていましたね」とスナイダー監督と顔を合わせながら語り、二人三脚の夫婦の絆を垣間見せた。左より)デボラ・スナイダー&ザック・スナイダー監督俳優としてはもちろん、ダンサーとしても活躍する主人公コラを演じるソフィア・ブテラが「ダンサーは身体を使いますし、周りを見て踊りを覚えることも多いので、その経験が今回のアクションシーンに役立ちました。ただ、私は銃を持つことが初めてでした。コラは戦士なので、銃の扱いを間違わないように立ち振る舞いをザックに教えてもらいました」と語るように、過酷なアクションシーンの撮影に向けて入念な準備を行ったことを明かした。作品をいち早く鑑賞した〈レベルズ〉の二刀流使いネメシスを演じるぺ・ドゥナは「スタジオで撮影をした時とは全く違う光景を見ることができて、予告編を見ただけでも自分の格闘シーンに驚きました。ザックの工夫のおかげですね」と率直な気持ちを告白。ソフィア・ブテラぺ・ドゥナまた先日サンパウロから始まった本作のワールドツアーで、作品を鑑賞したファンたちの熱狂的な反響を受けたキャスト陣。ソフィアは「没頭して撮影に挑んだ153日間の日々は魔法のように過ぎていきました。このワールドツアーを通して、作品を鑑賞したファンの姿を見ることができて嬉しいです。上映場はまるでコンサートのようでした」とワールドツアーの盛り上がりを明かした。冷酷非道で人間味ゼロの執行官、ノーブル提督を演じるエド・スクラインは「映画製作はリレー競争のようですよね。我々は100m走を全力疾走してバトンを繋ぎます。本作だと100マイルでしょうか(笑)。サンパウロ、ロサンゼルスのプレミアにも参加して完走した気持ちです。懸命な仕事をして視聴者の皆さんにバトンを渡し、レースの見どころを見ているようです」と言及。本作への確かな手ごたえをのぞかせた。エド・スクライン会見の後半にプレゼントを持ってステージに登場したのは、アクション映画をこよなく愛する人気グループINIの池﨑理人。池﨑は本作の魅力にどっぷりハマったそうで、「とにかく想像の100倍のスケールでした!アクションもド迫力で、今からパート2が楽しみです。今回はこのような素晴らしい場所に呼んでいただけて嬉しいです」などと“REBEL MOON愛”を語り、来日記念と本作の大ヒットを願って特製の半纏を来日ゲストにプレゼント。それぞれの名前入りで背中には作品名がカタカナで入っており、受け取ったゲスト陣は初めての半纏を前に興味津々の様子。実際に、半纏に腕を通したスナイダー監督は「カジュアルで最高です!」とマスコミの前でポーズをとり、ソフィアも「どうもありがとうございます。本当に嬉しいです!」と語るなど、予想外のプレゼントに大きな喜びを見せた。そんなゲストの反応を見た池﨑は「本作の大ヒットを願っています!皆さんは半纏で寒い冬を越してください!」と嬉しそうに語った。そして、最後にスナイダー監督から配信を楽しみに待つ日本のファンに向けて「皆さんに観ていただけることを楽しみにしています。この映画を観たら“この後どうなるの!?”って展開が気になると思いますが大丈夫です。パート2がありますからね!(笑)」とお茶目なメッセージが贈られ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。<作品情報>『REBEL MOON — パート 1:炎の子』12月22日(金) Netflixで配信スタート『REBEL MOON — パート 1:炎の子』予告編『REBEL MOON — パート 2:傷跡を刻む者』2024年4月19日(金) Netflixで配信スタート作品情報:
2023年12月12日ザック・エフロンがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2767番目の星型プレートを獲得した。お祝いセレモニーが開催され、『The Iron Claw(原題』)共演者のジェレミー・アレン・ホワイトと監督のショーン・ダーキン、友人のマイルズ・テラーが駆け付けた。共に36歳のマイルズとザックは、2014年に『恋人まで1%』で共演して以来の友人だという。マイルズは「私たちの世代でザックは初の“本物のスター”でしたし、現在もそうです」と称賛した。ザックはこの記念すべき日に、10月に亡くなったマシュー・ペリーを追悼した。「今日ここにはいないけれど、絶対に名前を挙げたい人がいて。それはマシュー・ペリーです。『セブンティーン・アゲイン』で共演した時、彼はとても親切でやさしかった。彼とのコラボは本当に楽しくて、いろんな意味で私を突き動かし、モチベーションをアップさせてくれました。それが、私がキャリアの次章に進む後押しになりました。マシュー、本当にありがとう」と感謝を述べた。先月、マシューが生前、「自身の伝記映画を製作してザックに“若い頃のマシュー”を演じてもらいたいと望んでいた」と報じられた。この報道を知ったザックは、「彼は私のメンターでした」「とても光栄です。ぜひやりたい!」と話しており、実現が待たれる。(賀来比呂美)
2023年12月12日Netflix配信のビッグ・プロジェクト映画『REBEL MOON』の来日記者会見が12月11日(月)、都内で行われ、ザック・スナイダー監督をはじめ、出演するソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。会見には国内メディアはもちろん、APAC(アジア太平洋)から多くの報道陣が駆けつけ大盛況。また、男性アイドルグループ「INI」池崎理人が駆けつけ、登壇者に「想像の100倍のスケール感」と本作を見た感想を伝え、日本の冬の防寒具である半てんをプレゼントした。『アーミー・オブ・ザ・デッド』『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督が構想に20年以上を費やして完成させたSFスペクタクル2部作の第1部『REBEL MOON - パート1:炎の子』が12月22日(金)、世界独占配信スタート。黒澤明監督の名作『七人の侍』にインスパイアされ、銀河の支配者から自由を奪い返すべく立ち上がった7人の英雄の戦いが壮大なスケールで描かれる。ソフィア・ブテラ初のプロモーション来日を果たしたブテラは、捨て去った過去と向き合い、償うために立ち上がることを決意する主人公のコラを熱演。ダンサー経験と持ち前の身体能力を発揮したアクションも披露し、「確かにダンスの経験は、有益に生かすことができた」と回想。ただ、銃を扱うアクションは不慣れだったそうで「銃を持った状態で、どう立ち振る舞うか。その点はザックが熟知しているから、ひじの角度まで細かくチェックしてくれた」と語った。ペ・ドゥナ二刀流使いネメシスを演じるペ・ドゥナは、韓国の伝統文化を反映した“帽子”がお気に入りだと明かし、アクションシーンについては「自分でも『こんなこと、したっけ?』と思うほど、CGが加わった完成後の映像には驚いた」と本作ならではのビジュアル世界に驚嘆の声。エド・スクライン一方、主人公たちが立ち向かう冷酷非道なノーブル提督役のスクラインは、「限りなく邪悪で残虐。自分でも恐ろしい」と役柄を紹介し、「巣の自分は、農夫のように穏やかだよ」と話していた。10年ぶりの来日となったスナイダー監督は、本作のインスピレーションとして『七人の侍』に加えて、同じく黒澤明監督の『蜘蛛巣城』、『スター・ウォーズ』や『エクスカリバー』、『コナン・ザ・グレート』など多感なティーンの頃に出会った作品を列挙。「子どもだったから、『僕にもできるかな~?』と思ったんだ(笑)」と映画監督を志した当時をふり返り、「テクスチャーや美意識には、日本文化からの影響も受けている」とコメント。ザック・スナイダー監督2024年4月には続編『REBEL MOON - パート2:傷跡を刻む者』を控えており、「物語をシリーズ化する際には、たとえ映画に描かれないとしても、世界観のオリジンや歴史を考え、そこから逸脱しないよう理論的に計画を立てている」と緻密なプランを明かしていた。Netflix映画『REBEL MOON - パート1:炎の子』は12月22日(金)世界独占配信、『REBEL MOON - パート2:傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年12月11日甘辛いバーベキュー味がクセになる、ファミリーマートの「オー・ザックコク旨バーベキュー味」厚みがあり、旨味が堪能できますよ♡3時のおやつにも、お酒のおつまみにもおすすめです♪ザクザク食感がおいしい出典:coordisnap「オー・ザックコク旨バーベキュー味」は、ファミリーマートより11月28日(火)に発売されました。価格は108円(税込)です。開封してみると甘辛い香りがふんわり広がりました。厚切りで食べ応えがあります出典:coordisnapオーザックは通常のポテトチップスと比較すると厚みがあります。ザクザク食感で、噛むほどに旨味がじんわり広がりますよ。バーベキュー味の塩気と甘みが絶妙出典:coordisnapバーベキュー味は塩気と甘みが絶妙なバランスでクセになる味わいです。しっかり濃いめの味付けで、バーベキュー味がしっかりと感じられます。食べ始めると止まらないおいしさですよ!気になるカロリーは?出典:coordisnap1袋当たり281kcalです。カロリーが気になる方は、1回に食べる量をお皿に取り出しておくのがよさそう。おやつとしてはもちろん、濃いめの味付けなのでお酒のおつまみとしてもおすすめですよ。一度食べ始めると止まらないおいしさ出典:coordisnapファミリーマートの「オー・ザックコク旨バーベキュー味」は、コクのある甘辛い味わいのバーベキュー味がおいしいですよ。ザクザク食感で食べ応えもばっちり♪気になる方はファミリーマートで手に取ってみてくださいね!※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年11月30日A24が製作する『The Iron Claw(原題)』の予告編が公開された。同作はプロレスの名門フォン・エリック一家をテーマとした伝記映画で、監督・脚本は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン。ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、スタンリー・シモンズがケヴィン、ケリー、デヴィッド、マイクのフォン・エリック4兄弟を演じている。予告編は、「子どもの頃からずっと、ぼくの家族は呪われていると言われてきた。母は神と共にぼくらを守ろうとした。父はレスリングでぼくらを守ろうとした。ぼくらがタフで最強である限り、何にも傷つけられることはないと。ぼくは信じた。家族も信じた」というザック演じるケヴィンの意味深なナレーションからスタート。ケヴィンら兄弟がプロレス界を盛り上げていく様子、父親フリッツ・フォン・エリックによるしごき、ケヴィンの結婚、ケリーに起きる悲劇などが描かれている。映画ファンやレスリングファンは、予告編に「ここ数年、キャリアを好転させているザック・エフロンがいいね。彼は本当に才能豊かな俳優だ」「完璧なキャストに完璧なストーリー。どんなことがあっても映画館で観る」「レスリング史上、最も悲劇的な話の一つ。観るのはつらくもあり、興味深くもあり…楽しみにしているよ!」などの感想を寄せている。『The Iron Claw』は12月22日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年10月12日パンチのきいた磯のり塩がしっかり楽しめる、ローソンの「オー・ザック濃いめ磯のり塩52g」噛みごたえのあるザクザク食感のオー・ザックと、磯のり塩の組み合わせがおいしいですよ♡おやつにも、おつまみにもぴったりです!ザクっと噛みごたえがあります出典:coordisnap「オー・ザック濃いめ磯のり塩52g」は、ローソンより9月19日(火)に発売されました。価格は118円(税込)です。開封してみると、磯のり塩の香りがふんわりとしました。食欲をそそります♡磯のり塩の風味が最高出典:coordisnapオー・ザックは、ポテトチップスと比較すると少し厚めの印象です。真っ白なオー・ザックに、磯のり塩がたっぷりまぶされているのが確認できます。クセになる味わいです出典:coordisnapザクザク食感で噛みごたえがあります。ポテトの風味と磯のり塩の味わいが、マッチしておいしい!食べ始めると止まらない、クセになる味わいです♡気になるカロリーは?出典:coordisnap1袋当たり281kcalです。カロリーが気になる方は、お皿に食べる分だけ取り出すのがいいかもしれません!おやつにはもちろん、パンチのある味わいなのでおつまみとしても最適ですよ。パンチのある味わいがおいしい出典:coordisnapローソンの「オー・ザック濃いめ磯のり塩52g」は、ポテトの風味と濃いめの磯のり塩がマッチしておいしい!ザクっと噛みごたえがあり、クセになる味わいです♡気になる方はローソンでチェックしてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年09月28日A24が製作するプロレスの名門フォン・エリック一家の伝記映画『The Iron Claw』(原題)の全米公開日が、12月22日に決定した。また、ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、スタンリー・シモンズが扮するケヴィン、ケリー、デヴィッド、マイクのフォン・エリック4兄弟の画像も公開された。監督・脚本は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン。「1960年代から現在まで、レスリングに多大な影響を与えたレスラーの王朝、フォン・エリック一家の盛衰を追う」作品だという。昨年11月、ザック演じるケヴィンがリングの上で対戦相手にドロップキックを見舞っている画像が公開された。その際はケヴィンの筋骨隆々の肉体に注目が集まったが、今回は“兄弟愛”を感じさせるファミリーフォトだ。とは言え、タンクトップ姿でむき出しのケヴィンとケリーの筋肉質な腕には思わず目がいってしまう。2017年、ライフガードを演じた『ベイウォッチ』でも激しい肉体改造に取り組んだザック。「Men’s Health」誌に語ったところによると、厳しいトレーニングのせいで「長い間、かなりひどいうつに陥ってしまった」ことから、今作での肉体改造は、『ベイウォッチ』とは違うアプローチを行い、実在のケヴィンが「すごくいい!」と太鼓判を押す身体を作り上げたという。(賀来比呂美)
2023年07月28日『ジャスティス・リーグ』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』のザック・スナイダー監督による最新作『レベル・ムーン(原題)』が12月22日(金)よりNetflixにて独占配信されることが分かった。ティザービジュアルと場面写真も解禁された。物語の舞台は、巨万の富と政治力、そして軍事力を持つ巨大帝国“マザー・ワールド”が支配する銀河。主人公・コラ(ソフィア・ブテラ)が住む衛星“ヴェルト”は、そんな“マザー・ワールド”の支配を受けない平和なコロニーだったが、ある日突然、彼らは侵略を開始する。コラは、“ヴェルト”の人々を守るため、“マザー・ワールド"に挑むことを決意し、ともに戦う有能な戦士を探し始める。そして、それぞれ異なる世界から来たはみ出し者、反乱分子、農民、孤児らを集め、小さな戦士団を結成。衛星“ヴェルト”に帝国の脅威が迫る中、銀河の運命をかけた戦いの火蓋が切られる。ザック・スナイダー監督が、黒澤明監督の『七人の侍』からインスパイアを受け、20年以上に渡って構想を練り上げてきたと公言する本作は、二部作で贈られる壮大なプロジェクト。「長年温めてきた物語を語る機会が来た」とスナイダー監督が自信を見せる本作には、『空気人形』『ベイビー・ブローカー』のペ・ドゥナや、『羊たちの沈黙』と『ファーザー』で2度アカデミー賞主演男優賞を受賞した名俳優アンソニー・ホプキンスなど実力派のキャストも出演している。解禁されたティザービジュアルでは、ソフィア・ブテラ(『キングスマン』『スター・トレック BEYOND』)演じるコラが、仲間となる戦士たちを探す旅に出る姿が描かれている。併せて、強大な敵に反旗を翻すコラと7人の戦士たちの姿を収めた場面写真も一挙解禁となった。先日すでに、広大な土地に作られた大規模セットや、想像を超える爆破シーン、緊迫感溢れるアクションなど、壮大な世界観を予感させる映像が解禁されたことで、映画ファンの間でも注目を集めている。Netflix映画『レベル・ムーン(原題)』は12月22日(金)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月20日『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロン主演最新作『リミテッド』よりメイキング&インタビュー映像が到着。ポスターと予告編も解禁となった。砂漠を旅していた青年(ザック・エフロン)とその仲間は、史上最大の金塊を発見し、発掘計画を立てる。しかし、金塊の大部分が地下に埋まっていることが判明。そこで、仲間が必要な道具を調達し戻るまでの間、青年は灼熱地獄の地と血に飢えた狂狼の中で金塊を盗賊から守り抜くことに。果たして、青年の運命は…?孤立無援の砂漠で金塊を守るために、生死を彷徨いながらもサバイバルを繰り広げる1人の男を描く本作。『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクし、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞にノミネートされた『グレイテスト・ショーマン』で主要キャラクターを演じ、幅広い役柄で活躍する実力派俳優のザック・エフロン主演最新作である。この度解禁された日本版予告編では、青年(ザック・エフロン)に灼熱の太陽や狼など自然の猛威が次々に襲いかかる緊迫感に満ちた場面が映し出されている。『リミテッド』メイキング映像さらに、今回特別に公開されたメイキング映像では、砂嵐に見舞われるなど厳しい状況の中で行われた撮影の様子を見ることができる。本作の撮影についてエフロンは「まれに見るほど過酷な状況下で撮影してたんだ」と語り「あんな悪天候じゃ普通は外にすら出ないよ」と撮影時の苦労を笑顔でふり返った。また、日本版ポスタービジュアルは過酷な状況を連想させる傷だらけの青年(エフロン)が描かれ、スリリングな展開を予感させる。『リミテッド』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち”にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。U-NEXTにて2月3日(金)~3月1日(水)オンライン上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リミテッド 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて公開©2021 Nugget Film Holdings PTY LTD and Stan Entertainment PTY LTD
2023年01月25日A24が製作するプロレスの名門フォン・エリック一家の伝記映画『The Iron Claw』(原題)より、ファーストルック画像を公開した。実在のプロレスラー、ケビン・フォン・エリックに扮したザック・エフロンが、リングの上で相手にドロップキックを放っている画像で、その迫力とザックの肉体に注目が集まっている。ザック自身もSNSに「最新プロジェクト『The Iron Claw』からのファーストルック。みんなにもっとお見せするのが待ちきれないです。さぁ行こう!」とつづり、同じ画像をシェア。ファンから「その腹筋、一体どうなっているの?」「まるでハルクのようだ」「役作りにかける情熱が素晴らしい。どうか健康に気を付けて」とザックの徹底した肉体改造ぶりに驚きの声が上がっている。さらに、ケビンの息子でプロレスラーのマーシャル・フォン・エリックもこの画像をツイート。「ザック・エフロンがフォン・エリック・ドロップキックを放っている、素晴らしい写真。うちの父(ケビン)は、自分の古い写真だと思ったみたいだよ」とコメントし、親子で好意的に受け止めていることを明かしている。『The Iron Claw』の監督・脚本は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン。2023年に劇場公開予定。(賀来比呂美)
2022年11月08日ザック・エフロンが『The Iron Claw』に出演することになった。世界的に有名なレスラーのフォン・エリック3兄弟についての映画で、ジェレミー・アレン・ホワイトとハリス・ディキンソンがほかのふたりを演じる。監督、脚本は『不都合な理想の夫婦』のショーン・ダーキン。A24が製作配給する。エフロンの最新作は、トロント映画祭でお披露目された『The Greatest Beer Run Ever』。ホワイトは今年アメリカで配信された『The Bear』に主演し、注目を集めたばかり。ディキンソンの最近作は『キングスマン:ファースト・エージェント』。文=猿渡由紀
2022年09月16日スティーヴン・キング原作、ブラムハウス製作の『炎の少女チャーリー(原題:Firestarter)』が6月17日(金)より全国公開されることが決定し、併せて予告編とポスタービジュアルが解禁された。スリラーの巨匠、スティーヴン・キングの小説「ファイアスターター」を原作に、1984年に当時天才子役として脚光を浴びていたドリュー・バリモアが主人公チャーリーを演じ映画化された『炎の少女チャーリー』。オリジナル版は多くのオマージュ作品を生み出し、いまでも根強い人気を誇る、まさに超能力少女映画(パイロキネシス)の原点だ。本作では最新技術を駆使し、新解釈で完全リメイク。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス、脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務めた。ザック・エフロン-(C)Getty Images生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー役には、『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』など、子役として多くの大作に出演するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢。父親アンディには、『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など幅広い役柄で活躍する、実力派俳優ザック・エフロン。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守り、愛する父親を演じている。今回解禁となった予告編は、不思議なパイロキネシス(自然発火)の力を持つチャーリーが自身の異変を訴えるシーンから始まる。次第に制御のきかなくなるパワーに困惑するチャーリーと、そんな娘を懸命に隠して守ろうとする父アンディだったが、その能力を利用しようとする政府の秘密組織“ザ・ショップ”が、チャーリーの存在に気づき、事態はチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルへと発展していく…。圧倒的な超能力への葛藤を抱える少女チャーリー、そして家族の行く末が気になる予告編となっている。また、併せて到着したポスターは「もう、愛だけでは守れない」のキャッチコピーとともに、燃え盛る炎の中に堂々と立つチャーリーが写し出され、その炎の凄まじさに本編への期待がますます高まるビジュアルとなっている。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日ザック・エフロンやヴァネッサ・ハジェンズらを大ブレイクさせたオリジナル映画『ハイスクール・ミュージカル』。現在、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)では新キャストが集った、オリジナルドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2が配信中。世界中を魅了し、話題となっている。物語を彩る圧倒的な歌唱力やダンスはもちろんのこと、そのパフォーマンスを繰り出す魅力的なキャストも見どころの1つ。そこで今回は、主演を務めるオリヴィア・ロドリゴ、ジョシュア・バセットをはじめ、大注目の次世代スターたちの魅力に迫った。◆テイラー・スウィフト大絶賛!8週連続全米シングル・チャート1位ニニ役のオリヴィアは、フィリピン人の父、アメリカ人の母を持つアジア系アメリカ人。アーティスト、俳優とマルチに活躍する18歳の現役高校生。2019年に本作のシーズン1に大抜擢され、人気急上昇。2021年1月にリリースしたデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス」で、全米・全英シングル・チャート初登場1位を皮切りに、各国の音楽ストリーミングサービスで首位を獲得、“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となった史上初のアーティスト”の新記録を打ち立てた。この楽曲は、オリヴィアが「世界一のファン」と公言し、インスピレーションの源となっているテイラー・スウィフトからも大絶賛。そして5月にリリースしたデビューアルバム「Sour」が全米アルバム・チャートでも1位となったことで、デビューアルバムとデビューシングルの両方で首位を獲得した最年少アーティストとなるなど、次々に新記録を樹立。トップアーティストをはじめ、様々な分野からその活躍に注目が集まっている。◆歌唱力のみならず楽器、作詞作曲の才能にも定評! 音楽に愛されたアーティストリッキー役のジョシュアは、出身地・南カリフォルニアの教会でドラムを演奏し、ウクレレ、ギター、ピアノを独学で習い15歳のときに作曲を始めたそう。ディズニー・チャンネル作品をはじめ有名ドラマに出演後、本作のシーズン1に抜擢されると同時に、音楽活動も本格的にスタート。2020年にデビューシングルをリリースするとわずか1か月で500万回再生を記録し、「まるで第一打席でホームランを打ったみたいだ」と、数々のメディアから賞賛を受けた。今年に入ってからもバーチャルライブの開催や新曲のリリースなど、精力的な活動を行っている。さらに、この2人は米タイム誌が発表する「次世代の100人」の2021年版にも選出。本作の出演を皮切りに、一躍スターの座へと上り詰めた。◆個性が光る“ワイルドキャッツ”ほか、新星続々ミュージカルであるシリーズに欠かせないのが、高い歌唱力。アーティストとしても活躍する主演の2人はもちろん、5歳から女優兼歌手として活躍するアシュリン役のジュリア・レスターや、ミュージカル・アカデミーやボーカルグループで長年活躍したセブ役のジョー・セラフィニなど、パフォーマンスの経験や実績はお墨付き。キャストそれぞれにソロやデュエット曲があり、一人ひとりの個性が光る。シーズン2ではワイルドキャッツのお馴染みのメンバーのほかにも、期待の新星アンドリュー・バース・フェルドマンとアッシャー・エンジェルもゲスト出演。シーズン2をきっかけにスターに輝くのは誰か、キャストの活躍も要注目だ。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は、日本でも一大ムーブメントを巻き起こした映画『ハイスクール・ミュージカル』から生まれた大ヒットドラマ。同作の15年後に、新世代の高校生たちがそのリメイク版のミュージカルに向かって奮闘する等身大の姿を、友情や恋愛模様を絡めて描いた。シーズン2では、新たな舞台へと挑むことになる演劇部<ワイルドキャッツ>。春のミュージカル公演にジェン先生が選んだのは、なんとディズニーアニメーションの金字塔ともいえる『美女と野獣』。しかも、強豪ライバル校のノース高校を相手に、最も優れた高校演劇部に贈られる名誉ある賞“アラン・メンケン賞”を目指す。かつての舞台イースト高校で繰り広げられる新たなストーリーには、オリジナル映画のファンも楽しめる要素が満載。次世代のキャストたちが受け継ぐ“みんなスター”の精神、そして彼らの成長を見届けてみて。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が5月26(水)よりデジタル先行配信開始、6月25日(金)より4K ULTRA HD&ブルーレイとして発売される。この度、本作でメガホンを取ったザック・スナイダー監督の日本ファン向けのインタビューが公開された。2017年版『ジャスティス・リーグ』の制作中に降板したザック・スナイダー監督の初期構想に基づき、4年の時を経て日本でもついに解禁となる本作。応援してくれた日本のファンへの感謝、そして本作への想い、映画音楽へこだわり、さらにキャストたちの反応についても触れ『マン・オブ・スティール』や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、そして本作を通して伝えたかったことを語っている。<ザック・スナイダー監督:インタビュー>――日本でも署名活動が行われるほど、長い間本作を待ち望んでいたファンのみなさんが、遂に本作を観られることをとても喜んでいます。ぜひ日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。まず初めに日本のファンのみなさんに”ものすごく応援してくださって本当にありがとう”と言わせてもらいたい。みなさんがいなければ、この映画はできなかった。これは“あなたたちの映画”です。この映画が完成できるよう、ファンのみなさんがしてくださったすべてのことに、心から感謝しています。僕たちがこの『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』で実現できたことは、すべてのキャラクターを深く掘り下げて、じっくり分析することだったと思います。この映画は、イースターエッグやディテールでいっぱいです。日本のファンのみなさんに、最後まで徹底的に描き切ったこの作品を観ていただけることを心から嬉しく思います。なぜなら、僕たちはとことんやり遂げることができたから。だから、みなさんに観てもらえることが待ちきれません。是非観てもらえることを願っています。――本編の中で注目して見てもらいたい点などはありますか?注目して見てもらいたいことはすごくたくさんあるよ。ステッペンウルフのデザイン変更もそのひとつだ。彼がヴィランとしてやっていることを見ると、本当に素晴らしい。また、ワンダーウーマンが、剣と盾を使って昔ながらのやり方で戦うのを見るのは本当に美しい。サイボーグのジャーニー、彼が自分のパワーを学ぶのにどういうことをするかというディテールは、本当に素晴らしく、そしてロケットのように飛び回るのを彼が学ぶところを見られるのはクールだよ。――主要キャスト6名の皆さんは本作をご覧になりましたか?キャストからの反応や感想などはスナイダー監督の耳に届いていますか?キャストは本作を観たよ。彼らからもらった反応は、賞賛と愛のみだった。みな本当に素晴らしくて、彼らのサポートがなければ、この映画が作られることはなかった。元々彼らが出演を引き受けた時のこの映画のビジョンを見てもらうことができて嬉しいよ。この映画を作ると最初に決めたときに僕が話していた映画のビジョンはこれだったんだ。だから、ついに完成したバージョンを見ることが出来たのは、彼らにとっても嬉しいことだったと思う。――本作では2017年版と比較して音楽も完全に変わっていた印象です。音楽へのこだわりを少しお話しいただけますか?そうだよ。僕がプロジェクトを去った時、作曲家のジャンキーXL も映画を去ったんだ。そして、僕たちがこの作品に戻るタイミングで、僕はジャンキーに電話をして「ジャンキー、彼らは僕たちに映画を仕上げてもらいたがっている。どう思う?」と話した。そして「僕たちが映画に取り組んでいた時に作った音楽が何か残っている?」って聞いてみたら、彼は「僕はすべてを一から作り直したい」と言ったんだ。それで、彼に4時間分の新しい音楽を作曲してもらったんだ。信じられないほど素晴らしいよ。僕たちはアルバムを作ったんだ。だから、アルバムも買えるよ。何枚組みのアルバムになるのかわからないけど、かなりの楽曲の数でとてもクールだ。それはファンにとって、とても楽しいものになるはず。美しいサウンドトラックなんだ。聞きたい時にいつでも楽しめると思うよ。――『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、そして本作『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』と3 部作を通じて、スナイダー監督が伝えたかったことを教えて下さい。そうだね。僕は神話の大ファンなんだ。神話のジャーニーといったものの大ファンだ。だから『マン・オブ・スティール』では、スーパーマンをある意味彼の本来あるべきレベルまで引き上げた。そして『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ではスーパーマンとバットマンを戦わせて、それから、彼が戻って来るようにした。そしてこの『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』では、すべてのヒーローたちを、出来る限り最高のレベルまで引き上げたかったんだ。これは、家族を見つけることについて、そして世界の中で自分の居場所を見つけることについて描いた映画だよ。コロナ禍の間、僕たちの多くは孤立感に苦しんできた。映画を通して、僕たちは自殺防止や、メンタル・ヘルスに対する認識を高めるためにたくさん資金を集めたんだ。コロナ禍で、多くの人々が孤立感を感じ、何をすればいいかわからなかった。この映画は、世界の中に自分の居場所を見つけ、自分の中に価値があることを発見することを描いているんだ。それは今、みんなにとって重要なメッセージだと思っている。■リリース情報『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』先行ダウンロード販売中6月25日(金)4K ULTRA HD&ブルーレイ発売<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(4枚組)¥7,990(税込)<ブルーレイセット>(2枚組)¥5,980(税込)<【DC展 1,000 セット完全限定】ブルーレイセット>(2枚組 / 日本限定ジム・リー作画コミックブック&オリジナルポストカードセット&オリジナル・フィギュア付)¥9,980(税込)
2021年05月26日竹内涼真が主演を務めるミュージカル『17 AGAIN』が、5月16日に開幕した。初日前に行われた最終舞台稽古の様子をレポートする。ザック・エフロンが主演したコメディ映画『セブンティーン・アゲイン』(2009年)が、マルコ・ぺネットの脚本、アラン・ザッカリーとマイケル・ウェイナーの作曲・作詞でミュージカル化される本作。世界初演となる今回の日本版では、翻訳・演出を谷賢一が手がける。本作が初舞台にして初ミュージカルとなる竹内が演じるのは、人生に行き詰まった35歳のマイク・オドネル。高校時代はバスケットボールのスター選手として将来を有望視されていたが、恋人スカーレット(ソニン)の妊娠を機に結婚し、家庭を持つ。18年後、仕事を失い家族にも見放された彼は不思議な力で17歳の頃の姿に戻り、娘マギー(桜井日奈子)や息子アレックス(福澤希空:WATWING)と同じハイスクールへ通うことに──。竹内涼真(マイク役)そこで目の当たりにしたのは、離婚を切り出してきた妻の夜遊びや、素行不良の彼氏スタン(有澤樟太郎)と付き合う娘、そのスタンからいじめを受ける息子といった家族のトラブル。これまで彼らと向き合ってこなかったマイクが現実に直面し、家族の絆や自分の人生を取り戻す決意を歌い上げる一幕ラストの「人生がくれた奇跡」は特に必聴だ。昨年11月末に行われた製作発表で「The Greatest Prize」のタイトルにて披露された同ナンバーだが、今回の劇中ではマイクのひたむきな“感情”がロックチューンに乗って客席に届けられ、歌い手として竹内の成長が伝わった。「本格的な歌唱は初めて」ということもあって、全体稽古の1年半以上前からボイストレーニングを開始したという。左から_竹内涼真(マイク役)_ソニン(スカーレット役)マイクを取り巻く個性豊かなキャラクターからも目が離せない。妻を演じるソニンは「新しい人生を」で、夫に対する諦念と訣別を美声に滲ませる。17歳に戻ったマイクの保護者代わりとなる親友ネッド役にはエハラマサヒロ。SF映画グッズに囲まれながらマイクと歌う表題曲「17 AGAIN」でポップな世界観に貢献する。そのネッドが一目惚れするマスターソン校長を演じる水夏希は「マスターソン校長の主義」で貫禄の歌声を披露。日本版だけに登場する楽曲「今を楽しもう」では、娘マギー(桜井)と彼氏スタン(有澤)による“めくるめく”刹那的な愛がコミカルに歌い上げられた。左から_有澤樟太郎(スタン役)_桜井日奈子(マギー役)上演時間は約170分弱(休憩含む二幕)。公演グッズのペンライトを使った無発声の客席応援レクチャーをはじめ、竹内による館内放送メッセージも。両方チェックしたい方は、ぜひ開演10分前に着席を。取材・文:岡山朋代撮影:宮川舞子/提供:ホリプロ公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年6月6日(日)まで会場:東京建物Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座チケット情報
2021年05月17日