ロッド・スチュワートの約15年ぶりとなる来日公演が2024年3月20日、東京の有明アリーナにて開催された。この3日前にはシンガポール公演、5月にはヨーロッパツアーも予定されており、今年もサー・ロッドは絶好調!と思いきや、このアジア&ヨーロッパのツアー・タイトルは【One Last Time】(最後にもう一度)と銘打たれており、これが最後の来日公演になるのでは、といわれている。毎年恒例となっていたラスヴェガスでのレジデンシー公演【The Hits】も、14年目となる今夏でファイナルを迎えることが発表されており、さすがのスーパースターもキャリアを折り畳む時期が来たのか、と寂しい思い。数年前には大病も経験しているし、果たして本当に元気な姿を見られるのだろうか。奇しくも東京公演当日は、開演が近づくにつれ空が荒れ模様に。水も滴るいい男?それとも最後の来日を悲しむ涙雨か。約15年ぶりの来日公演とあって、有明アリーナは開演前から熱気に包まれる。メインアリーナに大きなステージが組まれ、後方の巨大スクリーンには3月にリリースしたばかりのニューアルバム『スウィング・フィーヴァー』(ジュールズ・ホランドとの共作)のジャケットが、その両サイドにはロッドがブレンドしたウイスキー『ウルフィーズ』の瓶がデカデカと映し出され、スティーヴィー・ワンダーやダイアー・ストレイツといったアップテンポなBGMに会場のテンションも自然と高まっていく。定刻を少し過ぎた頃、まずはステージにドラマーとキーボーディストが登場。ロッドの愛するスコットランドのサッカークラブ、セルティックFCのチャント(応援歌)でもあるデペッシュ・モード「Just Can’t Get Enough」にあわせて手拍子を煽り、会場がひとつになったところで、突然大音量で「Scotland the Brave」がカットイン。これはロッドのルーツであるスコットランドの非公式国歌で、フィドルやバグパイプの響きに否応なしに感情が高ぶる。13人のバンドメンバーが揃ったところで、フェードインするように「Infatuation」イントロがスタート、会場のボルテージは最高潮に。笑ってしまうくらい完璧な演出と共に、いよいよサー・ロッドが登場!開演前の心配はどこへやら、ゼブラ柄のジャケットにマレットヘアーをばっちりキメたハイテンションなロッドの姿に、まずは一安心。2曲目はフェイセズ時代の名曲で、ソロアルバムでも取り上げている「Ooh La La」。直前のシンガポール公演ではセットリストから外れていたので嬉しい驚き。スクリーンには若き日のフェイセズのメンバー達が映し出され、思わず涙。かつてはロニー・レーンの高額な医療費をロン・ウッドとともに密かに払い続けていたというし、フェイセズとの変わらぬ絆を感じる感動のシーンだった。思えば、オープニングナンバーの「Infatuation」の録音には昨年亡くなったジェフ・ベックが参加していたし、「I’d Rather Go Blind」の前には2022年に亡くなったフリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィー(マクヴィーはチキン・シャック時代に同曲をカヴァー)を、ライヴ終盤の「It Takes Two」ではデュエットパートナーだったティナ・ターナーをスクリーンに投影するなど、この世を去った仲間たちへの愛に満ちたセットリストだったように思う。御年79歳ながら、ロッドのセクシーなハスキーボイスとステージパフォーマンスは健在。マイクスタンドを蹴り上げたかと思えば、アイズレー・ブラザーズのカヴァー「This Old Heart of Mine」ではステージドリンクを飲みながらヒップダンスを披露。「Forever Young」ではついにジャケットを脱ぎ捨て、会場はヒートアップ。お待ちかねの「Maggie May」では、ギタリストがイントロを失敗してロッドにツッコミを入れられるという一幕も。バンドメンバーたちとの良い関係が垣間見える貴重なシーンだった。そう、このバンドがとにかく素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ドラム、ベース、ギター2本、サックス、キーボード、パーカッション、ハープ兼パーカッション、コーラス隊3名、フィドル兼バンジョー、フィドル兼マンドリンの大所帯。ハープとフィドルがいることからも分かるように、ルーツであるスコットランド民謡のフレーバーを感じるサウンド。前回の来日公演では休憩時間が挟まれたというが、今回はぶっ続けの120分。「I’m So Excited」や「Lady Marmalade」など、彼らにステージを任せてロッドが袖に下がり衣装替えを行うシーンも何度か見られたが、演奏力の高さで会場のテンションを保ち続けた。ソロの度にバンドメンバーを称えるロッドの姿が印象的だった。程よい休憩が挟まれたこともあってか、ロッドもライヴ終盤まで元気そのもの。「You’re in My Heart (The Final Acclaim)」では「君たちにも関係の深い曲なんだよ!」と紹介があり、スクリーンにはセルティックFCのエース、古橋亨梧選手のゴールシーンが映し出される(同曲の歌詞にセルティックが登場するため)。お馴染みのサッカーボールのパフォーマンスこそなかったものの、「It Takes Two」ではドラムとキーボードが設置された台に登って熱唱、「Some Guys Have All the Luck」では華麗なサイドステップを見せ、ラストは7分を超えるロングバージョンの「Do Ya Think I’m Sexy?」を観客全員で大合唱。アンコールの「Sailing」では、ロッドとコーラス隊がキャプテンハットを身に着け再登場、スクリーンには大海原を行く船が投影され、ロッドがこれまで歩んできた長く深いキャリアを思わせる。これで感動の締めくくりかと思いきや、間髪入れずにチャック・ベリーの「Sweet Little Rock’n’ Roller」。アップテンポなロックンロールナンバーで、ロックスターらしくラストを飾った。セットリストの半分がカヴァー曲だったが、それを感じさせないのはロックからソウル、リズム&ブルースまで歌いこなす歌手としての力強さゆえだろう。中でも「I’d Rather Go Blind」の歌唱は圧巻の一言。90年代までのロッドにはどうしてもトレンドセッターのイメージが付きまとうけど、【ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック】シリーズ以降は「歌いたい曲を歌う」ことで、シンガーとしての地位を確固たるものにした。選曲に、歌唱に、バンドの演奏に、そんなロッドの魅力が詰まっていた120分間。何より、80歳を目前にして、数万人の観客を楽しませ続ける生粋のエンターテイナーぶりには脱帽。ライヴ中、時折スクリーンに映されていた「Are you Enjoying yourselves? We are!」(楽しんでるかい?俺達は楽しんでるぜ!)のメッセージを胸に刻んで、なるべく人生を楽しんで生きていきたいと思う。サー・ロッド、最後に素晴らしいライヴをありがとう。でも心のどこかで、また会えるんじゃないかと信じています。どうか末永くお元気で!文=谷口雄撮影=古溪一道<公演情報>ロッド・スチュワート『One Last Time』3月20日(水) 東京・有明アリーナ【セットリスト】01. Infatuation02. Ooh La La03. This Old Heart of Mine04. It’s a Heartache05. Forever Young06. Have You Ever Seen the Rain07. Baby Jane08. First Cut Is the Deepest09. Maggie May10. Passion11. I’d Rather Go Blind12. Young Turks13. Downtown Train14. I’m So Excited15. I Don’t Want to Talk About It16. You’re in My Heart17. Have I Told You Lately18. Lady Marmalade19. It Takes Two20. Some Guys Have All the Luck21. Do Ya Think I’m Sexy22. Sailing23. Sweet Little Rock’n Roller<リリース情報>『Swing Fever / スウィング・フィーヴァー』発売&配信中『Swing Fever』ジャケット【トラックリスト】01. Lullaby Of Broadway02. Oh Marie03. Sentimental Journey04. Pennies From Heaven05. Night Train06. Love Is The Sweetest Thing07. Them There Eyes08. Good Rockin’ Tonight09. Ain’t Misbehavin’10. Frankie And Johnny11. Walkin’ My Baby Back Home12. Almost Like Being In Love13. Tennessee Waltz購入リンク:オフィシャルサイト:
2024年03月25日アネット・ベニングとジョディ・フォスター共演のNetflix映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』がNetflix独占配信に先駆け、10月20日(金)より一部劇場にて公開。全国の公開劇場と劇場公開日入りポスターが解禁された。マラソンスイマーを引退して30年、スポーツジャーナリストとして輝かしいキャリアを築いていたダイアナ(アネット・ベニング)だったが、60歳にしてこれまで手の届かなかった夢を叶えたいという思いが膨らむ。それは、“水泳界のエベレスト"ともいわれる、キューバからフロリダまでの約180キロに及ぶ海峡を泳破すること。サメよけのケージを使わずに泳ぎ切るという史上初の快挙を成し遂げるため、ダイアナは親友にしてコーチでもあるボニー・ストール(ジョディ・フォスター)と、献身的なセーリングチームと共に、4年におよぶ波乱に満ちた旅路を歩み出す――。実在のマラソンスイマー、ダイアナ・ナイアドの脅威の挑戦を描いた本作。流れが激しく、サメや猛毒クラゲら危険な生き物たちが生息する危険な海峡泳破に64歳で挑み、世界中に驚きを与えたナイアド。彼女は命をかけてまで泳ぐことを決意したのは、なぜなのか。不屈の闘志に隠された壮絶な人生、そして彼女の決意を支え続けた熱い友情が明かされる。主人公ナイアドを演じるのは、アカデミー賞に4度のノミネート歴を誇るアネット・ベニング(『アメリカン・ビューティー』『20センチュリー・ウーマン』)。アネット・ベニングそして、ナイアドの親友でコーチを務めたボニーには、2度のアカデミー賞受賞を誇るジョディ・フォスター(『タクシードライバー』『羊たちの沈黙』)が扮する。ジョディ・フォスター監督は、本作が初の劇映画となる、アカデミー賞受賞ドキュメンタリー作家コンビ、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン(『フリーソロ』『THE RESCUE奇跡を起こした者たち』)が監督を務める。Netflix映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』は10月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、キネカ大森、kino cinéma 横浜みなとみらいほか一部劇場にて公開、11月3日(金)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月02日カナダの山火事の影響で、ニューヨークの大気汚染が深刻化している。俳優のジョディ・カマーも思わぬ影響を受けた1人だ。水曜日(現地時間)、ブロードウェイでワンマンショー「プライマ・フェイシィ」に出演したジョディは呼吸困難に陥り、上演開始からわずか10分で舞台が中断に。その後、ジョディは降板し代役のダニー・アーリントンが引き継いで最初からやり直したという。ジョディは2022年、ロンドンのウエストエンドでも「プライマ・フェイシィ」に出演し、今年のローレンス・オリヴィエ賞で主演女優賞を手にした。6月11日に開催されるトニー賞でも主演女優賞にノミネートされており、結果待ちの状態だ。ファンから「どうかお大事に」「心配しています」というジョディを見舞うメッセージと共に、「ジョディが体調を崩すようなひどい空気の中で、代役の俳優が演じて大丈夫なものなのか?」「舞台は中止にした方がよかったのでは?」といった声も上がっている。ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は同日、「すべてのニューヨーカーに、可能な限り屋外での活動を制限することを勧めます。特に影響を受けやすい、心臓や呼吸に問題があり呼吸器系の持病がある人、子どもやお年寄りは現時点では室内にいるべきです」とコメントした。(text:cinemacafe.net)
2023年06月08日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデヴィッド・ハーバーと、「キリング・イヴ/Killing Eve」のジョディ・カマーが、ゲーム「アローン・イン・ザ・ダーク」のメインキャラクターを務めることが明らかになった。同ゲームは1992年に発売された同名ゲームのリメイク版で、ジャンルはサバイバルホラー。開発元の「THQ Nordic」によると、対応プラットフォームはPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S。デヴィッドは私立探偵のエドワード・カーンビー役、ジョディはエミリー・ハートウッド役で、プレイヤーはどちらかのキャラクターを選択できる。どちらのキャラクターも同じイベントを体験するが、それぞれが環境に対して異なる反応を示したり、ストーリーにわずかな違いが出るそうだ。周りのキャラクターの2人への対応も変化するという。開発者は「ぜひ2回以上プレイすることをお勧めする」と語っている。数日前には、ゲームの新映像が公開された。そこで聞き、見ることのできるデヴィッドとジョディの声とキャラクターが、ゲームファンに「すごくイイ!」「これは期待できる!」と大好評だ。「アローン・イン・ザ・ダーク」は過去に実写映画化もされ、2005年公開の第1作ではクリスチャン・スレーター、2008年公開の第2作ではリック・ユーンがエドワード役を演じた。(賀来比呂美)
2023年05月31日クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じ、アカデミー賞にノミネートされた現在公開中の映画『スペンサー ダイアナの決意』より、メイキング写真が公開された。10月14日に公開を迎えた本作は、3日間で約3万人を動員し、週末のランキングでは洋画実写動員No.1のスタートを切った。映画のメインロケ地となったのは、イギリスではなく、ドイツにある英国調の古城ホテル「シュロスホテル クロンベルク」。建物内部のシーンの大半は「ノルトキルヒェン城」で撮影された。イギリスでの撮影は、不必要なメディアの注目や余計な詮索が懸念されたため、ドイツで決行することとなったという。今回公開されたメイキング写真では、ダイアナ役のクリステンやクルーが伸び伸びと撮影に励む姿が写し出されている。また、美しい劇中の装飾品や衣装が映画を楽しむポイントとなっている本作。メイキング写真も映画のスチール写真同様、うっとりする出来となっている。プロダクションデザインを務めたのは『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』や『インセプション』のガイ・ヘンドリックス・ディアス。「バッキンガム宮殿が映画の舞台だったら、誰もが見たことがあると思うけれど、サンドリンガム・ハウスに関しては調べることはできても、どんな建物か知っている人は少ない。そのため実物に忠実であることに捉われ過ぎずにセットをデザインすることができた」と説明。「普段現場で私がキャストと関わる機会はほとんどないけれど、本作は今までのどの現場にもなかったとても不思議な感覚があった。クリステンがセットに入って初めて、セットが完成したように感じた」とクリステン演じるダイアナの存在感の大きさに感銘を受けたという。さらに現場では、監督のパブロ・ララインが自らカメラをかまえる姿がしばしばあったそう。ティモシー・スポールはラライン監督について語ったインタビューの中で「パブロは最も素晴らしい監督の一人で、完璧な知識を持って我々俳優から正しい演技を引き出してくれる。そして彼は独創的でもあって、自分で映像や写真を撮ってその中から何かを発見しているみたいなんだ。撮影中、突然自らカメラを構えて撮影しだすんだけど、きっとそれは自分が何を望んでいるのかを理解し、自ら明確に形にできる才能があるからだと思う」と明かしている。本作のスチール写真もほぼラライン監督が撮影したもので、ムービーではなく静止画でも撮影しながら、映画のイメージを膨らませていたことが分かる。『スペンサー ダイアナの決意』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー ダイアナの決意 2022年10月14日より全国にて公開©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED
2022年10月17日先日、ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で第74回エミー賞ドラマ部門主演女優賞にノミネートされた注目女優ジョディ・カマーの初主演舞台となるNTLive「プライマ・フェイシィ」から劇場予告が解禁となった。リドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』に起用され、いま最も旬な女優の1人であるジョディにとって、ウエストエンド・デビューとなった話題の一人舞台「プライマ・フェイシィ」。完売となったロンドンの公演後、2023年春にはブロードウェイデビューを控えている作品。その間に観客が本作を観られるのは映画館だけとなる。「プライマ・フェイシィ」について、ロンドン演劇界では高評価が続出。デイリー・テレグラフ紙は「これ以上驚きのウエストエンドデビューはない」と述べ、ガーディアン紙はジョディの演技を「見事なウエストエンドデビュー」とコメント。「一人芝居の離れ業」(タイムズ紙)、「ジョディ・カマーの舞台デビューは非凡の一言に尽きる」(ザ・ステージ紙)、「ジョディ・カマーは驚異的...大胆不敵で欠点のない演技」(デッドライン)などの絶賛レビューが相次いでいる。その才能が伝わる予告編と場面写真がこの度解禁。ジョディは「キリング・イヴ/Killing Eve」にてすでに第71回エミー賞ドラマ部門主演女優賞を受賞しているが、今年再びのノミネーションにより、ますます注目が高まっている。「プライマ・フェイシィ」は8月5日(金)~【東京】TOHOシネマズ 日本橋、【大阪】大阪ステーションシティシネマ、【福岡】中洲大洋劇場ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:NTLive プライマ・フェイシィ 2022年8月5日よりTOHOシネマズ日本橋、大坂ステーションシティシネマ、中洲大洋劇場ほか全国にて公開
2022年07月16日今年、『スペンサー ダイアナの決意』でアカデミー主演女優賞の候補となり乗りに乗っているクリステン・スチュワートが、A24とタッグを組むことが明らかになった。タイトルは『Love Lies Bleeding』(原題)で、ロマンティックスリラーだという。「The Hollywood Reporter」が報じ、A24も正式に認めた。監督は『セイント・モード/狂信』のローズ・グラス。ウェロニカ・トルフィスカと脚本を共同執筆したオリジナル作品。舞台はボディービルの世界で、クリステンは恋人の女性ボディービルダーを守る主人公を演じる。現在のところ、「エゴ、欲望、アメリカンドリームにあふれるロマンス」を描く予定だという。A24はアンドレア・コーンウェル&オリヴァー・カスマン(『セイント・モード/狂信』)とともに製作を担当する。また、『ラストナイト・イン・ソーホー』の製作会社のFilm4が開発し、A24と共同出資する。A24はツイッターで「ボディはビルト(作られる)され、マインドは壊される。クリステン・スチュワート主演、ローズ・グラスの新しいスリラーがまもなくやってきます」とコメントしている。映画ファンは「待っていました!ついにクリステンがA24の作品に!」「グラス監督の『セイント・モード』は最高傑作だよ。次の作品を待っていた。待つ価値があったね」「楽しみ。待てない」などの声を寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スペンサー ダイアナの決意 2022年秋、全国にて公開©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED
2022年04月14日クリステン・スチュワートが『Love Lies Bleeding』に主演することがわかった。監督は『セイント・モード/狂信』のローズ・グラス。脚本はグラスとウェロニカ・トフィルスカが共同執筆した。ストーリーや設定はわかっていないが、ロマンチックスリラーとのことだ。製作はFilm 4とA24。スチュワート以外のキャスティングはわかっていない。グラスはイギリス人の女流監督。『セイント・モード〜』で英国インディペンデント映画賞の新人監督賞を受賞した。スチュワートは、ダイアナ妃を演じた『スペンサー ダイアナの決意』で今年のオスカー主演女優部門にノミネートされている。文=猿渡由紀
2022年04月14日クリステン・スチュワートとニコール・キッドマンが、「Variety」誌の「Actors on Actors」で対談した。2人は2002年の『パニック・ルーム』(デヴィッド・フィンチャー監督)で、母娘役で共演予定だったが、ニコールがけがによって降板。母親役をジョディ・フォスターが引き継いだという過去がある。当時について、「何年も前に共演するはずだったんですよね。デヴィッド・フィンチャーが『オー・マイ・ゴッド。(あなたのことを)最高の女優を発見したよ!』と言っていたのを覚えています。私はけがをして、あなたのママを演じられなくなってしまったけど」とふり返るニコール。「私は10歳でした。あなたと何週間かリハーサルを一緒にして。とても鮮明に、記憶に残っています。あなたは子どもへの接し方がすごく上手で、仲良くなれた気がしました。たった2、3週間のことだったけれど、『彼女は私の友だち!』って思えました。クリスマスにウォーキートーキーをくれましたね」とクリステンはニコールとの大切な思い出を明かす。今年は、『愛すべき夫妻の秘密』でルシル・ボールを演じたニコールとともに、『スペンサー』のダイアナ妃役で第94回アカデミー賞の主演女優賞の候補になることが予想されているクリステン。ニコールは「あれから数十年後のいまも、私たちは(俳優業で)頑張っていますね。あなたは素晴らしい。フィンチャー監督は正しかった。彼はいつも正しい」とクリステンの成長を喜んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:スペンサー(原題) 2022年、全国にて公開©Pablo Larraín
2022年01月28日注目俳優ジョディ・カマーが、リドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』のあるキスシーンの裏側について語るインタビュー映像がシネマカフェにて解禁となった。舞台は14世紀末、フランスで法的に認められた最後の決闘裁判を描く本作。かつて友人同士であったカルージュ(マット・デイモン)とル・グリ(アダム・ドライバー)が生死を賭けて真実を巡る戦いに挑み、歴史家たちに“世紀のスキャンダル”とまでいわれるセンセーショナルな事件の真相に、圧巻の演出とスケールで迫る。当事者3人の視点から描かれる本作の構成は、黒澤明監督『羅生門』に影響を受けたといわれている。今回の独占映像は、『フリー・ガイ』での好演も記憶に新しいジョディ・カマーが語るインタビュー映像。夫カルージュにとっては宿敵、アダム・ドライバー演じるル・グリとの初対面で交わす「激しくときめくようなキス」をなるべく自然に演じるために、固定観念を持たずに演技に挑んだとジョディは語っている。「両極端の感情が湧く」絶妙なシーンは、まさにジョディの演技力が試される屈指の場面となっている。『最後の決闘裁判』は先行デジタル配信中、2022年1月26日(水)よりブルーレイ+DVDセット発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年12月19日音楽界の重鎮、ロッド・スチュワート(76)がTimes Radioの番組に出演し、ワクチンに関する持論を展開した。ホストを務めるジャーナリストのジョン・ピアナーが新型コロナウイルスの話題を持ち出し、「このウイルスについて考えるのに、かじりついてニュースを見聞きする必要はありませんよね。あなたはワクチンを3回とも打ったんでしたっけ」と水を向けると、スチュワートは追加接種を含めて接種済みであることを認めた。その後、「ワクチンを打とうとしない人を見たとき、どう思います?私は腹が立つんですが、あなたは?」とピアナーが聞くと、スチュワートはこう答えた。「そうだね。本当に怒りを覚えるよ。特にアメリカでは、(反ワクチン派の人々が)ワクチンを受けないことを『私の権利だ』『自分たちの自由だ』とか言ってるだろ?大間違いだね。なぜなら、あんたたちは殺人者であると同時に、(ウイルスに)殺される可能性だってあるからだ。死ぬほど単純なことだろ」スチュアートは続けて、「オーストリアだっけ?接種を義務化してる国があったよね」と触れると、ピアナーは「イギリスもそうすべきだと?」と返した。だがこれには、「人にはいろいろな考え方があるから、ここでその話はしたくない。でも、俺はワクチン接種を強く勧めるよ。妊娠中の女性が躊躇するのは理解できるけどね」と述べるにとどめた。そんなスチュワートは、今年のクリスマスは自宅でパーティーをするという。もちろん、PCR検査とワクチン接種は必須だそうだ。
2021年12月03日クリステン・スチュワートが、人気ラジオ番組「ハワード・スターン・ショー」出演し、2019年から交際している脚本家のディラン・マイヤーと婚約したことを発表した。クリステンは「私たちは結婚するんだ。本当にね」とハワードに話し、「(彼女から)プロポーズをしてもらいたかったものだから、そうしてもらえるように一生懸命がんばったと思う。で、彼女はうまくやってくれた。すごくキュートでとてもいい感じに」とプロポーズについて詳細を明かした。結婚式については、「食べ物がめちゃくちゃ大事。花とかそういうものはどうでもいい。食べ物が完璧であるべき。最高のリーバイス(のデニム)に、タキシードがプリントされていて、でもカットオフっていうTシャツを合わせたいな。(足元は)裸足で。(カリフォルニア州の)トパンガみたいなところで結婚したい。リラックスして、すごくくつろいだ感じの式がいい。彼女が私のニセモノのタキシードTシャツを見たときに、笑いが止まらないような」と具体的なイメージを語った。「結婚式というのは、みんなを集めてみんなの前で『愛している』と言うための最大の口実に過ぎない」とのことで、バージンロードを歩くようなことは望んでいないという。「誓いを交わしたら、その後はパーティー!」とカジュアルな式を思い描いているようだ。(Hiromi Kaku)
2021年11月03日ジョディ・フォスターやベネディクト・カンバーバッチ、タハール・ラヒムらの実力派が共演した話題作、衝撃の実話を基にした『モーリタニアン 黒塗りの記録』より、面会室での緊迫の心理戦を映した本編映像が解禁となった。この度解禁された映像は、ナンシー弁護士(ジョディ・フォスター)がたった一人でモハメドゥ(タハール・ラヒム)と面会する場面。まさかモハメドゥが拷問され自白を強要されたとは知らないナンシーは、テロリストを見るような疑念の眼差しでモハメドゥと対峙する。当のモハメドゥは拷問された事実を知られることを恥じており、非道な取り調べが行われた事実を監視の目が光る場所で話すことを恐れてもいる。そのため、どのような取り調べが行われたのかを明らかにしないばかりか、話をそらして苛立ちを口にし、ナンシーを“口撃”する。ナンシーとモハメドゥは「冗談じゃない、自分の首を絞める行為だ」「真実を知らないと弁護できない」「なにを言ったって無意味だ。俺はここで死ぬんだ!」「これこそが私の人生。あなたのような人を助けている」などと自らの人生とプライドをかけて言い争う。この魂のぶつかり合いとも言える心理バトルは、フォスターに二度目のアカデミー主演女優賞をもたらした『羊たちの沈黙』でのクラリス VS レクター博士の対峙シーンに勝るとも劣らない緊迫感がある。鬼気迫る空気感を生み出すためにフォスターとラヒムは事前打ち合わせもなく、演技プランなしで当該シーンに臨んだという。ラヒムはこのシーンの撮影について「とても奇妙で不思議な時間だったよ。脚本どおりに演じるのとは違い、感情のままに動いてそれに相手が反応する。ただその瞬間に身を置き何かを作り出す。相手役がジョディで本当に幸運だったよ」とふり返っている。ゴールデングローブ賞ノミネート&受賞もうなずける面会室バトルに注目して欲しい。『モーリタニアン 黒塗りの記録』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モーリタニアン 黒塗りの記録 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月27日20年以上の芸歴を誇り、多数の作品に出演してきたクリステン・スチュワートが、その中で「本当に素晴らしい映画は5本」と考えていることを明かした。クリステンは、「45本か50本の映画に出演してきたけれど、本当によかった映画というのは多分5本」と「The Sunday Times」誌に語った。気になるその5本のうち、クリステンは『アクトレス~女たちの舞台』と『パーソナル・ショッパー』の2本を挙げた。どちらもオリヴィエ・アサヤス監督作。自身が「成功した」と思えない映画に出演したことに対しては「後悔していない」というが、「2、3本の映画については(出演することに)『イエス』と言ってしまったことを後悔している。結果についてではなく、(その経験が)おもしろくなかったから」と率直な気持ちを述べている。クリステンにとって最も苦痛なのは「撮影中にこれはおそらくひどい作品になるだろうとわかっていながら、最後まで気を引き締めてやっていかなきゃならないこと」だという。その苦痛だった作品のタイトルは明かさなかったが、デートに例えてこんな風に語った。「だれかとデートをし始めて『わー、私たち一体なにをやっているんだろう』と思っても、それが映画を観ている最中だったらその場でただ別れるわけにはいかないでしょう?」と。(Hiromi Kaku)
2021年10月26日第78回ゴールデン・グローブ賞にてジョディ・フォスターとタハール・ラヒムが俳優部門2部門のノミネートを果たし、ベネディクト・カンバーバッチがプロデューサーとしても名を連ねる実話の映画化『モーリタニアン 黒塗りの記録』。この度、ケヴィン・マクドナルド監督をはじめ、メインキャストたちやモデルとなった本人たちが本作についてふり返る特別映像が解禁となった。今回解禁する特別映像では、本編映像を交えながらジョディ、タハール、ベネディクトやケヴィン監督らが主要キャラクターや大まかなストーリーを紹介・解説し、作品の成り立ちや背景を教えてくれる。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に選ばれた『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』(99)や、実在のウガンダの独裁者を描き、フォレスト・ウィテカーがアカデミー賞主演男優賞に輝いた『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)などで知られるケヴィン監督は、「この話を知ったのはモハメドゥ(・ウルド・スラヒ)の手記が出た時だ」と企画の出発点を明かし、ベネディクトは「政治・法廷スリラーだ」と口にする。モハメドゥを演じたタハールも「無実の罪を着せられた男の物語だ」と紹介し、ジョディは「ある有能な女性が彼を弁護し愛するようになる」とストーリーの基本ラインを解説する。一方、モデルとなったモハメドゥ・ウルド・スラヒ氏本人は「映画がドラマチックでも、事実は映画より奇なり」と事実の重さを口にしながら、「本当に夢のような配役」と喜ぶ実際のナンシー弁護士。そんなモハメドゥ氏について、シャイリーン・ウッドリーは「モハメドゥに会うと力強い精神を感じる」と対面をふり返った。「どの立場もきちんと公平に描きたい」と演じる責任を口にするのはジョディだ。ケヴィン監督は「今こそ人間らしさと他者の論理を尊重すべき時」と本作を製作した意義を語る。そして、劇中のモハメドゥは真っすぐとした眼差しで「やってもいない罪で責められ続けた。だが許そうと思う。許したい」と訴えている。アメリカ政府が“黒塗り”にして隠したかった記録と記憶に、本作では迫っていく。『モーリタニアン 黒塗りの記録』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モーリタニアン 黒塗りの記録 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月24日クリステン・スチュワート主演、ダイアナ元皇太子妃の人生を変えたクリスマス休暇が描かれる映画『スペンサー』(原題)が、現在開催中の第78回ヴェネチア国際映画祭(~9月11日)コンペティション部門でワールドプレミアとなり、公式上映とともに記者会見が現地時間9月3日(金)に行われた。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』で第73回ヴェネチア映画祭脚本賞を受賞、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞主演女優賞ノミネートに導いたチリのパブロ・ラライン監督。同映画祭では常連なだけに、本作でも受賞に期待がかかる中、すでに各メディアでのレビューも高く、「ザ・ガーディアン」「ザ・テレグラフ」はともに5つ星、「フィナンシャル・タイムズ」は4つ星。特にクリステンの演技への評価が集まり、「スリリングで勇敢で魅惑的な作品でクリスティンは見事にダイアナである」「クリステンは今年、最も煌びやかな変身を成し遂げた」「クリステンの演技は完璧」と評されている。約5分間のスタンディングオベーション<公式上映>メイン会場のサラ・グランデ前のレッドカーペットに主演のクリステン・スチュワートは、リボンベルトがポイントのペパーミント・グリーンの「シャネル(CHANEL)」のスリップ・ドレスに、同素材の細身のパンツを合わせた可憐なコーディネートのドレスアップで登場。タキシード姿のパブロ・ラライン監督と共に詰めかけたカメラマンたちの前でフォトコールに応じた。今年はコロナの感染対策を考慮し、一般観客の密を避けるためにレッドカーペット前には高い壁が設置され、クローズドで行われたレッドカーペットセレモニー。場外にあるモニターにレッドカーペット場のクリステンやラライン監督の姿が映し出されると大きな歓声が上がるなど注目の高さを感じさせた。映画祭ディレクターのアルベルト・バルベラ氏のエスコートで、1席空けながら満席のサラ・グランデ(1,200席)に入った2人は大きな拍手とともに迎えられ、会場には、今年のコンペ部門の審査員長である韓国のポン・ジュノ監督、同じく審査員で去年、『ノマドランド』で金獅子賞を受賞したクロエ・ジャオ監督も姿を見せた。コミカルなシーンは時折笑いが起こり、またサスペンスフルなシーンでは息を飲むような緊張感が走るなど、観客が集中している様子を感じさせる上映となったよう。エンドクレジットが流れ、場内が明るくなるや否や「ブラボー!」という声と共に拍手が起こり、スタンディングオベーションは約5分間続いた。クリステンとラライン監督も歓声に応え立ち上がり、普段はクールであまり表情を崩さない印象のクリステンが、恥ずかしそうにしながらも満面の笑顔で観客に応える姿が印象的だった。「彼女は本当に光輝くように飛び抜けた存在」とクリステン<記者会見>クリステンは、アイコニックな女優ジーン・セバーグを演じた『セバーグ』がプレミア上映された第76回以来、2年ぶりのヴェネチア映画祭参加。会見冒頭、司会者から「なぜ、ダイアナというテーマを選んだのか」という質問に対し、ラライン監督は「私の母に気に入ってもらえる映画を作りたいと思っていました。ダイアナは著名で美しさにあふれたアイコンでしたが、同時に彼女は母親でもあり、私の母のような普通の人々に深く共感させる力をもった人でした。非常に恵まれた環境に生まれ、貴族出身の人が、なぜあれほどまでにごく普通の人物でいられたのかに、私は長年興味があったんです」と応じる。クリステンも、監督の言葉を引き継ぎ、ダイアナの人々の心に訴えかける力について「彼女の生まれ持った力。この世界には、突き抜けたエネルギーを持っている人がいますから」と回答。「ただ、彼女がどんなにカジュアルで魅力的であったにも関わらず、孤独で寂しい思いをしていたことが、本当に悲しい。人に喜びを与える代わりに、心の中では嫌な思いをしている。人とのつながりを心から欲し、エネルギーを惜しみなく使っている…歴史上、そのような人はいなかったでしょう。だから、彼女は本当に光輝くように飛び抜けた存在となったのだと思います」とダイアナの魅力的な人となりについて触れた。さらに、「誰もが彼女のことを知っているような気がするのは、それが彼女の才能だからであり、親しみやすく、彼女が自分の友達や母親のように感じられるところに、彼女の美しさがありました。しかし皮肉なことに、彼女は心の内を知ることができない人物であり、心の底では孤独になりたくない人物だったのです」ともコメント。通常の伝記映画と異なり、ダイアナが離婚を決意する1991年の3日間に焦点を当てた構成としたことについて、監督は「彼女の長い人生を振り返るのではなく、大きな危機に瀕した瞬間を選べば、彼女の本質にうまく迫ることができるのではないかと思った」と、その意図を明かした。また、ダイアナと同様にパパラッチの標的となってきたクリステンだが、セレブリティの私生活をスクリーンで見せることについて聞かれると、「他人の私生活に立ち入ることと、芸術が世界にもたらす多様性には違いがあります。この映画は何か新たな情報を提供するわけではありません。この映画の狙いは人々の間にある溝を埋めることにあると思います。仮にもし誰かが私についての映画を作ることがあったとしても、私は盗用されたとか、何かが奪われたとは思わないと思います」と本作への誇りを滲ませていた。映画『スペンサー』(原題)は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー(原題) 2022年、全国にて公開©Pablo Larraín
2021年09月06日クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じる『スペンサー』(原題)、そして、その生涯を紡いだドキュメンタリー映画『ダイアナ』(原題)が没後25年となる2022年、公開されることが決定した。1997年8月31日、突然の交通事故でダイアナ元皇太子妃が亡くなる…というニュースは世界中を駆け巡った。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生きざまは、いまなお人々に注目され愛され続けている。ダイアナ元皇太子妃の人生を変えたクリスマス休暇『スペンサー』物語は、1991年12月。週末をロイヤルファミリーたちと過ごすためにエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスを訪れたダイアナ。チャールズとの離婚を決意し、家族と過ごした最後のクリスマス休暇が描かれる。クリステン・スチュワートダイアナを演じるのは、クリステン・スチュワート。さらに、チャールズ皇太子役には「風の勇士 ポルダーク」ジャック・ファーシング、そのほか『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディを描いたパブロ・ラライン。2021年、第78回ヴェネチア国際映画祭(9月1日から開催)コンペティション部門でワールドプレミアとなり、トロント映画祭への出品も決定している。ヴェネチアの金獅子賞争いはもちろんのこと、今年から来年の映画賞レースに絡んでくる重要作品として、各メディアでの話題性も高い。全米公開は2021年11月5日予定。アーカイブ映像、未公開フッテージで紡ぐドキュメタリー映画『ダイアナ』エド・パーキンズ監督(Netflix『本当の僕を教えて』)による本作は、過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構成され、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じるように構築。ダイアナを扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は日本では初となる。製作陣はダイアナを通じて、「イギリス王室ばかりでなく、より広い社会にパワフルな影響力を持っていたこの複雑な女性を出来る限り正直に描きたいのです。それはダイアナと王室、そしてダイアナと私達皆といった関係を描いたとても個人的で人間的な話ということになります」と語っている。世界公開は2022年予定。Netflixオリジナルドラマシリーズ「ザ・クラウン」も高い人気を得ている、在りし日のダイアナ。彼女の魅力、そして死の真相が、彼女の死後25年を経て紐解かれる。『スペンサー』(原題)『ダイアナ』(原題)は2022年、日本公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー(原題) 2022年、全国にて公開©Pablo Larraín
2021年08月30日木曜日(現地時間)、クリステン・スチュワートが演じる故ダイアナ妃の物語『Spencer』(原題)の予告編がついに公開された。数か月前からすでにクリステンが扮するダイアナ妃の姿画像で公開されていたが、“動く”ダイアナ妃が見られるのは今回の予告編が初めて。見た目の役作りについては「そっくりすぎて2度見した!」「これは期待できる!」などの称賛の声が寄せられていたが、クリステンといえばやはり『トワイライト』シリーズのベラ役のイメージがいまだに強く、「本当にダイアナ妃を演じられるの?」という心配の声も上がっていた。しかし、予告編によってその不安は払しょくされ、「クリステンはオスカーを獲りにいくね」「ノミネートは確実!」と早くもオスカーの話が持ち上がっている。1分強の予告編の中で、“ダイアナ妃”のセリフは「They don’t.」という短い短文だけ。しかし、アメリカ人であるクリステンがイギリス英語のアクセントを完全にマスターし、本物のダイアナ妃と同じように話している姿に「完璧!」「素晴らしい。ずっと聞いていたい」とイギリスの人たちにもお墨付きをもらっている。また、ほかのシーンはセリフがなくても「ダイアナ妃をしっかりとらえている」という表情や演技に高い評価が集まっており、映画公開の前から多くのファンを獲得したようだ。『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末が描かれる。9月にヴェネチア国際映画祭で世界初上映が決定している。(Hiromi Kaku)
2021年08月27日7月6日から開催される第74回カンヌ国際映画祭で、ジョディ・フォスターが名誉パルムドールを受賞することが発表された。ジョディが初めてカンヌ国際映画祭に出席したのは1976年、『タクシードライバー』がパルムドールを受賞したとき。実に45年も前のことだ。ジョディは名誉パルムドールを受賞することになり、「カンヌには、とても恩を感じています。私の人生を変えてくれましたから」「カンヌが私のことを評価してくださったことを、とてもうれしく思います」とコメント。カンヌ国際映画祭のピエール・レスキュール会長は、「カンヌ国際映画祭がクロワゼット大通りに帰ってきます。そこにジョディ・フォスターが祝福に訪れてくれることは、私たちにとって素晴らしいギフトとなります」と語っている。これまでの名誉パルムドール受賞者には、ウディ・アレン、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴ、クリント・イーストウッド、ベルナルド・ベルトルッチ、アラン・ドロンらがいる。ファンは「名誉パルムドールは、ジョディにふさわしい賞」「もはや伝説の人」「素晴らしい女優」「いつだって良い作品を作ってくれる」とジョディを称賛し、祝福している。ジョディは7月6日、映画祭のオープニングセレモニーに登場予定。(Hiromi Kaku)
2021年06月03日『Spencer』(原題)から、ダイアナ妃に扮したクリステン・スチュワートのセカンドルックが公開された。前回公開された画像は顔を斜めに傾け流し目気味なダイアナ妃の姿に、「本当のダイアナ妃の写真かと思った」「思わず2度見した」など2人のそっくりぶりに驚きの声が上がっていた。今回は真正面から撮影した、わずかに笑みを浮かべるクリステン/ダイアナ妃の姿なのだが、2人が似ているかについては、意見が割れている。「そっくり」と言う人もいれば、エマ・ワトソン、エリザベス・バンクス、リース・ウィザースプーン、カミラ夫人などに似ているという人も。共通しているのは「クリステン本人の面影はない」ということ。『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末について描く作品で、撮影は終盤に差しかかっているという。このたび、チャールズ皇太子を演じる俳優は、ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)であることが発表された。そのほか、キャストにはサリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)、ティモシー・スポール(『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役)、ショーン・ハリス(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)ら。(Hiromi Kaku)
2021年03月26日リドリー・スコットが監督する『Kitbag』に、ジョディ・カマーが出演することになりそうだ。ナポレオン・ボナパルトの伝記映画で、主演にはホアキン・フェニックスが決まっている。カマーの役は、ナポレオンの最初の妻ジョセフィーヌ。カマーは、昨年末に撮影を終えたスコットの『The Last Duel』にも出演している。スコットは、この映画でのカマーの演技に感心し、早速次の役をオファーしたようだ。スコットはこの次に犯罪スリラー『House of Gucci』を撮影する予定で、『Kitbag』はその後になる。『House of Gucci』には、レディ・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジャレド・レトらが出演する。文=猿渡由紀
2021年03月03日『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワートと『ターミネーター:ニュー・フェイト』のマッケンジー・デイヴィスが恋人役で豪華共演した『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』(原題:Happiest Season)から、新たなキーアートが公開された。レズビアンカップルが主役のロマンティック・コメディ映画としてアメリカで話題となり、米Huluではオリジナル映画のストリーミング初週実績で歴代1位の視聴記録を樹立。日本でも、SNSには日本上陸を待ち望む声が多く投稿され、大きな注目を集めていた本作。恋人の家族に初めて会うときは大変なもの。恋人ハーパー(マッケンジー・デイヴィス)の実家に向かうアビー(クリステン・スチュワート)は、プロポーズを計画していた。しかし当日、ハーパー自身がレズビアンであることや2人の関係を家族に隠していると知る。想定外の事態で家族との初めての対面は、ますます大変なものに!さらに滞在中、アビーは彼女の家族や友人との交流を見て、自分が思っていた人とは違うのではないかと疑問を持ち始める…。初めて会う家族に認めてもらいたい、自分に正直でありたい、そんな様々な思いを家族それぞれが抱えながらも、クリスマスに家族が集まってくる――。アビー役をLGBTQ+のアイコンとなっているクリステン、その友人ジョン役をゲイを公表している「シッツ・クリーク」のダニエル・レヴィ、さらに監督及び共同脚本はプライベートでレズビアンをカミングアウトし、『アルゴ』「アメリカン・ホラー・ストーリー」など女優としても知られるクレア・デュヴァルが務めた。恋愛関係、夫婦関係、家族への本音など、それぞれが抱える秘密が次々と明らかになっていくホリデーは見逃せない。『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』は3月3日(水)よりデジタル配信開始。発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハピエスト・ホリデー私たちのカミングアウト© 2020 TriStar Productions, Inc. and eOne Features LLC. All Rights Reserved.
2021年02月20日クリステン・スチュワート主演『アンダーウォーター』が、本日9月2日(水)よりデジタル配信スタートした。海面下約11,000m。海底研究所でエンジニアとして働くノラは、大地震に遭遇。その衝撃で壁が崩壊し、水が激しい勢いで吹き出し、研究所は破壊的な損傷を受けてしまう。なんとか生き残ったノラたちは、潜水服を着て近くの中間基地まで避難することを決める。そんな中、地震の影響で深海に潜む得体の知れない生物を呼び覚ましてしまう…。本作は、深海で巻き起こる未知の生物との戦いを描いた、SFパニック・スリラー。クリステンが演じるのは、海底研究所で機械系エンジニアとして働くノラ。海底シーンでは、約60キロもの気密服で堂々とアクションをこなし、役作りで坊主頭で登場するなど、新たな魅力を覗くことができる。クリステンのほかにも、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセル、『デッドプール』シリーズのT・J・ミラー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのジェシカ・ヘンウィック、『10 クローバーフィールド・レーン』のジョン・ギャラガー・Jrらが出演している。配信では、字幕版と日本語吹き替え版が製作。ボーナス・コンテンツには、基地からの脱出シーンや海底ウォークシーンなどのロング・バージョン&未公開シーン集をはじめ、劇中では描かれなかった「もうひとつのエンディング」や、キャストとスタッフが語る「製作の舞台裏」などが収録されている。『アンダーウォーター』は9月2日(水)よりデジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2020年09月02日クリステン・スチュワートが『Spencer』に主演することがわかった。ダイアナ妃の伝記映画で、彼女が英国王室を去ることを決意するクリスマス休暇に焦点をしぼるもの。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』のパブロ・ラライン、脚本は『イースタン・プロミス』『完全なるチェックメイト』のスティーブン・ナイト。撮影は来年開始の予定。スチュワートは昨年プレミアされた『Seberg』でジーン・セバーグを演じている。次回公開作はコメディ映画『Happiest Season』。文=猿渡由紀
2020年06月18日クリステン・スチュワートが映画『Spencer』(原題)の主演に決定。故ダイアナ妃を演じることになったという。「Deadline」など複数のメディアが報じた。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン。「クリステンは今日の素晴らしい俳優の1人。彼女はいろんなことができる。すごく神秘的だったり、もろさを醸し出したり。突き詰めていくとそこには力強さがある。まさに私たちが求めていたことなんだ」とクリステンをキャスティングした理由を明らかにしている。また、『Spencer』のメガホンを取ることへの興奮も。チリ出身のラライン監督は、「ロイヤルファミリーにはいつも興味を持っていたし、魅力を感じていた。私が生まれ育った地にはないものだから。ダイアナ元妃は本当にパワフルなアイコン。女性だけでなく、世界中の何百万人もの人たちが、彼女の人生に共感を抱いた」と王室とダイアナ元妃への想いを語った。映画では「彼女が、チャールズ皇太子に出会う前の自分に戻りたいと決断するまでの物語を描く」という。具体的には、ダイアナ元妃がサンドリンガムに滞在中、チャールズ皇太子との結婚に終止符を打つと決める1990年代のクリスマス休暇の3日間が描かれる。脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイトが手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年06月18日6月1日(月)のテレビ東京「午後のロードショー」に、2度のアカデミー賞に輝くジョディ・フォスターが主演、製作総指揮も務めたサスペンスムービー『ブレイブ ワン』が登場する。ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティーを務めるエリカ・べイン(ジョディ・フォスター)は、婚約者のデイビッド(ナビーン・アンドリュース)との挙式を控え充実した毎日を過ごしていたが、ある日、愛犬を連れ訪れたセントラル・パークで3人の暴漢に因縁をつけられ暴行されてしまう。数週間後、ようやく目覚めたエリカを待っていたのは、デイビッドの死という受け入れ難い事実。心身共に深い傷を負い、恐怖心で愛するニューヨークの街を歩けなくなったエリカは、護身用にと拳銃を購入する。ある夜、コンビニで殺人現場に出くわしたエリカは、犯人に向けて護身用の銃を発砲、射殺してしまうがエリカは不思議な安堵感に包まれる。その後、地下鉄内でチンピラ2人に絡まれた際は迷わず2人を射殺。どちらの事件も撃ち殺されたのが前科者だったため、世間はこの射殺を勇気ある自警行為として受け止め“処刑人”と呼ぶようになる。そして“処刑人”を追っていたニューヨーク市警のマーサー刑事(テレンス・ハワード)は、エリカのラジオ番組のリスナーだったことから2人は知り合うことに…というストーリー。13歳にして『タクシードライバー』で世界を驚愕させ、『告発の行方』と『羊たちの沈黙』でアカデミー主演女優賞を受賞すると、リアルな科学考証で異星人との邂逅を描いた『コンタクト』や飛行中の旅客機で子どもを奪われた母親を演じた『フライトプラン』など様々な作品に出演してきたジョディ・フォスター。主人公・エリカに疑いの目を向けるニューヨーク市警のマーサー刑事には『アイアンマン』『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのテレンス・ハワード。監督を務めたのは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ビザンチウム』などの作品で知られる鬼才ニール・ジョーダン。ジョディ・フォスターは女優としてだけでなく監督としても『リトルマン・テイト』などを手掛け、さらにはプロデュース業にも進出。本作はそんな彼女が主演、製作総指揮を務めた一作だ。“処刑人”となったエリカは正義なのか?悪なのか?社会派サスペンス『ブレイブ ワン』は6月1日(月)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠で放送。(笠緒)
2020年06月01日クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカの新生“エンジェル”たちによる『チャーリーズ・エンジェル』が、早くも4月29日(水・祝)よりブルーレイ&DVD&デジタル配信で同時リリースされることが決定した。2000年、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューら人気女優が集結し、初の映画版として公開された『チャーリーズ・エンジェル』。そのパワフルなキャラクターたちが世界中から圧倒的支持を得て大ヒット。続く2003年に公開された続編『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』はデミ・ムーアも出演して大きな話題となり、2作品の世界興行収入は5億ドルを超える大ヒットを記録。女性が活躍するアクション映画の代表作となった本シリーズは、2020年、世代も時代設定も一新し、新たなるエンジェルたちが誕生した。クリステン・スチュワート×ナオミ・スコット×エラ・バリンスカ豪華競演新世代のチャーリーズ・エンジェルとして選ばれたのは、「シャネル(CHANEL)」のミューズであり、日本でも人気の実力派クリステン・スチュワートと、『アラジン』のジャスミン役で大ブレイクしたナオミ・スコット、そして「カルティエ(Cartier)」のアンバサダーであり、抜群のスタイルを誇るイギリス出身の新鋭女優エラ・バリンスカ。さらに、監督・脚本を務め、自らもエンジェルたちのボスとして出演するのは『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどで知られるエリザベス・バンクス。そんな女性エージェントが活躍する本作は、激しい銃撃戦にカーアクション、スカイダイビングと、“チャーリーズ・エンジェル”たちのアクションシーンは見応え満載。さらにスタイリッシュな頭脳戦にも注目。また、主題歌はアリアナ・グランデ、マイリー・サイラス、ラナ・デル・レイの3人の世界的歌姫による初コラボ楽曲「Don’t Call Me Angel」。58の国と地域のiTunesチャートで1位を獲得、ミュージック・ビデオは1億4千万回以上再生されている。アリアナはサウンドトラックの製作総指揮も務めている。ブルーレイには未公開シーンやNGシーン、製作の舞台裏に迫るメイキング映像、キャスト&スタッフの貴重なインタビューなど、ファン必見の映像特典を収録する。『チャーリーズ・エンジェル』は4月29日(水・祝)よりブルーレイ&DVD&デジタル配信同時リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリーズ・エンジェル(2020) 2020年2月21日より全国にて公開
2020年04月10日『チャーリーズ・エンジェル』の日本公開も控えるクリステン・スチュワートと、『マリッジ・ストーリー』でついにアカデミー賞を受賞したローラ・ダーンの二大女優が豪華共演を果たす『ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏』。この度、架空の天才少年作家がどのように出来上がっていったのかが分かる本編映像の一部が解禁された。2000年代に一大スキャンダルとして報じられた、ふたりの女性が創り上げた架空の美少年作家J・T・リロイの“嘘のような本当の話”が紐解かれる本作。この度、解禁されたのは、のちに時代の寵児となる美少年作家という架空のキャラクター、J・T・リロイがどのように出来上がっていくかが分かる本編映像。クリステン演じるサヴァンナが胸にさらしを巻きながら、J・T・リロイになる練習をするシーンも描かれている。ローラ演じるローラ・アルバートの指導の下、最初はあまり乗り気じゃなかったものの、そのしゃべり方や声のトーンをテープを聞きながら復唱していくサヴァンナ。サヴァンナが繰り返す「時にウソは真実を超える」というセリフは、のちに大きな意味合いを持ち、ブーメランのようにサヴァンナとローラに戻ってくる。さらにサヴァンナだけでなく、ローラも、兄ジェフ(ジム・スタージェス)もそれぞれに“誰か”を演じていることが明かされる重要シーンとなっている。『ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏』は2月14日(金)よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏 2020年2月14日よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて公開© 2018 Mars Town Film Limited
2020年02月12日世代も時代設定も一新、ナオミ・スコット、クリステン・スチュワート、エラ・バリンスカが新たなエンジェルたちに扮した映画『チャーリーズ・エンジェル』より、クリステン演じるサビーナの誘惑シーンを映し出す映画冒頭シーンが到着した。世界各地に拠点を置き、平和を見守る天使=“エンジェル”として隠密に活動している<チャーリーズ・エンジェル>。今回到着した映像では、エンジェルたちの中でもずばぬけた美貌と意志の強さを感じさせる瞳で相手を悩殺する変装のプロ、サビーナがその魅力を見せつける。今作では、ショートヘアスタイルで登場しているサビーナだが、今回のシーンでは長く波打つブロンドヘア姿で、高層タワーの一室でハンサムなアジア系の男性と見つめあう…。相手に近づき誘惑するサビーナは、うっとりとしているようにみせかけながら、カーテンを相手に巻き付け両手を縛り、美脚でがっちりホールド!親密な遊びだと見守っていたボディガードたちも、彼女に向かって一斉に銃を構えるが、すでに後ろにはジェーン(エラ・バリンスカ)の姿が。あらゆる武器を自在に操る元MI6のジェーンの早業に思わず見惚れてしまう。『チャーリーズ・エンジェル』は2月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:チャーリーズ・エンジェル(2020) 2020年2月21日より全国にて公開
2020年02月07日クリステン・スチュワートがアメリカ文壇に彗星のごとく登場し、時代の寵児となった美少年作家を演じた『ふたりのJ・T・リロイベストセラー作家の裏の裏』。この度、一大スキャンダルを巻き起こした、“嘘に基づく”実話に迫った予告編が解禁された。“嘘のような本当の話”がいま、ここに紐解かれる!クリステンとローラ・ダーンの二大女優が豪華共演を果たし、時代の寵児となった1人の作家J・T・リロイの“真相”に迫っていく本作。この度解禁する予告編では、架空の作家J・T・リロイをつくり出したローラと出会ったサヴァンナ(クリステン)が、次第に自我に目覚め、J・Tと一体化していく様がスリリングかつドラマティックに描かれる。サヴァンナが女性と気づかれないよう、胸にさらしを巻き、美少年へと変貌を遂げるシーンも!カンヌをはじめ世界中を騙していく中で、やがて嘘がバレ、徐々に追い込まれてゆく“ふたりのJ・T・リロイ”。「もう演じるのは疲れた」と打ち明ける“操り人形”のめざめも収められ、見どころ満載の予告編となっている。『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』は2020年2月14日(金)よりシネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月26日